夢は叶う、という表現が嫌いだ。
欲しいのなら掴み取れ。欲しいものは空から降ってくるわけない。地から湧き出るわけでもない。欲しいものを手にいれるため、現状を正しく認識して、手に入れるための方策を探り、具体的な行動方針を定め、後はたゆまぬ努力を重ねる。
その結果として、欲しいものを手に入れる。
決して容易なことではない。夢は叶うなどと甘ったれた態度でいいわけない。夢を実現するためには、地に足をつけた地道な努力の積み重ねが必要不可欠だ。
なによりも大切なのは、自分を信じることだ。昨日の自分よりも、今日の自分が向上することを信じて努力する。この努力の積み重ねがあるからこそ自信が生まれる。この自信が成功を引きつける。
今、遠くロシアの地で一人の日本人の若者が夢を掴みかけている。その若者の名は元・名古屋グランパスエイトの口先大将こと本田圭佑だ。新人の頃から大口を叩くので有名だった。
谷間の世代と呼ばれた北京五輪のメンバーとして、平山や森本らと共に期待された選手の一人であった。しかし、北京五輪は見事に惨敗。本田も悔しい思いを胸に、無念の帰国をした。
だが、彼はその屈辱をばねに鍛錬を重ね、気がつくと名古屋グランパスのレギュラーとして確固たる地位を勝ち取った。私が彼に注目するようになったのも、丁度その頃だ。
本田といえば無回転のフリーキックが有名だが、私はポジショニングの良さとシュートの正確さ。なにより縦への突進力に注目していた。
名古屋には玉田という日本代表FWがいて、巧みなドリブルが見事だが、本田のドリブルは力強さでは勝っているように思われた。なにより、他の選手を差し置いて、点を取りに行く姿勢が日本人離れしているように思えた。
ただ、なにしろ大口を叩く。当時はまだ、その発言と実績がかみ合わず、マスコミに取り上げられれば御の字で、ほとんど無視されていた。
しかし、海外のスカウトにその実力を買われ、オランダの二部のチームへ移籍した。そこでは中心選手として一部昇格に貢献し、一部でも活躍。そして遂にロシア・リーグのチームからオファーを受けての移籍。
そしてその開幕ゲームで見事、決勝点を叩き出した。現在、もっとも勢いのある日本人選手であることは間違いない。
唯一、心配なのは、岡田監督の勘違いに引きづられて調子を落とすことだ。イタリアのセリエAのチームに籍を置く森本なんぞ、それが嫌で岡田監督の招集を渋っている。
ところが貪欲な本田は、日本代表でも俺のチームだと場をかき回しかねない。なにより定見のない岡田監督がそれに輪をかける可能性が高い。俊輔や遠藤が心配するのも無理はない。
私は岡田監督の指導力には見切りをつけているので、一層のこと南ア大会は本田のかき回す試合が観れればイイやとも思っている。現時点で、中央突破でゴールを奪える数少ない日本人選手なのです。その勇姿が観たい。
ともかく、中田英以降久々に日本人離れした選手であることは間違いないので、今後も注目していきたいと思います。
欲しいのなら掴み取れ。欲しいものは空から降ってくるわけない。地から湧き出るわけでもない。欲しいものを手にいれるため、現状を正しく認識して、手に入れるための方策を探り、具体的な行動方針を定め、後はたゆまぬ努力を重ねる。
その結果として、欲しいものを手に入れる。
決して容易なことではない。夢は叶うなどと甘ったれた態度でいいわけない。夢を実現するためには、地に足をつけた地道な努力の積み重ねが必要不可欠だ。
なによりも大切なのは、自分を信じることだ。昨日の自分よりも、今日の自分が向上することを信じて努力する。この努力の積み重ねがあるからこそ自信が生まれる。この自信が成功を引きつける。
今、遠くロシアの地で一人の日本人の若者が夢を掴みかけている。その若者の名は元・名古屋グランパスエイトの口先大将こと本田圭佑だ。新人の頃から大口を叩くので有名だった。
谷間の世代と呼ばれた北京五輪のメンバーとして、平山や森本らと共に期待された選手の一人であった。しかし、北京五輪は見事に惨敗。本田も悔しい思いを胸に、無念の帰国をした。
だが、彼はその屈辱をばねに鍛錬を重ね、気がつくと名古屋グランパスのレギュラーとして確固たる地位を勝ち取った。私が彼に注目するようになったのも、丁度その頃だ。
本田といえば無回転のフリーキックが有名だが、私はポジショニングの良さとシュートの正確さ。なにより縦への突進力に注目していた。
名古屋には玉田という日本代表FWがいて、巧みなドリブルが見事だが、本田のドリブルは力強さでは勝っているように思われた。なにより、他の選手を差し置いて、点を取りに行く姿勢が日本人離れしているように思えた。
ただ、なにしろ大口を叩く。当時はまだ、その発言と実績がかみ合わず、マスコミに取り上げられれば御の字で、ほとんど無視されていた。
しかし、海外のスカウトにその実力を買われ、オランダの二部のチームへ移籍した。そこでは中心選手として一部昇格に貢献し、一部でも活躍。そして遂にロシア・リーグのチームからオファーを受けての移籍。
そしてその開幕ゲームで見事、決勝点を叩き出した。現在、もっとも勢いのある日本人選手であることは間違いない。
唯一、心配なのは、岡田監督の勘違いに引きづられて調子を落とすことだ。イタリアのセリエAのチームに籍を置く森本なんぞ、それが嫌で岡田監督の招集を渋っている。
ところが貪欲な本田は、日本代表でも俺のチームだと場をかき回しかねない。なにより定見のない岡田監督がそれに輪をかける可能性が高い。俊輔や遠藤が心配するのも無理はない。
私は岡田監督の指導力には見切りをつけているので、一層のこと南ア大会は本田のかき回す試合が観れればイイやとも思っている。現時点で、中央突破でゴールを奪える数少ない日本人選手なのです。その勇姿が観たい。
ともかく、中田英以降久々に日本人離れした選手であることは間違いないので、今後も注目していきたいと思います。