■安中青年会議所は3月28日(日)の午後2時から3時35分にかけて、安中市長選挙(4月4日告示、11日投開票)を前に、安中市文化センターで公開討論会を開きました。現時点で、立候補を表明している現職市長の岡田義弘氏(71)と、新人で安中市議の高橋由信氏(53)がパネリストとして参加しました。
テーマは、経済活性化、公立碓氷病院の運営方針などをめぐって意見が交わされましたが、冒頭の自己紹介で、いきなり岡田義弘氏が、自身も土地開発公社の理事監事として事件に関係していたにもかかわらず、前代未聞の51億円巨額詐欺横領事件を起こした安中市制を、痛烈に批判するというエイプリルフール的な発言をして、集まった約250人から300人近い聴衆市民を驚かせました。事の一部始終は、このあとに掲げた公開討論会のやりとりの詳細を読めばわかります。
【司会】これより社団法人安中青年会議所3月第2例会、明日の安中市を考える公開討論会を開会いたします。本日司会を務めます、私、社団法人安中青年会議所、会員・研修委員長の高橋豊と申します。どうぞよろしくお願い致します。(拍手)初めに主宰者を代表致しまして、社団法人安中青年会議所理事長、久保庭義夫よりご挨拶をさせて戴きます。
【主催者代表】皆様、本日は、私ども社団法人安中青年会議所が開催いたします明日の安中市を考えると題した公開討論会へ、このように多くの皆様にお越し戴きましたことを誠に感謝申し上げる次第でございます。本当にありがとうございます。そして本日、大変お忙しい中、この公開討論会のパネリストとしてお越し戴きました、岡田義弘様、そして、高橋よしのぶ様、本当に、ありがとうございます。そしてまた、この公開討論会を準備する段階より、多くの皆様に、ご支援、ご協力を戴きましたことを、この場をお借り申し上げ、御礼申し上げる次第でございます。ありがとうございました。私、2010年度、社団法人安中青年会議所第38代理事長をさせて戴いております久保庭義夫と申します。よろしくお願い申し上げます。さて、今、この日本、そしてこの安中市は様々な問題を抱えております。少子高齢化問題、景気雇用対策、社会福祉制度、医療制度、本当に問題を挙げればきりがないほどの問題が、山積みとなっております。こうした中、今回、安中市長選挙に先立ちまして、今回お越し戴いております、立候補予定者でもあります、岡田義弘様と高橋よしのぶ様より、先ほど申し上げましたような問題の対策、そして、今後この安中市がより良くなるための政策を、生の声で、そして本音で語って戴き、今回のこの公開討論会をやったことにより、本日お越しの皆様を初め、そして有権者の皆様が、政治や、行政をもっともっと身近なものに捉えて戴き、今後の安中市を考える上で、素晴らしい、そしてより良い街、地域にするために、行動していけば、この安中市は必ずもっと素晴らしい地域となると、私たちは考えています。そして、私たちが、社団法人安中青年会議所が、理念として掲げさせて戴いております、明るい豊かな社会づくり、街づくりの実現に向けて、また、今回のようなこういう事業のような活動を精一杯やって行きますので、皆様のご支援ご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。最後になりますが、今回、この公開討論会、私ども、初めての試みですので、数多くの至らない点等、本当に沢山あると思いますが、皆様にご入場の際にお配りしたアンケートに、そういった言葉も戴いて、今回私共が行いました、こういったような事業のもっとこうしたらよいのではないか、何をやれだとか、お書き戴きまして、帰りにアンケートを出して戴けましたら、また、皆様に期待されるような、そして、必要とされるような団体になっていけるというふうに考えております。本当に最後に、本日、お越しになって戴きました皆様に、もう一度深く感謝申し上げ、話まとまりませんが、主催者を代表致しましての挨拶とさせて戴きます。本日はよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【司会】討論会に入ります前に、聴衆の皆様に守って戴くルールと、討論会の流れを説明させて戴きます。まず、守って戴くルールと致しまして、入場の際にお渡し致しましたパンフレットの表紙の下に書かれていますとおり、客席からのパネリストに対する質問、客席から声援、誹謗、中傷、コーディネータが促すとき以外の拍手、開催中の途中入退席を禁止しております。これらのルールに違反する行為が見られました場合、ご退場戴く場合がございますが、この討論会の趣旨をご理解戴き、ご了承戴きますようお願い致します。次に、本日の討論会の流れを説明させて戴きます。本日の討論会は、4部構成となっております。初めに1部と致しましてパネリストの自己紹介と挨拶、2部としまして○×の質問、3部として6つの質問、最後に4部として聴衆の皆様へとなっております。公開討論会は公正中立を旨としております。従いまして、各パネリストの発言時間は均等になりますように、タイムキーパーが発言時間の計測と終了時間のお知らせを行なうことになっております。○×質問と6つの質問に関しましては、お配りしましたパンフレットの中に、各パネリストの答えが記入できる欄を設けてありますので、ご利用ください。アンケートに関しましては、お帰りの際に、アンケート回収ボックスを用意してありますので、そちらへお入れ戴きますようご協力お願い致します。それでは討論会の進行を務めますコーディネータに入場して戴きます。コーディネータ、社団法人安中青年会議所副理事長川原田和広と、アシスタント会員研修委員会副委員長佐俣圭介です。(コーディネータ2名の入場)それではこれより進行は、コーディネータにお任せします、川原田副理事長、お願いします。
【進行】只今、ご紹介に預かりました社団法人安中青年会議所副理事長川原田和広です。よろしくお願い申し上げます。
【進行】同じく佐俣圭介です。よろしくお願いします。(拍手)
【進行】以後着座にて進行させて戴きますので宜しくお願い致します。先程、委員長から説明がありましたが、いろいろなルールを決めさせて戴いております。ご確認戴きご協力をお願い致します。これから始まりますけれども、開催中の退席は一切できません。また客席から直接質問等はご遠慮願います。拍手のほうもご遠慮ください。拍手をする時には、こちらから促しますので、一括して戴きまのでよろしくお願いします。公正中立、スムースな進行を心がけていますのでご協力よろしくお願いします。それでは始めさせて戴きます。本日、お忙しい中、お二人のパネリストをお招きしております。それでは皆さん、大きな拍手をもってお迎えください。(大拍手)
<立候補予定者2名が登場し、着席する>
【進行】本日、席の順番ですが公正を期するために控え室に来た順にくじを引いて戴き、この順番になっております。この後、質問に移って行きますけれども、これも公平を期するために、順番に質問に答えて戴きたいと思います。1問目を高橋さんから質問したら、2問目は岡田さんから、3問目はまた高橋さんから、というふうな進行に進めさせて戴きます。またパネリストの発言時間ですが、こちらも均等になりますように、タイムキーパーを準備しております。私がお答えをお願いしますと言ったら、マイクを取って戴き、そこから持ち時間で発言して戴きます。発言をして戴いて、1分になりますと「1分」のプレートを出させて戴きます。お願いします。(タイムキーパーがプレートを掲げる)続いて終了30秒前になりますと、「30秒前」のプレートを出させて戴きます。その時に、ベルを1回鳴らします。(プレートをあげ、ベルを鳴らす)終わりという時間になりますと、「終了」のプレートを出させて戴きます。この時に、2回ベルを鳴らさせて戴きます。(プレートをあげ、2回ベルを鳴らす)これで終わりという合図になりますので、よろしくお願い致します。また先程、お話しましたが、発言が終わりますと、拍手をしたくなりますけれども、スムースな進行を行うために、私が促す時以外はご遠慮ください。ご協力よろしくお願い致します。それでは前置きが長くなりましたが、さっそく入って行きたいと思います。第1部としまして、まず初めに、自己紹介とご挨拶をお願いしたいと思います。時間は一人4分の時間があります。高橋さんからよろしくお願い致します。
【高橋】皆さん、こんにちは。3月の最後の日曜日、お忙しい中ご参会戴きありがとうございます。まず初めに自己紹介をさせて戴きます。私は高橋由信(よしのぶ)、53歳でございます。私は昭和31年7月6日、安中市岩井に生まれ、安中市立碓東(たいとう)小学校、碓東中学校と学びました。卒業前に旧8か町村の中学校が統合され、新校舎には入れませんでしたが、安中一中の第1回の卒業生となります。その後、地元安中高等学校へ入学、卒業後、高崎第一屋製パンに入社致しました。それと同時に地元青年団を再結成し、青年団活動を始めました。安中市青年団連合会会長、また群馬県青年団連合会理事を経て、昭和56年には、第9回群馬県洋上大学、日中友好青年の船に参加し、多くの事を学びました。また、活動の中で聴覚障害者との出会い、それがきっかけで安中を拠点にボランティア活動を始めました。手話の普及活動とあわせ、演劇の公演、映画の上映会、各種講演会の主催など文化づくり活動を行いました。これらの経験が自分の住む安中を見つめ直すきっかけとなりました。そこで市民の思いを市政に反映するひとつの手段として、平成3年、安中市議会議員選挙に35歳で立候補し、草の根選挙で初当選致しました。その後、議員活動と合わせ、群馬県地域づくり団体の会員となり、自分達のできることで、まちを元気にしていこうと、北関東最大級と言われるまでになった地域活性化イベント、フリーマーケットinあんなかの開催や、蛍の棲める川づくりなどを行い、全国に安中を発信し続けてまいりました。活動の中で街づくりに、沢山の人たちが関わることの大切さを学びました。平成19年、安中市議会議員4度目の当選を果たし、現在議員暦15年になります。趣味は、映画鑑賞、好きな食べ物は、肉じゃが、煮豆など、お袋の味が大好きです。夢は、市民参加型のまちづくりができるようになることです。変えてくれるのを待つのではなく、変えていく市政がとても大切だと思っています。本日はよろしくお願い致します。
【進行】ありがとうございます。それでは続きまして、岡田さん、よろしくお願い致します。
【岡田】皆さん、こんにちは。きょうは社団法人、JC、安中青年会議所のご高配によりまして、公開討論会を開いて戴き、私の所信を聞いて戴けるということは、大変ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいであります。ご列席戴きました、皆様方におかれましては、寸暇も無くご対応のあと、公開討論会にご列席賜り、我々の話を聞いて戴く。感謝の気持ちでいっぱいでございます。さて、市政は市民生活そのものであります。そして、市長が、どう、指導力を、発揮するか。こういうことであります。その指導力とは、市長自ら、どうに汗をかく、全身に汗をかいているかどうか、ということであります。皆さん、冷静に、振り返ってみてください。51億円事件が、前代未聞の、市役所内で、発生を致しました。このことは、土地開発公社が、資産も予算も持っておりません。そして、すべて、事業は、金融機関からの融資を受けて、行なっているわけであります。従いまして、年末、1年の締めくくりとして、金融機関から、融資残高証明を、市長が金融機関に求めるんは、当たり前であります。それを20年も、20数年も、一度もやってないという。皆さん、そうした、緩んだ、行政で、いいんでしょうか。今から11年前、土地開発公社は現金で4億円を払いました。そして、2000万ずつ10年、一昨年払いました。合計、6億円払いました。まだ18億5千万円が、今後、90年間払っていかなくっちゃなりません。2000万円ずつ。そうした、緩んでいる行政をきちんと立て直す。これが市長の、責務であります。職員から、書類が上がってきたものをしっかりと、目を通すというのが市長の責務であります。以上でございます。
【進行】ありがとうございました。それでは次に第2部に移りたいと思います。こちらは○×の質問になっております。こちらの質問に、テーブルの上にあります○×ボードがございます。こちらをですね、質問にお答えして戴き、○×で答えて戴きたいと思います。質問は全部で9問ありますので、よろしくお願いします。それでは最初の質問です。①公共工事は増やすべきだ。増やすべきと思う方は○を、増やす必要はないと思う方は×をお上げください。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】はい、高橋さんは×、岡田さんは○ということですね。はい、ありがとうございます。続きまして、②安中市議会の定数ですけれども、現行は28名、来年4月選挙になるんだと思いますけれども、24名になるそうです。24名に対して多いと思う方は○を、多くないと思う方は×をお上げください。
(高橋氏のみがプレートを上げる)
【進行】はい、えーと、高橋さんは×ということで、(なにも上げない)岡田さんのほうはどちらでも、ということですね。はい。③安中市のゴミ袋は無償にできる。出来るとおもう方は○を、出来ないと思う方は×をお上げください。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】高橋さんは×、岡田さんが○ということですね。ありがとうございます。④増田川建設工事は必要だ。必要と思う方は○を、不要と思う方は×を。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げるが、高橋氏は、○と×の両方のプレートを同時に上げる)
【進行】高橋さんは(○×)両方というカタチですかね。岡田さんのほうは○ということですね。⑤番、老人ホームを増やすべきだ。増やすべきと思う方は○を、増やす必要は無いと思う方は×をお願いします。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】はい、こちらは両方とも○ということで、ありがとうございます。⑥安中市の防災対策は万全だ。万全と思う方は○を、まだまだ不備があると思う方は×を。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】はい、ふたりとも×ということです。⑦耐震等の住宅リフォーム助成は必要だ。必要と思う方は○と、不要と思う方は×をお願い致します。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】両方とも、ふたりとも○ということです。⑧選択的夫婦別姓に賛成だ。賛成の方は○を、反対の方は×をお願い致します。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】高橋さんが○、岡田さんが×ということで。⑨安中市の2級障害までの医療費無料制度というものは今後も必要だ。必要と思う方は○、必要でないと思う方は×をお願いします。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】両方○ということで、はい、ありがとうございます。以上で○×の質問を終了させて戴きます。それでは次に、第3部の方に移らせて戴きます。こちらは6つの質問に移りたいと思います。それぞれの考えをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願い致します。各質問ごとに、回答時間を4分ずつ用意しておきます。さらに、お二人が回答をし終わった後に、2分程の補足反論の時間を設けております。補足反論をなさる方は、挙手にてお願い致します。それでは第1問。経済についての質問ですけれども、昨今、不況だ不況だと言われている中、経済活性化の具体策についてお聞かせください。今度は岡田さんの方からよろしくお願いいたします。
【岡田】経済活性化の具体策についてでございますけれども、百年に一度と言われる大不況から、これは、一昨年の、9月の5日に、リーマンブラザーズが破綻をしてしまい、日本をはじめ、世界から3千兆円が一挙に、消えたという、そこから始まっているわけであります。そして、安中市におきましても、国の指示を待っていたならば、中小企業の皆様がたは倒れてしまう。失業者が続出してしまう。昨年1月8日緊急な庁議を開きまして、公的な、融資、制度融資、ゼロ金利政策を、決断したとこであります。そして、今日に、それが、ゼロ金利政策を、今続けさせて、戴いているとこであります。皆さん、お考えください。昨年は3万2千人の方が、若い皆さんが、命を絶った。自殺者が出ているわけであります。安中市は例外ではありません。安中市からも、30代、前後の方が、自ら、リストラに遭って、命を絶っているわけです。こういう、経済状況を、なんとしてでも、また、市民の皆様は歯を食いしばって、身を粉にして血税を、納めて戴いているわけです。そして、行政経費を、しっかりと見直して、今こそ、市民の皆様に、行政の暖かい光を、隅々まで、届けるために、死にもの狂いで、今、経済対策、進めさせて戴いているわけであります。そして、県下でいち早く、子どもの医療費の無料化に踏み切ったんであります。言うは易し、行うは難しであります。死力を尽くして、行政に当たって、無駄を断つ。そうした行政を今進めさせて戴いております。どうそ、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは続きまして高橋さん、よろしくお願い致します。
【高橋】発言の前に、一言申し上げます。先程の○×の回答の公共工事ですが、ただ単に減らすべきだとは思っておりません。必要な施設必要な道路については、きちんとこれからも作るべきだと考えております。また、増田川の問題に対しては、既に検証する方向を打ち出しておりますので、両方を上げさせて戴きました。経済の活性化は、大変重要、です。安中市の活力を高めていけるか、国や県とさまざまな施策を活用しながら、取り組みたいと考えています。今日はふたつの点について考えを述べさせて戴きます。一点目は、農業分野での特産品の開発です。安中の地域ブランドを作るということです。安中市では、現在、ウメやコンニャク、ゴボウなどの特産物が有名です。これらにプラスして、当市の気候、風土など条件に合った、新しい特産品の開発を、農家の方やJA、県の機関などと連携して取り組みたいと考えています。地産地消を推進するとともに、観光と連携させるなど、販路の拡大にも力を入れます。もう一点は、企業誘致についてですが、本市は高速交通網として、新幹線の駅がひとつと、高速道路のインターチェンジが2箇所あります。また豊かな自然があり、比較的恵まれた気象条件でもあります。交通の利便性もあります。例えば、新潟の食品関連の企業が、この近くに工場を持っていらっしゃいますが、新潟で事業展開をした時よりも、暖房に掛かる経費や、除雪経費が全く違う、ということで、こちらに来て大変よかったと、おっしゃっていました。このような、安中市の特長を活かした企業誘致の在り方を、地域の事業者の方々とも議論し、進めて行きたいと、考えています。また、いろいろな機会を通じ、安中市の立地条件の良さなど、積極的にPRするなど、トップセールスに力を入れたいと考えています。具体的な誘致策としては、現在、土地の購入に当たっての補助などがありますが、その他にも、税制面などで多様な融資策が採れないか、研究して行きたいと思っています。観光の点におきましても、経済を考える上で、近年、全国的に大変力が入れられています。群馬県を訪れる人たちの目的のトップは温泉というデータがあります。本市の磯部温泉、霧積温泉の魅力をさらに高め、色々な媒体を活用をして、PRを進めるとともに、近隣市町村のネットワークを強化して観光政策に力を入れて行きたいと思います。以上です。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは、補足、反論のある方に、挙手にてお願いします。はい、それでは高橋さん、お願いします。
【高橋】補足でございますが、福祉政策にも関わってくることですが、現在交通弱者である高齢者に対し、生活必需品の調達などの支援が急務です。その対策のひとつとして地元商店の皆様にご協力戴き、配達システムを考えたいと思います。配達にかかる経費の補助制度をつくり、経済と福祉の両面で有効な制度を研究したいと考えております。
【進行】はい、ありがとうございます。それでは第2の質問に移りたいと思います。地域というテーマで、安中市には、温泉施設や、世界遺産暫定リストの中の施設である眼鏡橋や丸山変電所など、素晴らしいものが沢山あるなかで、施設観光スポットを利用して地域活性化の具体策について、お考えをお聞かせ戴きたいと思います。それでは、次は高橋さんのほうからよろしくお願い致します。
【高橋】地域活性化について、私の考えを申し上げます。現在行われている各種施設の手入れ、また、22年度予算で予定されている事業計画は引き続き行っていくことは勿論だと思いますが、私は安中の観光については、まだまだ魅力づくりが十分ではないと思っております。それではどんな事業ができるのか。まずは財政に負担を掛けずに、市全体の魅力をアップすることができることを提案したいと思います。まず一点目は施設、観光資源の魅力を掘り起こすことから、始めていきたいと思います。この近くですと、安中教会、武家長屋、新島襄旧宅などがあります。また、世界遺産登録に向け官民共同で取り組みを進めている眼鏡橋、丸山変電所など、主だった施設や、また、私たちがその魅力にまだ気付いていない、まだ埋もれた観光資源の掘り起しが必要です。その掘り起しを、学生などの若い感性で行ってもらうのも面白いのではないか、と考えています。二点目は、地域の活性化とは、安中に人が集まることから始まると考えます。観光資源として、昔からの伝統芸能や、文化を掘り起こすことと併せ、新しいお祭りや、イベントの企画の段階から、行政と民間の共同で作り上げることも、今後、安中の魅力の発信をすることにもなります。また、訪れた人が安中の魅力を味わえるように、おもてなしの心が伝わる“おもてなしマップ”のようなものを作ってはどうかと考えます。例えばこの文化センターを拠点とするならば、30分で行けるスポット、1時間コース、2時間コースなど、また、施設をテーマにしたコース、人気のスィーツ、食べ歩きコース、史跡を訪れるコースなど、何か体験をするコースというものも、あれば面白いと思います。このように、主だった施設を中心に、各種のコース提案ができます。1泊コース、2泊コースなど、近隣市町村との連携を含めた提案も良いかと思います。観光を考える上で、近隣市町村との連携強化にも力を入れたいと思います。三点目は、寄ってもらえるまちづくりの魅力のひとつとして、市民の皆さんや、地元の生産者の皆さんにご協力戴き、花いっぱいのまちづくりを進めて行きたいと思います。来年はJRによるディスティネーションキャンペーンが行われ、今年はそのプレイベントもあります。このようなことも有効に活用して、元気なまちづくり、寄ってもらえるまちづくりを、市民の皆様と一緒に進めて行きたいと考えています。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは続きまして岡田さん、よろしくお願い致します。
【岡田】今、新生安中市が観光に力を入れているわけでありますが、国では平成18年に、ユビキタスネットまちづくり事業というものを、政策として立ち上げました。そして、新生安中市は平成19年にユビキタスネットまちづくり事業に対しまして申請を致しました。100%、専門用語では、10分の10と言うんですけども、9千万円の全額が国の補助であります。そして、安中市は、平成19年は採択になりませんでした。そして3回目、政権が代わった後でありますが、12月になりまして国から電話が入りました。ユビキタスネットまちづくりに安中市を推薦する、と。そして、8千万の補助の半分の4千万。まあ正式には3800万でありますけれども、安中市へ補助致しますよ、と。県下唯一であります。県下唯一。じゃ具体的にどういうことか。安中駅、磯部駅、横川駅、富岡製糸場、ここへ端末を設置して、瞬時に市民の皆さん、県外の皆さん、市外の皆さん、海外の皆さんに、安中市の観光情報を直接ご提供させて戴くという事業であります。本来ですと、8千万ですと、高崎駅、県内主要駅に端末を置きたかったのでありますけれども、なかなか国の財政事情もございますので半分になりました。それを県内唯一成功したわけであります。そして、皆さん、冷静に振り返ってみてください。唱歌っていうもみじもございます。明治44年に、高野辰之先生が、の長野市、長野から東京へ往復しているなかで、あの熊の平と眼鏡橋の間の、もみじの美しさに感動して、碓氷で、もみじっちゅう唱歌が誕生したんであります。そして、そのもみじの観光文化の振興を図り、5000本のもみじを本年、2年目でありますけれども、植樹をして、そうした観光振興を全国に発信していこうということで、市民ぐるみで取り組くんでいるところでございます。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは次の質問に移りたいと思います。第三の質問で、教育というテーマですけれども、こちらの教育政策について、パネリストの皆さんが一番重要に思っていることを、お考えを、お聞かせ願いたいと思います。それでは岡田さんのほうからよろしくお願い致します。
【岡田】えー、教育につきましては、新学習指導要領の基本的な理念であります、生きる力、確かな学力、豊かな心、心身逞しさを身に付けた児童生徒の育成に向け、教育委員会が、全力を尽くして、今取り組んで、いるところであります。そして、基本的な生活習慣の習得、感謝の心、そして、相手を思いやる心の育成などにつきまして、家庭や地域の方々と協力し、連携を図りながら、人々と、強調できる人づくりを、今、新生安中市は、教育委員会を中心として、取り組んでいるところでございます。そして、私の願いは99%の努力をして、1%の閃きが活かせるような人づくりをしなければならない。これが私の、教育の、目標であります。皆さん、教育は素晴らしい。この教育なくして、新生安中市の将来はない!また、我が国の将来が無いと、私は考えている。反面、教育は恐ろしい!教育によって、人が変わるということ。振り返ってみてください。あの軍国主義がそうだった。この教育の中立性というものは非常に重要であるということで、そいで、一人立ちできる、そうした、子どもさんを、生徒を、どう育成するか、導くか、このことは簡単なようで、大変、難しいわけであります!今こそ教育の重要性、教育の中立性、こういうものを、再確認、再現出することが私は極めて重要であると考えているひとりでございます!以上です。
【進行】ありがとうございまいた、それでは高橋さん、よろしくお願いします。
【高橋】はい、それでは教育についてお答えします。未来を担う、子ども達の教育は、街づくりを考える上で、とても大切です。安中の街づくりを考えるに当たり、子ども達が小さい頃から、自分の暮らす街に関心を持ってもらうことが、重要なポイントであると考えます。現在の形態では、子どもが地域に対し、子どもの立場で、まちづくりに関わるという機会はあまりありません。例えば、子ども議会の実施やイベントの企画、ボランティア参加などを通じ、生きた学びの機会を積極的に提案し、子どもの立場でまちづくりに関わることの楽しさや、喜びを体験してもらいます。また、市内にある小学校、中学校、高等学校の連携を強化し、みんなで体験できる安中独自のイベントも考えて行きたいと思っています。また、私が取り組みたいことのひとつは、安中市に生まれ、育つ子ども達が、自分のまちに誇りを持てるようになることです。そのためには、まず私たち大人が、郷土安中市の歴史や文化、伝統を再確認することも、大切です。安中ふるさと人物辞典という冊子があります。この本は、安中市ゆかりの歴史上の人物が取り上げられています。また、現在、安中市出身や関わり合いのある方で、活躍中の方々も含めて、新人物辞典を作成して、教育に活かして行くことも良いのではないかと考えております。子どもたちにとって、自分のすぐ近くに、一生懸命頑張っている人が居ることを知ったり、また、そのような人達に直接あって、話を伺うことも、生きた学習になります。このような機会を通じ、自分自身や地域の将来について、考えるきっかけになるのではないでしょうか。もう一点、学校ごとの裁量予算というものについて、考えを述べさせて戴きます。学校現場の先生方は、日々お忙しい中で、子ども達により良い学びと、さまざまな教育をして戴いております。そういった先生方の努力を活かすひとつの方法として、学校長の裁量により使える裁量予算、というものがあります。先生のアイデアや、学校独自の活動など、物品の購入等が自由にできますので、学習の幅が拡がります。厳しい財政状況の中ではありますが、安中の未来を担う子ども達にとって、より良い学習環境を作るひとつの手段として、このような予算枠を設けたいと思います。この件につきましても、ぜひ、現場の先生がたや、PTAの皆さん、また地域のボランティアの皆さんなどにもお話を伺っていきたいと考えています。以上です。
【進行】はい、ありがとうございます。これについて、補足、反論のある方は挙手にてお願い致します。はい、高橋さん、よろしくお願いします。
【高橋】さきほども、郷土安中市の歴史や文化、伝統をまず大人が再認識し、街に誇りを持つことが子どもたちの教育にとって、大切であることを述べさせて戴きました。現在。歴史的認識に立ち、箱根と並ぶ二大関所である、碓氷関所跡と、関東地方でも最も古い、横穴石室を持つ学術的に見ても貴重な、簗瀬二子塚古墳があります。国の指定文化財に出来る可能性があると言われています。早急に指定に向けた取り組みを行っていきたいと思います。
【進行】はい、ありがとうございます。補足、反論はよろしいでしょうか、はい、それでは続きまして、第4問ですが、福祉についてのテーマです。高齢者医療、介護問題、交通弱者等の問題がありますけれども、高齢者に対する福祉政策についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。それでは高橋さんの方からよろしくお願い致します。
【高橋】高齢者社会に対する取り組みは、私も待ったなしであると考えています。高齢者になっても、住み慣れた地域で、自立して生活していくためには、買い物や、通院など、家の外に出て活動するための移動手段は不可欠であります。現在は乗り合いタクシーの運航やタクシー利用券の交付などの対策が行われています。これらをより利用し易く、かつ、持続可能なものにしていくことが必要と考えます。現在、国で行っている事業で、デマンド方式やコミュニティ・バスなど、各地域ごとに運航方法について、協議しながら実際に走らせてみるという、実証実験事業を早急に実施し、誰もが使い易い方法を見出していきたいと考えています。また、高齢者の福祉対策として、お年寄りの触れ合いの場として、仮称ですが、元気の家認定制度というものを考えています。日頃、地域の中で、人が良く集まる家、というのがあると思います。みんなが集まってくる家は人と情報の交流広場であります。これは、これからの時代において、新しい核になり得ると考えています。人と会って話をすることは、心もリラックスするし、実際に脳の活性化に繋がることが実証されています。気兼ね無く、楽しく集まれる場で、生活に必要な情報が無理なく得られる、近所の人たちの安否確認やオレオレ詐欺、不当な訪問販売などの防止策にも役立てることができます。時には保健士を呼んで健康チェックをしてもらったり、各種の出前講座を行なうこともできます。中には助け合って解決できることもあるのではないでしょうか。このような場所に新しい公けの機能を持って戴き、認定させて戴いて、お茶代ほどの支援をさせて戴くことは、介護予防などの費用対効果の面でも、かなりの可能性を持っていると考えています。また、この溜まり場を、地元商店や民間サービスなどを利用した生活必需品の調達システムを作ることも可能であると思います。また、現在、特別養護老人ホームの待機者が約500名ほどになっています。今の法制度の中では、老人保健施設に3ヶ月しか居られませんし、その後、自宅介護か、老人ホームの入居の選択が迫られます。比較的料金が安いところは非常に満床状態が続いています。どうしても自宅で介護出来ない場合は、高額な施設に入所せざるを得ませんが、家族が経済的に大変です。早急に、特別養護老人ホームのベッド数や施設を増やすことに、積極的に取り組くんで行きたいと思います。
【進行】ありがとうございました。それでは岡田さん、よろしくお願い致します。
【岡田】只今、高橋よしのぶさんから、入所希望者が500名というお話がございましたが、誤解があるといけませんから、正式な数字を申し上げておきます。新生安中市内でお待ち戴いているのは、350名でございます。そうした皆様に、不安のない社会、安心できる社会を構築すべく、80床の特別養護老人ホームを、平成22年に、建設するっていうことが、既に庁内決定で決っております。そして、さらに、既設の施設に20床、増床するということでございます。そうしますと、かなり、待機者の、人数的には解決の方向に向くのではないか。今、急ぐべきはその80床、20床の合わせて100床の増床であると。これは必ず、23年4月1日、開設できるように、いま準備を整えるべく、進めさせて戴いておりますことに、皆様、お帰りになりましたら、そういうお話が出たらお伝え戴きたいと思います。今、社会福祉協議会に委託を致しまして、ふれあいサロンというものを各区単位に、設置さして戴き、そこへお茶代を出させて戴いて、身近で気楽に、そして、多くのお友達や友人と、いろんなお話が出来て、一日、のびのびと、過ごして戴いて、いるわけであります。これが、ふれあいサロンであります。こうした、身近の政策を、足元をしっかり見て、進めさして戴いております。さらに、全国唯一、百歳以上の皆様に医療費を無料化致しました。百歳以上の皆様、今日の日本の豊かな、新生安中市の豊かな、街に、国にしたのは、そうした高齢者の皆様で、あるからであります。全国に先駆けた政策を、幾つも、新生安中市は、作らして戴き、取らして戴いております。以上であります。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは、補足、反論のある方は重ねてお願いします。
はい、高橋さん、よろしくお願い致します。
【高橋】それでは、高齢者社会の取り組みとして、もう一点述べさせて戴きます。認知症サポータ制度についてでございますが、今月3月22日付け上毛新聞記事によりますと、厚生労働省の提唱で2005年に始まった認知症サポータ制度ですが、サポータ登録者が、高崎5080人、安中99人で、本市は残念ながら12市中最も少ない、と報道されました。私の知人で自宅に帰れなくなってしまった認知症の方を保護したことがございましたが、たまたま様子を知っていた知人宅でしたので、スムースに保護できました。これからの高齢社会を考えますと、認知症への理解や偏見をなくし、街ぐるみで見守る温かな社会作りに繋げる。この取り組みを積極的に周知し、取り組んでいきたいと思います。県も新年度は認知症の取り組みを強化する方針を打ち出しておりますので、県との連携も取りながら、進めて行きたいと思います。
【進行】はい、ありがとうございます。反論のほうはよろしいでしょうか。続きまして第5問目に行きます。第5問目については医療についての質問ですが、安中市の医療の中枢である、公立碓氷病院の今後の運営についてのお考えをお聞かせください。それでは今度は岡田さんのほうからよろしくお願い致します。
【岡田】公立碓氷病院についてお話をさせて戴きます。平成18年3月18日に旧松井田町と旧安中市と合併を致しまして、碓氷病院の医師の先生の給料を200万円、カット致しました。私は知らなかったのでありますけれど。そのために、医師の5人、退職してしまいました。私は、平成18年4月24日に、役所に入って、一番先に、医師の給料を200万円戻しなさい。こう指示致したんでありますけども、条例を市議会で議決しているから簡単にはできません。これが、職員課の回答です。皆さん、よく考えてください。医師の給料を、200万円も切ってですね、それで動け、医療は120%尽くしなさいっつっても、医師が動くわけがないと。毎年1回、14地区で、懇談会をさして戴いておりますけども、そこで、市民の皆さんから指摘があったんです。それで私は、昨年、戻しました。給料を戻しました。そうしたら、心には心で医師も先生も応えてくれる。岡田がそこまで思っていてくれたから、臨時医師はなるべく入れないで、常勤医師でやっていこうという、こういうふうに変わってきたんです。どういうお話をされても、心がない、話はダメなんです。それは、理解されないんです。話だけでは、合理化だけではだめなんです。どこをキチッとメリハリを付けていくかというのが市長なんです。下から上がってくる、それを、ハンコをついて、イエスマンで居れば、それは、いい人もいるでしょう!それは、医療改革、碓氷病院改革にはならないんです!そうしたメリハリある、碓氷病院を今作っているところであります。そのひとつが、本当に親切であったか!十分に説明してあげたか!満足して帰られたか、努力に不足は無かったか、医師先生が自分が開業したと思って、治療に、診察に当たってきたか!このことだけであります。この5つの改革を私が文章化して、医師はじめ、全職員に今、このぺーパーを持って戴いて、改革中であります。必ず!皆さんのご期待に沿える病院に、させます!お約束致します!
【進行】はい、ありがとうございました。では、続きまして高橋さん、よろしくお願いします。
【高橋】安中市の地域医療の核として、その市民病院ですので市民に信頼される医療を提供する必要があります。病院全体をどのような方向性をもって改革して行くのかを決定するにあたり、施設を利用する市民の皆様の声が最も大切であると考えております。アンケート調査など利用した意見の集約。また市民会議などで、直接皆さんの声を聞きながら、県担当課、専門家、外部の病院改革のスペシャリストなどを含めた検討委員会を立ち上げます。移転も視野に入れ、碓氷病院全体の今後の有り方を協議し、方向性を見出して行きたいと思っています。また、早急にやるべきこととして、慢性的な医師不足の解消のため、県との連携を強化し、医師確保に全力をあげます。また、糖尿病などにより透析医療を受ける患者さんが増えています。透析医療を受けられるのは市内では碓氷病院だけです。現在では満床状態が続いて、市内の方が近くで受けたいと思っていても、市外の医療機関まで行かなければなりません。透析医療を充実させて、患者さんの要望に応えられるように早急に改革して行きたいと思います。次に、病院からの情報発信についてですが、ホームページをもっと充実して病院から様々な情報発信が出来るといいと考えております。病院からの各種ご案内の他、健康づくりのための情報、子どもの病気についての情報など、また、病院主催による講座があってもよいと思います。市民の健康づくりに、市民病院としてより積極的に取り組むことができると思います。もう一点、他市の例ですが、民間のボランティアグループなどが、病院を支える会を作って、病院の入口で車の乗り降りを手伝って戴いたり、簡単な案内などをして戴いているところもあります。このように、碓氷病院と市民を繋ぐ取り組みが、大切であると考えています。
【進行】はい、ありがとうございました。以上について、補足、反論のある方に挙手にてお願いいたします。はい岡田さん、お願いします。
【岡田】碓氷病院の医師先生のことでありますが、4月1日に1名、9月に1名、計2名の医師先生の確保にメドが立っております。さらに努力を続けて参りたいと考えております。以上です。
【進行】はい、ありがとうございます。補足質問はよろしいでしょうか。(挙手なし)はい、ありがとうございます。続きまして第6問のほうに移りたいと思います。こちらは土地利用についての質問になりますけれども、平成20年3月に閉校になった安中高校の跡地の利用について、お考えをお聞かせて戴ければと思います。それでは、高橋さんのほうからよろしくお願いします。
【高橋】旧安中高校跡地の利活用でございますが、私の母校でもありますが、あの懐かしい場所が、安中市民にとって、よりよい方向で利活用されることは大変意義があると思っています。私が問題としていることは、市民がどんなふうにこの場所を活用したいのかという市民の声をまだまだ十分に聞いていない、ということです。平成20年10月から庁内の検討委員会が始まり、平成21年の5月にはコンサルタント会社の選定が行われていますが、安中の独自性や特筆を活かした草案作りに最も重要な情報、つまり、ここを利用する市民の声をこの時点で聞き取っていません。まず、最初に自由な意見を市民から募集し、専門家の意見も踏まえ、調査研究、安中独自の方向性を出し、その上に立った、草案を作成し、さらにその草案に対して、再度市民の意見を聞くように、しっかりと時間をかけて丁寧に進めるべきだと思います。この問題は、借金をすることも含め、多額の市民の税金が使われますので、いまの私たちの大人の都合だけで、結果を出すのではなく今後の安中を担う子どもたちにどのような形で残すのか。取得の是非も含め、議論をし直す必要があるのではないかと思っております。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは、岡田さんよろしくお願い致します。
【岡田】安高の跡地の問題でありますが、昨年群馬県から安中市に打診がございました。その打診に基づきまして、市民の団体の代表者に、検討委員会の委員になって戴きました。それで、協議をして戴きました。検討委員会の、答申は出ております。そこで、止まって、おります。検討委員会の答申は、方向は出ておりますけども、安中市としての、方向は、まだ出ておりません。そして、皆さん、よく考えてください。法人税が63%、前年対比、税収が落ち込みます。財政を省みずに、事業決定は、致しません。今、白紙の、状態で、ございます。時間をかけて、多くの皆様の、ご意見等々を伺って、最終的に、市長が、最終判断するわけであります。今、安中高校の跡地利用について、今の財政上、税収から見て、そんな簡単に運ぶ、事案ではございません。慎重の上にも慎重を期し、急ぐべきものは何か。先程も申し上げましたように、終生希望されても、特別養護老人ホームに入れない、ご家庭の、悩んでおるところ、それが優先であります。さらに真面目に、日々、努力しても報われない、そういった方々に、行政の暖かい光を、隅々まで届けることが、今、行政に求められている。一番、先に取り組まなければならない、課題でございます。そうした、税収の見通し。市民皆様方のご家庭の経済環境。こういうものを、しっかりと、見極めて、判断する。これが、行政の責任者である、市長の責務であります。これを、性急にするということは私は非常に残念である。こういうふうに思っております。以上であります。
【進行】はい、ありがとうございました。これについて、補足、反論のある方は挙手にてお願いします。はい高橋さん。
【高橋】それでは補足でございますが、この問題は安中市の未来をどう考え、どんな街づくりをしていきたいのか、きちっとした方向性を示した上で、議論すべきと考えます。先程申し上げましたとおり、整備するのには多額のお金も掛かります。お金をかけて立派な施設を作っても、利用されなけば意味は有りません。この問題について、あまりにも市民に対して、情報公開がなさすぎました。その後、平成21年の8月に、パブリックコメントの募集がありましたが、計画有りきの状態では自由で多様な意見を出すことは難しい、と市民の声も聞いております。良いことも悪いことも情報公開しないと、市民一人一人の問題にはなりません。まずは、なるべく多くの市民の皆様に関心を持ってもらうような取り組みを考えて行きたいと思います。
【進行】はい、ありがとうございます。次、よろしいでしょうか。すいません。第2の質問の時にですね。補足反論を飛ばしてしまいまして、もし、地域活性化の具体策について、補足反論等有りましたら、その時間をとりたいと思うんですけれども。はいそれでは次、岡田さんお願いします。
【岡田】えー、安中市には南地区の区画整理事業というものが、今から10数年前に、計画されまして、たいへんこの場所につきましては、新島学園の西に位置するところでありますが、まあ、時の行政がちょっとあせった、という感がいたしているわけでありますが、その地域の皆様と大変不信が拡がりまして、いまでもって、その区画整理の方向性、あるいは手法、というものがとられません。私は、修正区画整理事業。農地のみに、宅地を除外して、農地のみの修正区画整理事業に切り替えます。こう伝えて、関係の皆様に伝えて戴いているところです。そうしますと一般の圃場整備と同じである。ただ予算の出所が違うということでございまして、道路をきちっと整備しないと、蛇がのたくったような、昔の馬入れという道路でどんどん開発が進んでいく。ぜひ皆様、修正区画整理事業。宅地には掛けない、農地のみの区画整理事業だということで、ご理解を戴きたいと存じます。以上です。
【進行】はい、ありがとうございます。はい、続いて高橋さんお願いいたします。
【高橋】それでは補足になりますが、安中の魅力を広く発信するための方法を、強化する必要があると思います。ポスターやパンフレットなどを、コンビニや、各種商店、飲食店に置いてもらえるように協力をお願いします。また、ホームページの充実も必要と考えます。ユビキタスネットの運用も、ソフト面が、充実しないと意味がありませんので、掘り起こした安中の魅力を最大限に伝える方法に力を注ぐことも必要であることと考えております。それと、特にトイレはユニバーサルトイレに改修することや、案内板の見直し、観光案内所の充実、観光政策を考えるうえで、現況の把握と見直しが、最も重要な課題になると思います。また、安中の観光政策は行政だけでなく、市民の皆さまと一体になった取り組みが必要であると考えております。
【進行】はい、ありがとうございます。以上で6つの質問を終了いたします。最後になりますけれども、第4部と致しまして、本日の皆様、ならびに、安中市民に対しまして、パネルストの両名から、3分ずつではありますが、メッセージを戴けたらと思います。それでは岡田さんの方からよろしくお願いします。
【岡田】冒頭申し上げさして戴きましたように、市政は市民生活そのものであります。議会は、行政を監視監督するわけであります。公正、公平、透明性ある、行政が、行われているかどうか、これを監視するのが、立法府である議会であります。冒頭申し上げさして戴きましたように、51億円事件が、表面化して、まだ90年間、2千万円ずつ払って行かなくっちゃならない。こういう行政を、皆さん、今後、許していいわけですか!市長がその責任担うんです。積極果敢に、市民の皆さんに、安心と信頼、夢と希望を与えることは出来ないんです!行政は、対岸、立法府である議会は、対岸!それで対岸から対岸見て、はじめて!行政の抜けているところ、足りないところは見えるわけです。同じ岸に立ちますから、51円事件が起きるわけです!皆さん、その決定をしっかりと!今度の、迎える、来るべき時には、冷静に、沈着に、ご判断賜りたいと思っております。正に!良識を問う!そうした、大事のことを迎えるわけであります。良識を問う!ことになるわけであります。以上です。
【進行】はい、ありがとうございました。続きまして、高橋さん、よろしくお願いいたします。
【高橋】本日は長時間にわたり、私の思いを聞いて戴き、誠にありがとうございます。このような経験をさせて戴き、心より感謝申し上げます。私は、議員活動15年、そして35年に亘るボランティア活動を通じ、沢山の方と出会い、さまざまな考えに触れることができました。時には意見が合わず、ぶつかることもありましたが、議論を経て、ひとつひとつ自分自身の身になってきたと思います。そして、安中の街づくりについて、議論し合うこともありました。地域が変わるということは、そこに暮らす人の意識が変わる、ということです。私自身も含め、意識を変えていくために、市民レベルで安中を元気にしていく取り組みを、やり続ける必要があると考えます。政権が代わり、政府が打ち出した地方主権対策により、今後国は地方への一括交付金化を進め、その地域ごとに特色ある行政運営が進められる方向になります。いままで以上に地域のことは地域に住む住民が決めることができるようになります。今、私たち安中はどうあるべきか、また、どんな街にしていきたいのか、そういう夢や思いをみんなで議論し合い、しっかりと方向性を打ち出し、より良い街づくりに繋げていかなければなりません。私の政策は、派手なものは何ひとつありません。しかし、そのひとつひとつは、元気のない安中を変える大きな種であると思っています。着実に、ひとつひとつ実践していけば、必ず元気になる街づくりの花が咲きます。私の夢は、市民参加型の街づくりができるようになることです。皆さん!今の安中を、そして将来を、一緒につくりましょう!本日は大変ありがとうございました。
【進行】はい、ありがとうございました。残念ながらお時間がまいりました。この短い時間の中で、十分にご発言戴くことは不可能とは承知しております。そして、聴衆の皆様方も、全てお聞きになりたいことが、すべてお聞きになれたとは思っていません。しかしながら、市民の手で、このような機会が設けられたことは、必ずや、間近に迫った市長選に向かって、何らかのいい影響を与えるものと確信しております。また、市政を他人事にするのではなく、自分達の手で良くしていくんだ、というような良い意味での市民の覚悟に繋がると考えております。本日は、大変お忙しい中、出席戴いた、パネリストの方々に御礼を申し上げるとともに、最後まで熱心にこの討論をお聴き戴いた聴衆の皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。(場内拍手)それではマイクを司会のほうに替えさせて戴きます。
【司会】ありがとうございました。パネリストのご両名、ならびに、コーディネータに大きな拍手をお贈りいたしたいと思います。(拍手)閉会の時刻となりましたが、ここで皆様にお願いをさせて戴きたいと思います。本日、入場の際に皆様にアンケート用紙が配られたと思いますが、今後の活動に参考にさせて戴きたいので、ぜひお手数でもご回答戴きまして、お帰りの際に、出口回収箱にご投函戴ききますよう、よろしくお願い申し上げます。以上を持ちまして、社団法人安中青年会議所、3月第2例会、明日の安中市を考える公開討論会を閉会いたします。ご来場戴きまして誠にありがとうございました。
【ひらく会情報部】
↑公開討論会直後の岡田義弘後援会事務所。この討論会にはかなり動員をかけたらしく、事務所の前には、20台程度車が駐車していた。↑
テーマは、経済活性化、公立碓氷病院の運営方針などをめぐって意見が交わされましたが、冒頭の自己紹介で、いきなり岡田義弘氏が、自身も土地開発公社の理事監事として事件に関係していたにもかかわらず、前代未聞の51億円巨額詐欺横領事件を起こした安中市制を、痛烈に批判するというエイプリルフール的な発言をして、集まった約250人から300人近い聴衆市民を驚かせました。事の一部始終は、このあとに掲げた公開討論会のやりとりの詳細を読めばわかります。
【司会】これより社団法人安中青年会議所3月第2例会、明日の安中市を考える公開討論会を開会いたします。本日司会を務めます、私、社団法人安中青年会議所、会員・研修委員長の高橋豊と申します。どうぞよろしくお願い致します。(拍手)初めに主宰者を代表致しまして、社団法人安中青年会議所理事長、久保庭義夫よりご挨拶をさせて戴きます。
【主催者代表】皆様、本日は、私ども社団法人安中青年会議所が開催いたします明日の安中市を考えると題した公開討論会へ、このように多くの皆様にお越し戴きましたことを誠に感謝申し上げる次第でございます。本当にありがとうございます。そして本日、大変お忙しい中、この公開討論会のパネリストとしてお越し戴きました、岡田義弘様、そして、高橋よしのぶ様、本当に、ありがとうございます。そしてまた、この公開討論会を準備する段階より、多くの皆様に、ご支援、ご協力を戴きましたことを、この場をお借り申し上げ、御礼申し上げる次第でございます。ありがとうございました。私、2010年度、社団法人安中青年会議所第38代理事長をさせて戴いております久保庭義夫と申します。よろしくお願い申し上げます。さて、今、この日本、そしてこの安中市は様々な問題を抱えております。少子高齢化問題、景気雇用対策、社会福祉制度、医療制度、本当に問題を挙げればきりがないほどの問題が、山積みとなっております。こうした中、今回、安中市長選挙に先立ちまして、今回お越し戴いております、立候補予定者でもあります、岡田義弘様と高橋よしのぶ様より、先ほど申し上げましたような問題の対策、そして、今後この安中市がより良くなるための政策を、生の声で、そして本音で語って戴き、今回のこの公開討論会をやったことにより、本日お越しの皆様を初め、そして有権者の皆様が、政治や、行政をもっともっと身近なものに捉えて戴き、今後の安中市を考える上で、素晴らしい、そしてより良い街、地域にするために、行動していけば、この安中市は必ずもっと素晴らしい地域となると、私たちは考えています。そして、私たちが、社団法人安中青年会議所が、理念として掲げさせて戴いております、明るい豊かな社会づくり、街づくりの実現に向けて、また、今回のようなこういう事業のような活動を精一杯やって行きますので、皆様のご支援ご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。最後になりますが、今回、この公開討論会、私ども、初めての試みですので、数多くの至らない点等、本当に沢山あると思いますが、皆様にご入場の際にお配りしたアンケートに、そういった言葉も戴いて、今回私共が行いました、こういったような事業のもっとこうしたらよいのではないか、何をやれだとか、お書き戴きまして、帰りにアンケートを出して戴けましたら、また、皆様に期待されるような、そして、必要とされるような団体になっていけるというふうに考えております。本当に最後に、本日、お越しになって戴きました皆様に、もう一度深く感謝申し上げ、話まとまりませんが、主催者を代表致しましての挨拶とさせて戴きます。本日はよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【司会】討論会に入ります前に、聴衆の皆様に守って戴くルールと、討論会の流れを説明させて戴きます。まず、守って戴くルールと致しまして、入場の際にお渡し致しましたパンフレットの表紙の下に書かれていますとおり、客席からのパネリストに対する質問、客席から声援、誹謗、中傷、コーディネータが促すとき以外の拍手、開催中の途中入退席を禁止しております。これらのルールに違反する行為が見られました場合、ご退場戴く場合がございますが、この討論会の趣旨をご理解戴き、ご了承戴きますようお願い致します。次に、本日の討論会の流れを説明させて戴きます。本日の討論会は、4部構成となっております。初めに1部と致しましてパネリストの自己紹介と挨拶、2部としまして○×の質問、3部として6つの質問、最後に4部として聴衆の皆様へとなっております。公開討論会は公正中立を旨としております。従いまして、各パネリストの発言時間は均等になりますように、タイムキーパーが発言時間の計測と終了時間のお知らせを行なうことになっております。○×質問と6つの質問に関しましては、お配りしましたパンフレットの中に、各パネリストの答えが記入できる欄を設けてありますので、ご利用ください。アンケートに関しましては、お帰りの際に、アンケート回収ボックスを用意してありますので、そちらへお入れ戴きますようご協力お願い致します。それでは討論会の進行を務めますコーディネータに入場して戴きます。コーディネータ、社団法人安中青年会議所副理事長川原田和広と、アシスタント会員研修委員会副委員長佐俣圭介です。(コーディネータ2名の入場)それではこれより進行は、コーディネータにお任せします、川原田副理事長、お願いします。
【進行】只今、ご紹介に預かりました社団法人安中青年会議所副理事長川原田和広です。よろしくお願い申し上げます。
【進行】同じく佐俣圭介です。よろしくお願いします。(拍手)
【進行】以後着座にて進行させて戴きますので宜しくお願い致します。先程、委員長から説明がありましたが、いろいろなルールを決めさせて戴いております。ご確認戴きご協力をお願い致します。これから始まりますけれども、開催中の退席は一切できません。また客席から直接質問等はご遠慮願います。拍手のほうもご遠慮ください。拍手をする時には、こちらから促しますので、一括して戴きまのでよろしくお願いします。公正中立、スムースな進行を心がけていますのでご協力よろしくお願いします。それでは始めさせて戴きます。本日、お忙しい中、お二人のパネリストをお招きしております。それでは皆さん、大きな拍手をもってお迎えください。(大拍手)
<立候補予定者2名が登場し、着席する>
【進行】本日、席の順番ですが公正を期するために控え室に来た順にくじを引いて戴き、この順番になっております。この後、質問に移って行きますけれども、これも公平を期するために、順番に質問に答えて戴きたいと思います。1問目を高橋さんから質問したら、2問目は岡田さんから、3問目はまた高橋さんから、というふうな進行に進めさせて戴きます。またパネリストの発言時間ですが、こちらも均等になりますように、タイムキーパーを準備しております。私がお答えをお願いしますと言ったら、マイクを取って戴き、そこから持ち時間で発言して戴きます。発言をして戴いて、1分になりますと「1分」のプレートを出させて戴きます。お願いします。(タイムキーパーがプレートを掲げる)続いて終了30秒前になりますと、「30秒前」のプレートを出させて戴きます。その時に、ベルを1回鳴らします。(プレートをあげ、ベルを鳴らす)終わりという時間になりますと、「終了」のプレートを出させて戴きます。この時に、2回ベルを鳴らさせて戴きます。(プレートをあげ、2回ベルを鳴らす)これで終わりという合図になりますので、よろしくお願い致します。また先程、お話しましたが、発言が終わりますと、拍手をしたくなりますけれども、スムースな進行を行うために、私が促す時以外はご遠慮ください。ご協力よろしくお願い致します。それでは前置きが長くなりましたが、さっそく入って行きたいと思います。第1部としまして、まず初めに、自己紹介とご挨拶をお願いしたいと思います。時間は一人4分の時間があります。高橋さんからよろしくお願い致します。
【高橋】皆さん、こんにちは。3月の最後の日曜日、お忙しい中ご参会戴きありがとうございます。まず初めに自己紹介をさせて戴きます。私は高橋由信(よしのぶ)、53歳でございます。私は昭和31年7月6日、安中市岩井に生まれ、安中市立碓東(たいとう)小学校、碓東中学校と学びました。卒業前に旧8か町村の中学校が統合され、新校舎には入れませんでしたが、安中一中の第1回の卒業生となります。その後、地元安中高等学校へ入学、卒業後、高崎第一屋製パンに入社致しました。それと同時に地元青年団を再結成し、青年団活動を始めました。安中市青年団連合会会長、また群馬県青年団連合会理事を経て、昭和56年には、第9回群馬県洋上大学、日中友好青年の船に参加し、多くの事を学びました。また、活動の中で聴覚障害者との出会い、それがきっかけで安中を拠点にボランティア活動を始めました。手話の普及活動とあわせ、演劇の公演、映画の上映会、各種講演会の主催など文化づくり活動を行いました。これらの経験が自分の住む安中を見つめ直すきっかけとなりました。そこで市民の思いを市政に反映するひとつの手段として、平成3年、安中市議会議員選挙に35歳で立候補し、草の根選挙で初当選致しました。その後、議員活動と合わせ、群馬県地域づくり団体の会員となり、自分達のできることで、まちを元気にしていこうと、北関東最大級と言われるまでになった地域活性化イベント、フリーマーケットinあんなかの開催や、蛍の棲める川づくりなどを行い、全国に安中を発信し続けてまいりました。活動の中で街づくりに、沢山の人たちが関わることの大切さを学びました。平成19年、安中市議会議員4度目の当選を果たし、現在議員暦15年になります。趣味は、映画鑑賞、好きな食べ物は、肉じゃが、煮豆など、お袋の味が大好きです。夢は、市民参加型のまちづくりができるようになることです。変えてくれるのを待つのではなく、変えていく市政がとても大切だと思っています。本日はよろしくお願い致します。
【進行】ありがとうございます。それでは続きまして、岡田さん、よろしくお願い致します。
【岡田】皆さん、こんにちは。きょうは社団法人、JC、安中青年会議所のご高配によりまして、公開討論会を開いて戴き、私の所信を聞いて戴けるということは、大変ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいであります。ご列席戴きました、皆様方におかれましては、寸暇も無くご対応のあと、公開討論会にご列席賜り、我々の話を聞いて戴く。感謝の気持ちでいっぱいでございます。さて、市政は市民生活そのものであります。そして、市長が、どう、指導力を、発揮するか。こういうことであります。その指導力とは、市長自ら、どうに汗をかく、全身に汗をかいているかどうか、ということであります。皆さん、冷静に、振り返ってみてください。51億円事件が、前代未聞の、市役所内で、発生を致しました。このことは、土地開発公社が、資産も予算も持っておりません。そして、すべて、事業は、金融機関からの融資を受けて、行なっているわけであります。従いまして、年末、1年の締めくくりとして、金融機関から、融資残高証明を、市長が金融機関に求めるんは、当たり前であります。それを20年も、20数年も、一度もやってないという。皆さん、そうした、緩んだ、行政で、いいんでしょうか。今から11年前、土地開発公社は現金で4億円を払いました。そして、2000万ずつ10年、一昨年払いました。合計、6億円払いました。まだ18億5千万円が、今後、90年間払っていかなくっちゃなりません。2000万円ずつ。そうした、緩んでいる行政をきちんと立て直す。これが市長の、責務であります。職員から、書類が上がってきたものをしっかりと、目を通すというのが市長の責務であります。以上でございます。
【進行】ありがとうございました。それでは次に第2部に移りたいと思います。こちらは○×の質問になっております。こちらの質問に、テーブルの上にあります○×ボードがございます。こちらをですね、質問にお答えして戴き、○×で答えて戴きたいと思います。質問は全部で9問ありますので、よろしくお願いします。それでは最初の質問です。①公共工事は増やすべきだ。増やすべきと思う方は○を、増やす必要はないと思う方は×をお上げください。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】はい、高橋さんは×、岡田さんは○ということですね。はい、ありがとうございます。続きまして、②安中市議会の定数ですけれども、現行は28名、来年4月選挙になるんだと思いますけれども、24名になるそうです。24名に対して多いと思う方は○を、多くないと思う方は×をお上げください。
(高橋氏のみがプレートを上げる)
【進行】はい、えーと、高橋さんは×ということで、(なにも上げない)岡田さんのほうはどちらでも、ということですね。はい。③安中市のゴミ袋は無償にできる。出来るとおもう方は○を、出来ないと思う方は×をお上げください。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】高橋さんは×、岡田さんが○ということですね。ありがとうございます。④増田川建設工事は必要だ。必要と思う方は○を、不要と思う方は×を。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げるが、高橋氏は、○と×の両方のプレートを同時に上げる)
【進行】高橋さんは(○×)両方というカタチですかね。岡田さんのほうは○ということですね。⑤番、老人ホームを増やすべきだ。増やすべきと思う方は○を、増やす必要は無いと思う方は×をお願いします。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】はい、こちらは両方とも○ということで、ありがとうございます。⑥安中市の防災対策は万全だ。万全と思う方は○を、まだまだ不備があると思う方は×を。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】はい、ふたりとも×ということです。⑦耐震等の住宅リフォーム助成は必要だ。必要と思う方は○と、不要と思う方は×をお願い致します。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】両方とも、ふたりとも○ということです。⑧選択的夫婦別姓に賛成だ。賛成の方は○を、反対の方は×をお願い致します。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】高橋さんが○、岡田さんが×ということで。⑨安中市の2級障害までの医療費無料制度というものは今後も必要だ。必要と思う方は○、必要でないと思う方は×をお願いします。
(両パネリストがそれぞれプレートを上げる)
【進行】両方○ということで、はい、ありがとうございます。以上で○×の質問を終了させて戴きます。それでは次に、第3部の方に移らせて戴きます。こちらは6つの質問に移りたいと思います。それぞれの考えをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願い致します。各質問ごとに、回答時間を4分ずつ用意しておきます。さらに、お二人が回答をし終わった後に、2分程の補足反論の時間を設けております。補足反論をなさる方は、挙手にてお願い致します。それでは第1問。経済についての質問ですけれども、昨今、不況だ不況だと言われている中、経済活性化の具体策についてお聞かせください。今度は岡田さんの方からよろしくお願いいたします。
【岡田】経済活性化の具体策についてでございますけれども、百年に一度と言われる大不況から、これは、一昨年の、9月の5日に、リーマンブラザーズが破綻をしてしまい、日本をはじめ、世界から3千兆円が一挙に、消えたという、そこから始まっているわけであります。そして、安中市におきましても、国の指示を待っていたならば、中小企業の皆様がたは倒れてしまう。失業者が続出してしまう。昨年1月8日緊急な庁議を開きまして、公的な、融資、制度融資、ゼロ金利政策を、決断したとこであります。そして、今日に、それが、ゼロ金利政策を、今続けさせて、戴いているとこであります。皆さん、お考えください。昨年は3万2千人の方が、若い皆さんが、命を絶った。自殺者が出ているわけであります。安中市は例外ではありません。安中市からも、30代、前後の方が、自ら、リストラに遭って、命を絶っているわけです。こういう、経済状況を、なんとしてでも、また、市民の皆様は歯を食いしばって、身を粉にして血税を、納めて戴いているわけです。そして、行政経費を、しっかりと見直して、今こそ、市民の皆様に、行政の暖かい光を、隅々まで、届けるために、死にもの狂いで、今、経済対策、進めさせて戴いているわけであります。そして、県下でいち早く、子どもの医療費の無料化に踏み切ったんであります。言うは易し、行うは難しであります。死力を尽くして、行政に当たって、無駄を断つ。そうした行政を今進めさせて戴いております。どうそ、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは続きまして高橋さん、よろしくお願い致します。
【高橋】発言の前に、一言申し上げます。先程の○×の回答の公共工事ですが、ただ単に減らすべきだとは思っておりません。必要な施設必要な道路については、きちんとこれからも作るべきだと考えております。また、増田川の問題に対しては、既に検証する方向を打ち出しておりますので、両方を上げさせて戴きました。経済の活性化は、大変重要、です。安中市の活力を高めていけるか、国や県とさまざまな施策を活用しながら、取り組みたいと考えています。今日はふたつの点について考えを述べさせて戴きます。一点目は、農業分野での特産品の開発です。安中の地域ブランドを作るということです。安中市では、現在、ウメやコンニャク、ゴボウなどの特産物が有名です。これらにプラスして、当市の気候、風土など条件に合った、新しい特産品の開発を、農家の方やJA、県の機関などと連携して取り組みたいと考えています。地産地消を推進するとともに、観光と連携させるなど、販路の拡大にも力を入れます。もう一点は、企業誘致についてですが、本市は高速交通網として、新幹線の駅がひとつと、高速道路のインターチェンジが2箇所あります。また豊かな自然があり、比較的恵まれた気象条件でもあります。交通の利便性もあります。例えば、新潟の食品関連の企業が、この近くに工場を持っていらっしゃいますが、新潟で事業展開をした時よりも、暖房に掛かる経費や、除雪経費が全く違う、ということで、こちらに来て大変よかったと、おっしゃっていました。このような、安中市の特長を活かした企業誘致の在り方を、地域の事業者の方々とも議論し、進めて行きたいと、考えています。また、いろいろな機会を通じ、安中市の立地条件の良さなど、積極的にPRするなど、トップセールスに力を入れたいと考えています。具体的な誘致策としては、現在、土地の購入に当たっての補助などがありますが、その他にも、税制面などで多様な融資策が採れないか、研究して行きたいと思っています。観光の点におきましても、経済を考える上で、近年、全国的に大変力が入れられています。群馬県を訪れる人たちの目的のトップは温泉というデータがあります。本市の磯部温泉、霧積温泉の魅力をさらに高め、色々な媒体を活用をして、PRを進めるとともに、近隣市町村のネットワークを強化して観光政策に力を入れて行きたいと思います。以上です。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは、補足、反論のある方に、挙手にてお願いします。はい、それでは高橋さん、お願いします。
【高橋】補足でございますが、福祉政策にも関わってくることですが、現在交通弱者である高齢者に対し、生活必需品の調達などの支援が急務です。その対策のひとつとして地元商店の皆様にご協力戴き、配達システムを考えたいと思います。配達にかかる経費の補助制度をつくり、経済と福祉の両面で有効な制度を研究したいと考えております。
【進行】はい、ありがとうございます。それでは第2の質問に移りたいと思います。地域というテーマで、安中市には、温泉施設や、世界遺産暫定リストの中の施設である眼鏡橋や丸山変電所など、素晴らしいものが沢山あるなかで、施設観光スポットを利用して地域活性化の具体策について、お考えをお聞かせ戴きたいと思います。それでは、次は高橋さんのほうからよろしくお願い致します。
【高橋】地域活性化について、私の考えを申し上げます。現在行われている各種施設の手入れ、また、22年度予算で予定されている事業計画は引き続き行っていくことは勿論だと思いますが、私は安中の観光については、まだまだ魅力づくりが十分ではないと思っております。それではどんな事業ができるのか。まずは財政に負担を掛けずに、市全体の魅力をアップすることができることを提案したいと思います。まず一点目は施設、観光資源の魅力を掘り起こすことから、始めていきたいと思います。この近くですと、安中教会、武家長屋、新島襄旧宅などがあります。また、世界遺産登録に向け官民共同で取り組みを進めている眼鏡橋、丸山変電所など、主だった施設や、また、私たちがその魅力にまだ気付いていない、まだ埋もれた観光資源の掘り起しが必要です。その掘り起しを、学生などの若い感性で行ってもらうのも面白いのではないか、と考えています。二点目は、地域の活性化とは、安中に人が集まることから始まると考えます。観光資源として、昔からの伝統芸能や、文化を掘り起こすことと併せ、新しいお祭りや、イベントの企画の段階から、行政と民間の共同で作り上げることも、今後、安中の魅力の発信をすることにもなります。また、訪れた人が安中の魅力を味わえるように、おもてなしの心が伝わる“おもてなしマップ”のようなものを作ってはどうかと考えます。例えばこの文化センターを拠点とするならば、30分で行けるスポット、1時間コース、2時間コースなど、また、施設をテーマにしたコース、人気のスィーツ、食べ歩きコース、史跡を訪れるコースなど、何か体験をするコースというものも、あれば面白いと思います。このように、主だった施設を中心に、各種のコース提案ができます。1泊コース、2泊コースなど、近隣市町村との連携を含めた提案も良いかと思います。観光を考える上で、近隣市町村との連携強化にも力を入れたいと思います。三点目は、寄ってもらえるまちづくりの魅力のひとつとして、市民の皆さんや、地元の生産者の皆さんにご協力戴き、花いっぱいのまちづくりを進めて行きたいと思います。来年はJRによるディスティネーションキャンペーンが行われ、今年はそのプレイベントもあります。このようなことも有効に活用して、元気なまちづくり、寄ってもらえるまちづくりを、市民の皆様と一緒に進めて行きたいと考えています。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは続きまして岡田さん、よろしくお願い致します。
【岡田】今、新生安中市が観光に力を入れているわけでありますが、国では平成18年に、ユビキタスネットまちづくり事業というものを、政策として立ち上げました。そして、新生安中市は平成19年にユビキタスネットまちづくり事業に対しまして申請を致しました。100%、専門用語では、10分の10と言うんですけども、9千万円の全額が国の補助であります。そして、安中市は、平成19年は採択になりませんでした。そして3回目、政権が代わった後でありますが、12月になりまして国から電話が入りました。ユビキタスネットまちづくりに安中市を推薦する、と。そして、8千万の補助の半分の4千万。まあ正式には3800万でありますけれども、安中市へ補助致しますよ、と。県下唯一であります。県下唯一。じゃ具体的にどういうことか。安中駅、磯部駅、横川駅、富岡製糸場、ここへ端末を設置して、瞬時に市民の皆さん、県外の皆さん、市外の皆さん、海外の皆さんに、安中市の観光情報を直接ご提供させて戴くという事業であります。本来ですと、8千万ですと、高崎駅、県内主要駅に端末を置きたかったのでありますけれども、なかなか国の財政事情もございますので半分になりました。それを県内唯一成功したわけであります。そして、皆さん、冷静に振り返ってみてください。唱歌っていうもみじもございます。明治44年に、高野辰之先生が、の長野市、長野から東京へ往復しているなかで、あの熊の平と眼鏡橋の間の、もみじの美しさに感動して、碓氷で、もみじっちゅう唱歌が誕生したんであります。そして、そのもみじの観光文化の振興を図り、5000本のもみじを本年、2年目でありますけれども、植樹をして、そうした観光振興を全国に発信していこうということで、市民ぐるみで取り組くんでいるところでございます。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは次の質問に移りたいと思います。第三の質問で、教育というテーマですけれども、こちらの教育政策について、パネリストの皆さんが一番重要に思っていることを、お考えを、お聞かせ願いたいと思います。それでは岡田さんのほうからよろしくお願い致します。
【岡田】えー、教育につきましては、新学習指導要領の基本的な理念であります、生きる力、確かな学力、豊かな心、心身逞しさを身に付けた児童生徒の育成に向け、教育委員会が、全力を尽くして、今取り組んで、いるところであります。そして、基本的な生活習慣の習得、感謝の心、そして、相手を思いやる心の育成などにつきまして、家庭や地域の方々と協力し、連携を図りながら、人々と、強調できる人づくりを、今、新生安中市は、教育委員会を中心として、取り組んでいるところでございます。そして、私の願いは99%の努力をして、1%の閃きが活かせるような人づくりをしなければならない。これが私の、教育の、目標であります。皆さん、教育は素晴らしい。この教育なくして、新生安中市の将来はない!また、我が国の将来が無いと、私は考えている。反面、教育は恐ろしい!教育によって、人が変わるということ。振り返ってみてください。あの軍国主義がそうだった。この教育の中立性というものは非常に重要であるということで、そいで、一人立ちできる、そうした、子どもさんを、生徒を、どう育成するか、導くか、このことは簡単なようで、大変、難しいわけであります!今こそ教育の重要性、教育の中立性、こういうものを、再確認、再現出することが私は極めて重要であると考えているひとりでございます!以上です。
【進行】ありがとうございまいた、それでは高橋さん、よろしくお願いします。
【高橋】はい、それでは教育についてお答えします。未来を担う、子ども達の教育は、街づくりを考える上で、とても大切です。安中の街づくりを考えるに当たり、子ども達が小さい頃から、自分の暮らす街に関心を持ってもらうことが、重要なポイントであると考えます。現在の形態では、子どもが地域に対し、子どもの立場で、まちづくりに関わるという機会はあまりありません。例えば、子ども議会の実施やイベントの企画、ボランティア参加などを通じ、生きた学びの機会を積極的に提案し、子どもの立場でまちづくりに関わることの楽しさや、喜びを体験してもらいます。また、市内にある小学校、中学校、高等学校の連携を強化し、みんなで体験できる安中独自のイベントも考えて行きたいと思っています。また、私が取り組みたいことのひとつは、安中市に生まれ、育つ子ども達が、自分のまちに誇りを持てるようになることです。そのためには、まず私たち大人が、郷土安中市の歴史や文化、伝統を再確認することも、大切です。安中ふるさと人物辞典という冊子があります。この本は、安中市ゆかりの歴史上の人物が取り上げられています。また、現在、安中市出身や関わり合いのある方で、活躍中の方々も含めて、新人物辞典を作成して、教育に活かして行くことも良いのではないかと考えております。子どもたちにとって、自分のすぐ近くに、一生懸命頑張っている人が居ることを知ったり、また、そのような人達に直接あって、話を伺うことも、生きた学習になります。このような機会を通じ、自分自身や地域の将来について、考えるきっかけになるのではないでしょうか。もう一点、学校ごとの裁量予算というものについて、考えを述べさせて戴きます。学校現場の先生方は、日々お忙しい中で、子ども達により良い学びと、さまざまな教育をして戴いております。そういった先生方の努力を活かすひとつの方法として、学校長の裁量により使える裁量予算、というものがあります。先生のアイデアや、学校独自の活動など、物品の購入等が自由にできますので、学習の幅が拡がります。厳しい財政状況の中ではありますが、安中の未来を担う子ども達にとって、より良い学習環境を作るひとつの手段として、このような予算枠を設けたいと思います。この件につきましても、ぜひ、現場の先生がたや、PTAの皆さん、また地域のボランティアの皆さんなどにもお話を伺っていきたいと考えています。以上です。
【進行】はい、ありがとうございます。これについて、補足、反論のある方は挙手にてお願い致します。はい、高橋さん、よろしくお願いします。
【高橋】さきほども、郷土安中市の歴史や文化、伝統をまず大人が再認識し、街に誇りを持つことが子どもたちの教育にとって、大切であることを述べさせて戴きました。現在。歴史的認識に立ち、箱根と並ぶ二大関所である、碓氷関所跡と、関東地方でも最も古い、横穴石室を持つ学術的に見ても貴重な、簗瀬二子塚古墳があります。国の指定文化財に出来る可能性があると言われています。早急に指定に向けた取り組みを行っていきたいと思います。
【進行】はい、ありがとうございます。補足、反論はよろしいでしょうか、はい、それでは続きまして、第4問ですが、福祉についてのテーマです。高齢者医療、介護問題、交通弱者等の問題がありますけれども、高齢者に対する福祉政策についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。それでは高橋さんの方からよろしくお願い致します。
【高橋】高齢者社会に対する取り組みは、私も待ったなしであると考えています。高齢者になっても、住み慣れた地域で、自立して生活していくためには、買い物や、通院など、家の外に出て活動するための移動手段は不可欠であります。現在は乗り合いタクシーの運航やタクシー利用券の交付などの対策が行われています。これらをより利用し易く、かつ、持続可能なものにしていくことが必要と考えます。現在、国で行っている事業で、デマンド方式やコミュニティ・バスなど、各地域ごとに運航方法について、協議しながら実際に走らせてみるという、実証実験事業を早急に実施し、誰もが使い易い方法を見出していきたいと考えています。また、高齢者の福祉対策として、お年寄りの触れ合いの場として、仮称ですが、元気の家認定制度というものを考えています。日頃、地域の中で、人が良く集まる家、というのがあると思います。みんなが集まってくる家は人と情報の交流広場であります。これは、これからの時代において、新しい核になり得ると考えています。人と会って話をすることは、心もリラックスするし、実際に脳の活性化に繋がることが実証されています。気兼ね無く、楽しく集まれる場で、生活に必要な情報が無理なく得られる、近所の人たちの安否確認やオレオレ詐欺、不当な訪問販売などの防止策にも役立てることができます。時には保健士を呼んで健康チェックをしてもらったり、各種の出前講座を行なうこともできます。中には助け合って解決できることもあるのではないでしょうか。このような場所に新しい公けの機能を持って戴き、認定させて戴いて、お茶代ほどの支援をさせて戴くことは、介護予防などの費用対効果の面でも、かなりの可能性を持っていると考えています。また、この溜まり場を、地元商店や民間サービスなどを利用した生活必需品の調達システムを作ることも可能であると思います。また、現在、特別養護老人ホームの待機者が約500名ほどになっています。今の法制度の中では、老人保健施設に3ヶ月しか居られませんし、その後、自宅介護か、老人ホームの入居の選択が迫られます。比較的料金が安いところは非常に満床状態が続いています。どうしても自宅で介護出来ない場合は、高額な施設に入所せざるを得ませんが、家族が経済的に大変です。早急に、特別養護老人ホームのベッド数や施設を増やすことに、積極的に取り組くんで行きたいと思います。
【進行】ありがとうございました。それでは岡田さん、よろしくお願い致します。
【岡田】只今、高橋よしのぶさんから、入所希望者が500名というお話がございましたが、誤解があるといけませんから、正式な数字を申し上げておきます。新生安中市内でお待ち戴いているのは、350名でございます。そうした皆様に、不安のない社会、安心できる社会を構築すべく、80床の特別養護老人ホームを、平成22年に、建設するっていうことが、既に庁内決定で決っております。そして、さらに、既設の施設に20床、増床するということでございます。そうしますと、かなり、待機者の、人数的には解決の方向に向くのではないか。今、急ぐべきはその80床、20床の合わせて100床の増床であると。これは必ず、23年4月1日、開設できるように、いま準備を整えるべく、進めさせて戴いておりますことに、皆様、お帰りになりましたら、そういうお話が出たらお伝え戴きたいと思います。今、社会福祉協議会に委託を致しまして、ふれあいサロンというものを各区単位に、設置さして戴き、そこへお茶代を出させて戴いて、身近で気楽に、そして、多くのお友達や友人と、いろんなお話が出来て、一日、のびのびと、過ごして戴いて、いるわけであります。これが、ふれあいサロンであります。こうした、身近の政策を、足元をしっかり見て、進めさして戴いております。さらに、全国唯一、百歳以上の皆様に医療費を無料化致しました。百歳以上の皆様、今日の日本の豊かな、新生安中市の豊かな、街に、国にしたのは、そうした高齢者の皆様で、あるからであります。全国に先駆けた政策を、幾つも、新生安中市は、作らして戴き、取らして戴いております。以上であります。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは、補足、反論のある方は重ねてお願いします。
はい、高橋さん、よろしくお願い致します。
【高橋】それでは、高齢者社会の取り組みとして、もう一点述べさせて戴きます。認知症サポータ制度についてでございますが、今月3月22日付け上毛新聞記事によりますと、厚生労働省の提唱で2005年に始まった認知症サポータ制度ですが、サポータ登録者が、高崎5080人、安中99人で、本市は残念ながら12市中最も少ない、と報道されました。私の知人で自宅に帰れなくなってしまった認知症の方を保護したことがございましたが、たまたま様子を知っていた知人宅でしたので、スムースに保護できました。これからの高齢社会を考えますと、認知症への理解や偏見をなくし、街ぐるみで見守る温かな社会作りに繋げる。この取り組みを積極的に周知し、取り組んでいきたいと思います。県も新年度は認知症の取り組みを強化する方針を打ち出しておりますので、県との連携も取りながら、進めて行きたいと思います。
【進行】はい、ありがとうございます。反論のほうはよろしいでしょうか。続きまして第5問目に行きます。第5問目については医療についての質問ですが、安中市の医療の中枢である、公立碓氷病院の今後の運営についてのお考えをお聞かせください。それでは今度は岡田さんのほうからよろしくお願い致します。
【岡田】公立碓氷病院についてお話をさせて戴きます。平成18年3月18日に旧松井田町と旧安中市と合併を致しまして、碓氷病院の医師の先生の給料を200万円、カット致しました。私は知らなかったのでありますけれど。そのために、医師の5人、退職してしまいました。私は、平成18年4月24日に、役所に入って、一番先に、医師の給料を200万円戻しなさい。こう指示致したんでありますけども、条例を市議会で議決しているから簡単にはできません。これが、職員課の回答です。皆さん、よく考えてください。医師の給料を、200万円も切ってですね、それで動け、医療は120%尽くしなさいっつっても、医師が動くわけがないと。毎年1回、14地区で、懇談会をさして戴いておりますけども、そこで、市民の皆さんから指摘があったんです。それで私は、昨年、戻しました。給料を戻しました。そうしたら、心には心で医師も先生も応えてくれる。岡田がそこまで思っていてくれたから、臨時医師はなるべく入れないで、常勤医師でやっていこうという、こういうふうに変わってきたんです。どういうお話をされても、心がない、話はダメなんです。それは、理解されないんです。話だけでは、合理化だけではだめなんです。どこをキチッとメリハリを付けていくかというのが市長なんです。下から上がってくる、それを、ハンコをついて、イエスマンで居れば、それは、いい人もいるでしょう!それは、医療改革、碓氷病院改革にはならないんです!そうしたメリハリある、碓氷病院を今作っているところであります。そのひとつが、本当に親切であったか!十分に説明してあげたか!満足して帰られたか、努力に不足は無かったか、医師先生が自分が開業したと思って、治療に、診察に当たってきたか!このことだけであります。この5つの改革を私が文章化して、医師はじめ、全職員に今、このぺーパーを持って戴いて、改革中であります。必ず!皆さんのご期待に沿える病院に、させます!お約束致します!
【進行】はい、ありがとうございました。では、続きまして高橋さん、よろしくお願いします。
【高橋】安中市の地域医療の核として、その市民病院ですので市民に信頼される医療を提供する必要があります。病院全体をどのような方向性をもって改革して行くのかを決定するにあたり、施設を利用する市民の皆様の声が最も大切であると考えております。アンケート調査など利用した意見の集約。また市民会議などで、直接皆さんの声を聞きながら、県担当課、専門家、外部の病院改革のスペシャリストなどを含めた検討委員会を立ち上げます。移転も視野に入れ、碓氷病院全体の今後の有り方を協議し、方向性を見出して行きたいと思っています。また、早急にやるべきこととして、慢性的な医師不足の解消のため、県との連携を強化し、医師確保に全力をあげます。また、糖尿病などにより透析医療を受ける患者さんが増えています。透析医療を受けられるのは市内では碓氷病院だけです。現在では満床状態が続いて、市内の方が近くで受けたいと思っていても、市外の医療機関まで行かなければなりません。透析医療を充実させて、患者さんの要望に応えられるように早急に改革して行きたいと思います。次に、病院からの情報発信についてですが、ホームページをもっと充実して病院から様々な情報発信が出来るといいと考えております。病院からの各種ご案内の他、健康づくりのための情報、子どもの病気についての情報など、また、病院主催による講座があってもよいと思います。市民の健康づくりに、市民病院としてより積極的に取り組むことができると思います。もう一点、他市の例ですが、民間のボランティアグループなどが、病院を支える会を作って、病院の入口で車の乗り降りを手伝って戴いたり、簡単な案内などをして戴いているところもあります。このように、碓氷病院と市民を繋ぐ取り組みが、大切であると考えています。
【進行】はい、ありがとうございました。以上について、補足、反論のある方に挙手にてお願いいたします。はい岡田さん、お願いします。
【岡田】碓氷病院の医師先生のことでありますが、4月1日に1名、9月に1名、計2名の医師先生の確保にメドが立っております。さらに努力を続けて参りたいと考えております。以上です。
【進行】はい、ありがとうございます。補足質問はよろしいでしょうか。(挙手なし)はい、ありがとうございます。続きまして第6問のほうに移りたいと思います。こちらは土地利用についての質問になりますけれども、平成20年3月に閉校になった安中高校の跡地の利用について、お考えをお聞かせて戴ければと思います。それでは、高橋さんのほうからよろしくお願いします。
【高橋】旧安中高校跡地の利活用でございますが、私の母校でもありますが、あの懐かしい場所が、安中市民にとって、よりよい方向で利活用されることは大変意義があると思っています。私が問題としていることは、市民がどんなふうにこの場所を活用したいのかという市民の声をまだまだ十分に聞いていない、ということです。平成20年10月から庁内の検討委員会が始まり、平成21年の5月にはコンサルタント会社の選定が行われていますが、安中の独自性や特筆を活かした草案作りに最も重要な情報、つまり、ここを利用する市民の声をこの時点で聞き取っていません。まず、最初に自由な意見を市民から募集し、専門家の意見も踏まえ、調査研究、安中独自の方向性を出し、その上に立った、草案を作成し、さらにその草案に対して、再度市民の意見を聞くように、しっかりと時間をかけて丁寧に進めるべきだと思います。この問題は、借金をすることも含め、多額の市民の税金が使われますので、いまの私たちの大人の都合だけで、結果を出すのではなく今後の安中を担う子どもたちにどのような形で残すのか。取得の是非も含め、議論をし直す必要があるのではないかと思っております。
【進行】はい、ありがとうございました。それでは、岡田さんよろしくお願い致します。
【岡田】安高の跡地の問題でありますが、昨年群馬県から安中市に打診がございました。その打診に基づきまして、市民の団体の代表者に、検討委員会の委員になって戴きました。それで、協議をして戴きました。検討委員会の、答申は出ております。そこで、止まって、おります。検討委員会の答申は、方向は出ておりますけども、安中市としての、方向は、まだ出ておりません。そして、皆さん、よく考えてください。法人税が63%、前年対比、税収が落ち込みます。財政を省みずに、事業決定は、致しません。今、白紙の、状態で、ございます。時間をかけて、多くの皆様の、ご意見等々を伺って、最終的に、市長が、最終判断するわけであります。今、安中高校の跡地利用について、今の財政上、税収から見て、そんな簡単に運ぶ、事案ではございません。慎重の上にも慎重を期し、急ぐべきものは何か。先程も申し上げましたように、終生希望されても、特別養護老人ホームに入れない、ご家庭の、悩んでおるところ、それが優先であります。さらに真面目に、日々、努力しても報われない、そういった方々に、行政の暖かい光を、隅々まで届けることが、今、行政に求められている。一番、先に取り組まなければならない、課題でございます。そうした、税収の見通し。市民皆様方のご家庭の経済環境。こういうものを、しっかりと、見極めて、判断する。これが、行政の責任者である、市長の責務であります。これを、性急にするということは私は非常に残念である。こういうふうに思っております。以上であります。
【進行】はい、ありがとうございました。これについて、補足、反論のある方は挙手にてお願いします。はい高橋さん。
【高橋】それでは補足でございますが、この問題は安中市の未来をどう考え、どんな街づくりをしていきたいのか、きちっとした方向性を示した上で、議論すべきと考えます。先程申し上げましたとおり、整備するのには多額のお金も掛かります。お金をかけて立派な施設を作っても、利用されなけば意味は有りません。この問題について、あまりにも市民に対して、情報公開がなさすぎました。その後、平成21年の8月に、パブリックコメントの募集がありましたが、計画有りきの状態では自由で多様な意見を出すことは難しい、と市民の声も聞いております。良いことも悪いことも情報公開しないと、市民一人一人の問題にはなりません。まずは、なるべく多くの市民の皆様に関心を持ってもらうような取り組みを考えて行きたいと思います。
【進行】はい、ありがとうございます。次、よろしいでしょうか。すいません。第2の質問の時にですね。補足反論を飛ばしてしまいまして、もし、地域活性化の具体策について、補足反論等有りましたら、その時間をとりたいと思うんですけれども。はいそれでは次、岡田さんお願いします。
【岡田】えー、安中市には南地区の区画整理事業というものが、今から10数年前に、計画されまして、たいへんこの場所につきましては、新島学園の西に位置するところでありますが、まあ、時の行政がちょっとあせった、という感がいたしているわけでありますが、その地域の皆様と大変不信が拡がりまして、いまでもって、その区画整理の方向性、あるいは手法、というものがとられません。私は、修正区画整理事業。農地のみに、宅地を除外して、農地のみの修正区画整理事業に切り替えます。こう伝えて、関係の皆様に伝えて戴いているところです。そうしますと一般の圃場整備と同じである。ただ予算の出所が違うということでございまして、道路をきちっと整備しないと、蛇がのたくったような、昔の馬入れという道路でどんどん開発が進んでいく。ぜひ皆様、修正区画整理事業。宅地には掛けない、農地のみの区画整理事業だということで、ご理解を戴きたいと存じます。以上です。
【進行】はい、ありがとうございます。はい、続いて高橋さんお願いいたします。
【高橋】それでは補足になりますが、安中の魅力を広く発信するための方法を、強化する必要があると思います。ポスターやパンフレットなどを、コンビニや、各種商店、飲食店に置いてもらえるように協力をお願いします。また、ホームページの充実も必要と考えます。ユビキタスネットの運用も、ソフト面が、充実しないと意味がありませんので、掘り起こした安中の魅力を最大限に伝える方法に力を注ぐことも必要であることと考えております。それと、特にトイレはユニバーサルトイレに改修することや、案内板の見直し、観光案内所の充実、観光政策を考えるうえで、現況の把握と見直しが、最も重要な課題になると思います。また、安中の観光政策は行政だけでなく、市民の皆さまと一体になった取り組みが必要であると考えております。
【進行】はい、ありがとうございます。以上で6つの質問を終了いたします。最後になりますけれども、第4部と致しまして、本日の皆様、ならびに、安中市民に対しまして、パネルストの両名から、3分ずつではありますが、メッセージを戴けたらと思います。それでは岡田さんの方からよろしくお願いします。
【岡田】冒頭申し上げさして戴きましたように、市政は市民生活そのものであります。議会は、行政を監視監督するわけであります。公正、公平、透明性ある、行政が、行われているかどうか、これを監視するのが、立法府である議会であります。冒頭申し上げさして戴きましたように、51億円事件が、表面化して、まだ90年間、2千万円ずつ払って行かなくっちゃならない。こういう行政を、皆さん、今後、許していいわけですか!市長がその責任担うんです。積極果敢に、市民の皆さんに、安心と信頼、夢と希望を与えることは出来ないんです!行政は、対岸、立法府である議会は、対岸!それで対岸から対岸見て、はじめて!行政の抜けているところ、足りないところは見えるわけです。同じ岸に立ちますから、51円事件が起きるわけです!皆さん、その決定をしっかりと!今度の、迎える、来るべき時には、冷静に、沈着に、ご判断賜りたいと思っております。正に!良識を問う!そうした、大事のことを迎えるわけであります。良識を問う!ことになるわけであります。以上です。
【進行】はい、ありがとうございました。続きまして、高橋さん、よろしくお願いいたします。
【高橋】本日は長時間にわたり、私の思いを聞いて戴き、誠にありがとうございます。このような経験をさせて戴き、心より感謝申し上げます。私は、議員活動15年、そして35年に亘るボランティア活動を通じ、沢山の方と出会い、さまざまな考えに触れることができました。時には意見が合わず、ぶつかることもありましたが、議論を経て、ひとつひとつ自分自身の身になってきたと思います。そして、安中の街づくりについて、議論し合うこともありました。地域が変わるということは、そこに暮らす人の意識が変わる、ということです。私自身も含め、意識を変えていくために、市民レベルで安中を元気にしていく取り組みを、やり続ける必要があると考えます。政権が代わり、政府が打ち出した地方主権対策により、今後国は地方への一括交付金化を進め、その地域ごとに特色ある行政運営が進められる方向になります。いままで以上に地域のことは地域に住む住民が決めることができるようになります。今、私たち安中はどうあるべきか、また、どんな街にしていきたいのか、そういう夢や思いをみんなで議論し合い、しっかりと方向性を打ち出し、より良い街づくりに繋げていかなければなりません。私の政策は、派手なものは何ひとつありません。しかし、そのひとつひとつは、元気のない安中を変える大きな種であると思っています。着実に、ひとつひとつ実践していけば、必ず元気になる街づくりの花が咲きます。私の夢は、市民参加型の街づくりができるようになることです。皆さん!今の安中を、そして将来を、一緒につくりましょう!本日は大変ありがとうございました。
【進行】はい、ありがとうございました。残念ながらお時間がまいりました。この短い時間の中で、十分にご発言戴くことは不可能とは承知しております。そして、聴衆の皆様方も、全てお聞きになりたいことが、すべてお聞きになれたとは思っていません。しかしながら、市民の手で、このような機会が設けられたことは、必ずや、間近に迫った市長選に向かって、何らかのいい影響を与えるものと確信しております。また、市政を他人事にするのではなく、自分達の手で良くしていくんだ、というような良い意味での市民の覚悟に繋がると考えております。本日は、大変お忙しい中、出席戴いた、パネリストの方々に御礼を申し上げるとともに、最後まで熱心にこの討論をお聴き戴いた聴衆の皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。(場内拍手)それではマイクを司会のほうに替えさせて戴きます。
【司会】ありがとうございました。パネリストのご両名、ならびに、コーディネータに大きな拍手をお贈りいたしたいと思います。(拍手)閉会の時刻となりましたが、ここで皆様にお願いをさせて戴きたいと思います。本日、入場の際に皆様にアンケート用紙が配られたと思いますが、今後の活動に参考にさせて戴きたいので、ぜひお手数でもご回答戴きまして、お帰りの際に、出口回収箱にご投函戴ききますよう、よろしくお願い申し上げます。以上を持ちまして、社団法人安中青年会議所、3月第2例会、明日の安中市を考える公開討論会を閉会いたします。ご来場戴きまして誠にありがとうございました。
【ひらく会情報部】
↑公開討論会直後の岡田義弘後援会事務所。この討論会にはかなり動員をかけたらしく、事務所の前には、20台程度車が駐車していた。↑