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市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

岡田市長の選挙戦略・・・有言不実行の真骨頂を羅列したマニフェスト後援会報154号

2010-03-28 10:39:00 | 安中市長選挙
■岡田市長に、4年前の合併市長選出馬時の選挙公約について尋ねると、「えっ!何それ。証拠があるなら見せてくれ」と言われたことがあります。選挙公約を平然と否定してみせるのは、これが初めてではありませんが、二枚舌の岡田市長のならではの「特技」あるいは「特質」と言えるでしょう。

 さて、今日の午後2時からの公開討論会を目前に、今朝、またもや岡田市長が先週に引き続き、後援会報第154号を全市に新聞折込みをしました。今回は「新生安中市マニフェスト特集版」と銘打っています。いつものように、当会のコメントを青字で示しました。


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平成22年3月28日No.154号〔よい風〕(新生安中市マニフェスト特集版)
(1)見つめなおそう『人と自然』のかかわり…子どもたちに手わたそう!!
(2)インターネットの健全な市民社会を築こう!!
Y.O 新時代のニューライト OKADA A MAN YOU CAN TRUST
岡田義弘後援会 季刊誌編集部
安中市安中4272番地
TEL 027-382-7798
FAX 027-382-2061

新時代のふるさとづくりに岡田よしひろは本気です!!
“子どもも笑う大人も笑う笑顔いっぱいのまちづくりに全力で取り組みます”

安中市長 岡田義弘

行政目標としている「明日に不安のない安心の社会」にしていきます。そのためには改革なくして変化なし…!!
西毛の雄都をめざして岡田義弘が進める…申請安中市マニフェスト
私の決意!! 岡田よしひろは
「市民の皆様と共に実行し市政を変え」ます!!

◎いま即時に変え改めること!!
・小中学校100%耐震化を推進します。←これは政府主導の施策。
・市有施設を民営化いたします。←民営化による特定業者との癒着の心配はどうなる。
・他の市有施設についても検討し、市民サービスの低下につながらない事を前提に民間委託を推進します。←民営化で生じた職員の余剰人員について触れていない。
・介護待機者を解消に向けるために、特別養護ホームを80床の新設と20床増床します。←即時にできるのか
・安中・南地区の区画整理事業は農地のみ「宅地除外」の修正区画整理事業に見直します。←南地区の住民の合意なのか。
◎いま即時に実行すること!!
・市役所をサービス機関として、市民皆様に最上のサービスを行います。←少なくとも、前回の公約は果たしていないが
・緊急情報を市内全域に伝達出来る防災行政無線の整備を実施します。←これは既に決定済みのはず。・地域振興推進するため国の地域主権政策と連携した「各区単位に街活性化委員会」を創設し、毎年100万円交付します。←前回の公約の目玉だが、当選した途端お蔵入り。今回またもや公約に掲げても、市民は信用できない。
・市民サービスの向上を職員一人一人が常に意識し、意欲をもって取り組みサービス精神を向上させます。←意欲をもって取り組む職員のやる気をそいでいる張本人は一体誰か。
・市職員数を見直すことで能力を引き出し、効率のよい行政運営にします。←職員数を見直して、出所したばかりのタゴを市民部長補佐にするつもりか。
・国・県等と連携し研修を積極的に進めます。←また、タゴを総務省の自治大学校に送って、市会議員と赤坂でドンちゃん騒ぎをさせるつもりか。
・人暮らし高齢者の皆様が安心できる緊急通報装置に安否確認センサーを設置します。←緊急通報装置と緊急情報伝達のためも防災無線との関連を言っているのか。システムの概念が不明。耳障りのよいスローガンだけか。

改革24(第一分冊) 行政改革で復活(第二分冊) 新生安中力全開宣言(第三分冊)
岡田よしひろが描く新生安中市発展の政策一覧

<子どもを育てるなら新生安中市>←せめて国の施策だけは忠実に実行してもらいたい。
▽市民ニーズにあった保育を行います。
・24時問生活サポート環境整備事業を推進します。
・地域活動センター・ヌアリーベ施設整備補助事業を推進します。
・0歳児保育、土曜、日曜、祭日、延長保育を行います。
・子育て支援環境整備充実強化「後閑あさひ・西横野」両保育園の建替事業に補助します。
・市立原市保育園を建替えます。
▽女性や若者に参画して頂き、市政の運営を行います。
・市が委嘱する各種委員は女性や若者を増やします。←いまごろこんな事をいうとは。
◎今後4年で実行すること!!
▽安心・安全の街づくりを推進します。
・市立碓氷病院の体質改善をより強化し、入院や外来患者皆様が受診(診察)を受け安心して暮らせる医療福祉を進めます。←まずは、碓氷病院に定年間近のやる気の無い職員を事務長として派遣するのを止めることが先決。
・地上デジタル放送難視聴対策事業で共聴施設改修費等補助します。←これは国主導の施策なのでは。
▽暮らしやすい街づくりを進めます。
・市営霊園墓地を創設します。←これは前回の公約で実行できなかったはず。
・積極的に民間活力を導入して中心市街の活性化を推進します。←民間活力の導入の美名のもとに、特定の業者との癒着がないよう、選定過程について積極的な情報公開が必要です。・安中・磯部駅の中間に(仮称)安中中央駅を創設し、南玄関口の整備を進めます。まさに「通過点」から「人が集う場所」、「駅」から「街」へと生まれかわる事業を推進します。←これも15年前にタゴが当時の小川勝寿市長とともに、群馬県に陳情し、タゴの取り巻きが既に予定土地の周辺を買い占めているとの情報のあった焼き直しプロジェクト。いよいよタゴ登場の伏線かも。
・住宅介護者を支えるため「地域密着型サービス」を創設します。←介護保険の負担増にならないような方策なのかどうか、サービスの制度の具体性に欠ける。
・退職者など、第2の人生を、この山河の美しい自然の中でこころ豊かに送りたいという人たちが住みたくなる地域づくりを進めます。←それには、サンパイ場計画からの決別と、東邦亜鉛の重金属汚染問題の根本解決が不可欠。
・産廃を阻止する協定書の市長署名を拒否して、恵まれた自然環境を守ります。←協定書の市長署名拒否という消極的手段でなく、率先垂範して群馬県知事にサンパイ場決別の決意を示すことが肝要。▽若者が魅力を感じる街づくり
・就業・雇用の場を創出するため、ゴミ等を微生物の活用で資源化する都市型企業を誘致します。←ゴミ等を微生物で資源化するという名目で、産業廃棄物が持ち込まれたケースは全国各地に山ほどあります。安中市内でも、岩野谷地区の日刊スポーツの跡地にバイオファームと称して産業廃棄物の中間処理施設建設計画が目白押しで、サイボウ環境を後押しした隣接の牧場経営者で農業委員が岡田市長と計画推進を画策しています。岡田市長も昨年来、サンパイ処理関連業者と面談を重ねており、このマニフェスを口実にサンパイ行政を促進されてはかないません。
・碓氷峠周辺観光緑化(もみじ5000本植樹)を促進して歴史とふれあう道づくり事業を推進します。←それには市民活動の活性化が不可欠だが、フリマ中止の経緯を見ると完全に逆行。これも二枚舌の一例か。
・メガネ橋・丸山変電所・碓氷社の世界遺産登録を目指し、県や各種団体と連携して進めます。←信用できない。
・市民皆様の考え方、有識者の意見を聞きながら見学に訪れる皆様が、また来たくなる街づくりを進めます。←まだ有識者に拘っている。岡田市長の有識者というのは、役所関係者や役人OBばっかり。
・音楽祭等開催し、地域のブランド力を高める交流しやすい、もてなし広場の創設を進めます。←まずはフリマ中止の撤回を宣言すること。
・研究学園都市を推進します。←これはタゴ事件当時、タゴにそそのかされた小川勝寿市長(物故)が提唱したスローガンです。いよいよタゴ登場の伏線が張られるようです。
▽自立できる農村・農業づくり
・農協と連携を強化し妙義山の自然を浮かしたフルーツライン化を促進します。←沼田や川場村のまねでも、本当にやる気があるのか疑問。それより大規模養鶏場の誘致が優先か。・碓氷川源流を生かし都市部と農山村の交流を進めます。←水源地にサンパイ計画が目白押しの状況を白紙に戻してからにしてほしい。
・訪れる人に楽しい観光農園・地産地消プラス知産知消対策事業を進め、農業と消費者の相互連携を支援します。←東京銀座のぐんまちゃん家に地場商品やパンフレットを置いてないのは安中市だけ。やる気があるとは思えない。
▽中小企業を応援します。
・商工会・観光協会温泉組合等と連携して、街のブランド力を高め観光情報を発信提供する「ユビキタスネットまちづくり」事業を促進します。←まず、安中公害とタゴ51億円事件のまちという負のイメージの払拭が最優先課題だと思うが。
・大都市に民間人によるネットワーク「夢倶楽部」と本市出身者の観光大使への就任を企画します。←せめて、ギネスものの横領事件の単独犯とされたタゴには就任委託をしないでほしいものだ。
・伝統文化の継承と新たな文化の創造し、交流しやすい環境を整備「人々が訪れる地域づくり」を進めます。←これも安中高校跡地利用のハコモノづくりの口実にされてはかないません。
・企業と連携し、新生安中市の発展を計るため会社訪問を継続して、経済対話を行います。←これも市長だけが自家用車で回るだけでは、選挙の事前運動と区別がつきません。
▽のびのびと元気な・あいさつの出来る教育を進めます。
・子育て支援策等を積極的に推進して人口増加を計り、第3・第4中学校の創設を進めます。←人口増加を待つより、まず人口増加が図れるような環境作りが先決なのでは。
・次世代を担う「子ども未来科学館」の誘致促進します。←またハコモノか。
・スポーツを振興し、身体を鍛え、丈夫で元気な子どもたちを育てます。←抽象的な表現で具体性が無い。・放課後の学童クラブを拡大充実します。←これも前回同様、公約倒れか。
▽市民参加の新生安中市政を進めます。
・市民参加による歴史、文化の尊重と新たな地域文化・教育・環境・医療・福祉・農業・商工業など、全ての分野で総合行政に市民皆様の考えや意見が活かせるまちづくりを進めます。←まずは現状の市民参加活動に口出ししないこと。そして、特定の政治関係者や企業との癒着による密室政治をやめること。
・市報の発行は市民皆様の参加で、関心を持って頂ける広報誌を発行します。←他の自治体を見れば、こんなことは当たり前。
▽市と県と国の関係強化を図ります。
・市議5期20年・県議3期11年・市長1期4年・連続35年の経験と実績を活かし、国と県との交流を図りマニフェストの実現をいたします。←おかげでタゴ事件の真相がウヤムヤに。103年ローンを解消するつもりがあるららマニフェストに記載するはず。
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■一読すると、まさに百花繚乱で、これが実現すれば、合併特例債も前倒しで借入れ枠を消化できそうな感じです。しかし、これを読んだ市民は、誰もその実現性について信用していません。

 きょうの公開討論会で、岡田市長がどんなことをしゃべるのか注目されます。

【ひらく会情報部・選挙不正監視班】


コメント
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