ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

新型肺炎に思うこと

2020-02-12 12:53:00 | 社会・政治・一般

人間、死ぬ時は死ぬ。私はそう割り切っている。

中国は武漢で発生したとされる新型肺炎コロナウィルスだが、少々騒ぎ過ぎ、怖がり過ぎだと思う。

はっきり言うが、ウィルス感染は、日常生活を営む以上、完全に防ぐことは出来ない。少なくても、市販されているマスクではウィルスは防げない。後述するけど、無駄ではないが、そのていどのものだ。

またジェット旅客機などで、世界中に人が多数移動する今日、潜伏期間が二週間もある病気の蔓延を防ぐことなんて不可能に近い。せいぜい病気の蔓延を減らすか、市民のヒステリーを抑える程度のものでしかない。

以前から書いているように、私は免疫力が若干低下しているため、感染症には極めて弱い。ただの風邪でさえ要注意である。もう30年近く、この弱った身体で生きている。

ウィルスを始めとして病原体の感染には、普通の人より気を付けているつもりだ。では、私が日常的にやっている対策といえば、実は簡単なことしかやっていない。

外出先から戻ったらうがいと手洗い。咳が出るときはマスク着用。あとは日常的に清潔にすることだけだ。これだけである。これで十分だと思っている。

我々は日頃意識はしてないが、実のところ頻繁に感染している。呼吸感染はもちろん、皮膚感染などは家の中でも起きている。だが身体に備わっている免疫システムが、外部からの感染に対して抵抗するので、ほとんどの感染症は発症しない。

これはインフルエンザから今回の新型コロナウィルスもそうだが、おそらく大半の人は感染しても発病しない。人体に備わった免疫システムは、外部感染の大半を防いでしまうからだ。

逆に発症するのは、その免疫システムがなんらかの原因で弱っている人だ。それは肉体的な過労であったり、精神的なストレスかもしれない。あるいは食あたりなどで身体が弱っていると、必然感染症には弱くなる。元々免疫力の低い高齢者や小児も弱いのは当然である。その意味で、ある程度は警戒するべきことでもある。

世界中で騒がれている新型肺炎を恐れるのは当然だが、恐れすぎる必要はない。私自身は、自らの免疫力の弱さを自覚しているから、普段の対策(うがい、マスク、手洗い)に加えて、睡眠時間を増やして身体を十分休めることで対応している。

これで防げず、感染して発症するのならば、それが必然の運命なんだと思う。誰の人生でも必ず訪れる日がやってきただけだ。騒ぐ必要はない。人のせいにする必要もない。

どんな生き方をしても自由だけれど、100%安全な生き方なんてありません。私はそう達観しています。

コメント (6)
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