エロエロアザラシ。
前日に古賀新一の漫画について書いたら、なぜか思い出したのが冒頭の言葉。正確にはアザラシではなく、オットセイ。
スメ[ツ新聞や昔のHな漫画雑誌に掲載されていたスケベな漫画でした。男性器をオットセイに見立てて表現してのけた、おかしな漫画でした。直接、性器を描くことができないことから生まれたアイディアでしょうが、未だ忘れずにいるから凄い。
おそらく実写で描けば、相当にいやらしい場面なのでしょうが、男性器をオットセイにして表現すると、笑ってしまうぐらいコミカルになってしまう。十代の思春期真っ盛りの私でさえ、この漫画で欲情したことはないです。でも掲載されるのは未成年お断りのはずのH雑誌か、スメ[ツ新聞のスケベ欄だけ。
坊主あたまの主人公が着物を着ていたせいもあって、あの当時でさえある種のノスタルジアを感じさせる画風でしたが、やはりあのオットセイのインパクトには敵わない。エロ漫画なんぞに興味がない人でも、あのオットセイ君は目にしているかもしれません。
この著者の作品は、だいたいが似たり寄ったりなのだが、作品数は膨大なページ数におよぶはず。にもかかわらず、全集が刊行されることは不可能だと言われています。掲載した雑誌及び出版社、新聞社が零細企業が多く、既に梼Yしている会社も多い。
ただでさえ、単行本の刊行さえ少ない著者だけに、既に散逸してしまっている原稿は数知れず。そのため、半世紀もたてば、こんな漫画があったことさえ忘れ去られそうな気配です。
夕刊紙の愛読者ならば、この漫画を楽しみにしていた人はけっこういたはずだ。にもかかわらず、資料も十分に残せず消えていくのは残念でなりません。いくら下種なエロ漫画とはいえ、あれだけ多くの人を楽しませた作品が、こうも杜撰に扱われている。
もしかしたら、どこかの好事家が蒐集しているかもしれません。きっとお宝になると思いますよ。
前日に古賀新一の漫画について書いたら、なぜか思い出したのが冒頭の言葉。正確にはアザラシではなく、オットセイ。
スメ[ツ新聞や昔のHな漫画雑誌に掲載されていたスケベな漫画でした。男性器をオットセイに見立てて表現してのけた、おかしな漫画でした。直接、性器を描くことができないことから生まれたアイディアでしょうが、未だ忘れずにいるから凄い。
おそらく実写で描けば、相当にいやらしい場面なのでしょうが、男性器をオットセイにして表現すると、笑ってしまうぐらいコミカルになってしまう。十代の思春期真っ盛りの私でさえ、この漫画で欲情したことはないです。でも掲載されるのは未成年お断りのはずのH雑誌か、スメ[ツ新聞のスケベ欄だけ。
坊主あたまの主人公が着物を着ていたせいもあって、あの当時でさえある種のノスタルジアを感じさせる画風でしたが、やはりあのオットセイのインパクトには敵わない。エロ漫画なんぞに興味がない人でも、あのオットセイ君は目にしているかもしれません。
この著者の作品は、だいたいが似たり寄ったりなのだが、作品数は膨大なページ数におよぶはず。にもかかわらず、全集が刊行されることは不可能だと言われています。掲載した雑誌及び出版社、新聞社が零細企業が多く、既に梼Yしている会社も多い。
ただでさえ、単行本の刊行さえ少ない著者だけに、既に散逸してしまっている原稿は数知れず。そのため、半世紀もたてば、こんな漫画があったことさえ忘れ去られそうな気配です。
夕刊紙の愛読者ならば、この漫画を楽しみにしていた人はけっこういたはずだ。にもかかわらず、資料も十分に残せず消えていくのは残念でなりません。いくら下種なエロ漫画とはいえ、あれだけ多くの人を楽しませた作品が、こうも杜撰に扱われている。
もしかしたら、どこかの好事家が蒐集しているかもしれません。きっとお宝になると思いますよ。