ヌマンタの書斎

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人道支援

2017-09-28 12:58:00 | 社会・政治・一般

そんなにビビらなくてもよかろうに。

トランプ大統領の暴言にお尻の火のついた北の刈り上げデブ君だが、自らTVに登場して過激な反論をしている。外相を使って太平洋で水爆実験をやるなどと脅しに入っている。

窮鼠猫を噛むと、警戒する論調も見られるが、ビビったネズミは穴から出てくるわけがない。

今回の暴言の舞台となった国連総会だが、トランプを始め主要国の大統領、首相が軒並み出席しているなかで、一人怯えて出席してこなかったのが、北の刈り上げデブ君である。

飛行機嫌いの父親も外交のために国連に出てくることはなかった。そして息子も同様に、国外に出ることを異様に恐れる。暗殺で自らの権力を築き上げたので、自分が暗殺されることを警戒しているのだろう。

実際、過去何度か未遂事件があったらしいから、警戒するのも無理はない。もっとも近代において最も好戦的な国であるアメリカでさえ、外交交渉の場で一国の代表を殺したことはない。

だからビビりすぎだと思うが、彼を排除したいと考えているのはアメリカ一国ではないことを思えば、致し方ないのだろう。

でも、アメリカが如何に強力なミサイルを持つといっても、北を潰すには地上兵力の投入なくしてありえない。なにしろ冷戦時代から異様なほど侵略されることを浮黷ス国づくりをしてきた。

首都の地下に設けられた巨大な退避施設は、モスクワにそれに勝るとも劣らない。地下150メートルまでに地下鉄の駅を作り、水爆の直撃を受けても壊れないように設計してあるらしい。

アメリカにはバンカーバスターを始めとして、分厚い遮蔽壕を破壊する武器はあるが、地下100メートル以上を完全に破壊するのは無理。そして、その更に地下深くに、北の刈り上げデブ君とその一味は隠れ潜んでいる。

地上軍を派遣しない限り、北の完全破壊はあり得ない。そしてアメリカが地上軍派遣をすることをシナとロシアは決して肯んじない。当のアメリカ国防省でさえ否定的だと思われる。

ただ、アメリカは割と簡単にミサイルを撃ってくる。リビアにせよ、シリア、イラク、その他中南米諸国に平然とミサイルを撃ち、軍隊を派遣することを厭わない、極めて好戦的な国家だ。

何度も書いているが、アメリカと北朝鮮の間で戦争は、まず起こらない。せいぜい、ミサイルの発射実験と核爆弾の実験だけの威嚇合戦だけである。

元々世界的に孤立していることなので、今さら経済封鎖を怖がるはずもない。国民がどれだけ貧困に喘ごうと、支配者層さえ豊かな暮らしを満喫できれば、それで満足している国である。

生かさぬ様、殺さぬように、時々人道援助という名のエサ(お金はダメよ)をあげておけば十分です。食料品と医薬品がベストです。

そんな訳で、私は世界中から批難されている、南コリアの800万ドル(8億9000万円)の人道支援に賛成なのです。ただし、金融スワップなどの支援は断るべきですけどね。

コメント
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