入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「秋」(18)

2020年09月08日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 
 
 きょうも曇天、台風一過の晴天は期待できそうもない。テレビの気象予報からは猛暑日とともに、「秋雨前線」などと言う言葉が早くも聞こえてきた。今朝午前7時の気温は15度、昨夜雨が降ったようで適度な湿り気もあったせいか、よく眠れた。夢も見たがそれは朝方のことで、それもすぐには思い出せないような薄い夢だった。
 
 夢と言えば、たまにそこに出てくる東京近郊の秩父や奥多摩とおぼしき山里の風景は、実際とはいつも微妙に違う。天体写真の場合、長時間露光で何枚かの映像を撮り、PCがそれらの良い部分を選択して合成する。それと似たようなことが頭の中でも起きているのか、夢に出てくる大都市郊外の田舎風景は寂しくも牧歌的で、あんな風景と出会えるなら是非行ってみたいと思うくらいだ。
 例えばそういう夢の中には一軒の小さな古い家が出てきて、どうやら夢の主が所有しているらしく、そこには一再ならず訪れている。民放テレビにもそんな山の中の一軒家を訪ねる番組があることは知っているが、最初にわが夢の仮寓を訪問したのは、そんな番組を知るよりかもずっと以前のことだ。それに、夢の風景はもっと見えてる範囲が狭い。
 周囲を低い山に囲まれ、家の前には細い道と2,3枚の狭い稲田がある。季節は初夏だろう、いつも山は緑に覆われ、水田には稲が植わっている。田植えをした記憶はないが、夢の中の筋立てには必要なかったようで、また同居人とかはいない。
 ここ入笠牧場にも気に入った景色は幾箇所もあるが、夢の中の音もなければ、人気の全くしないあの場所をどのように言ったらよいのだろうか。目で見る実際の風景ではなく、脳で見る架空の世界だからかも知れないが時代感覚にも乏しく、まるで前世で見たような、と形容したくなるくらいの不思議な懐かしさまでがある。いや、それが前世でなく、いつか訪れるあの世を垣間見たのだとしたら、それはそれでもいいのだが・・・、埒もないことを呟くのはこれまでにしよう。
 
 また昨夜から上で暮らすことにした。きょうのPHは2018年8月31日に撮影したもの。もう9月も大分経ったが、キノコのことはまだ不明のまま。本日はこの辺で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする