■この度、ジブチ市と対岸のタジュラ市、オボック市を結ぶフェリーボートをわが国が寄贈しました。2004年までドイツが1882年に建造したフェリーが稼働していましたが、老朽化したため安全運航ができなくなり、運航が停止されていました。今回5年半ぶりに、対岸を結ぶ交通手段が確保されたため、対岸の住民の喜びようといったら、想像を絶するものがありました。
↑待望のフェリーの就航を狂喜乱舞して喜び迎える対岸の住民。↑
↑祝賀式典で、伝統の民族衣装で正装してダンスを披露してくれた地元の娘さんたち。↑
首都を離れて、アジスアベバや対岸のタジュラに向かう国道を走っていて車窓から目に入るのは、石や岩、そして山で、枝に刺のある背の低い潅木があちこちに灰色がかった薄緑を見せながら点在しています。
↑エチオピア街道沿いの風景。こうした風景が延々と続く。↑
ジブチは、地学の好きな人にはたまらない魅力のある国です。地形は変化に富み、標高2000メートルを越える山から、標高マイナス155m(153mという刊行物もある)の天然塩の採れるアサール湖や、グランドキャニオンのような絶景まであります。
↑海面下155mのアサール湖へと下る道を野ラクダも下る。後方に白く見えるのが全部天然塩のビーチ。↑
アサール湖は、海面下155mですが、近くの海から地下を通って海水が浸み出し、地熱で温泉になって加熱させるため、長年にわたり塩分濃度35%の飽和状態の塩湖として、天然塩が岸辺に析出を続け、何百万トンという膨大な天然塩が白い海岸のように広がっています。
↑熱帯なのに雪景色のようなアサール湖の光景。飽和食塩水のため、魚など生物はおらず、神秘的な光景。↑
死海と同じく飽和状態の塩分濃度のため、泳ぐと水面上に顔が自然に出て、奇妙な体験ができます。
↑ジブチの人たちが、大地溝帯の起点だと信じている場所。ご覧のように、岩山が真っ二つに割れ、手前の舗装道路にも亀裂が入っている。一年に1ミリずつ亀裂が広がっているという。この場所は3年前に舗装工事をしたという。↑
↑アサール湖に行く途中にあるジブチ版グランドキャニオン?。↑
【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】
↑待望のフェリーの就航を狂喜乱舞して喜び迎える対岸の住民。↑
↑祝賀式典で、伝統の民族衣装で正装してダンスを披露してくれた地元の娘さんたち。↑
首都を離れて、アジスアベバや対岸のタジュラに向かう国道を走っていて車窓から目に入るのは、石や岩、そして山で、枝に刺のある背の低い潅木があちこちに灰色がかった薄緑を見せながら点在しています。
↑エチオピア街道沿いの風景。こうした風景が延々と続く。↑
ジブチは、地学の好きな人にはたまらない魅力のある国です。地形は変化に富み、標高2000メートルを越える山から、標高マイナス155m(153mという刊行物もある)の天然塩の採れるアサール湖や、グランドキャニオンのような絶景まであります。
↑海面下155mのアサール湖へと下る道を野ラクダも下る。後方に白く見えるのが全部天然塩のビーチ。↑
アサール湖は、海面下155mですが、近くの海から地下を通って海水が浸み出し、地熱で温泉になって加熱させるため、長年にわたり塩分濃度35%の飽和状態の塩湖として、天然塩が岸辺に析出を続け、何百万トンという膨大な天然塩が白い海岸のように広がっています。
↑熱帯なのに雪景色のようなアサール湖の光景。飽和食塩水のため、魚など生物はおらず、神秘的な光景。↑
死海と同じく飽和状態の塩分濃度のため、泳ぐと水面上に顔が自然に出て、奇妙な体験ができます。
↑ジブチの人たちが、大地溝帯の起点だと信じている場所。ご覧のように、岩山が真っ二つに割れ、手前の舗装道路にも亀裂が入っている。一年に1ミリずつ亀裂が広がっているという。この場所は3年前に舗装工事をしたという。↑
↑アサール湖に行く途中にあるジブチ版グランドキャニオン?。↑
【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】