市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その2)

2009-10-26 23:24:00 | 国内外からのトピックス
■ジブチは、スエズ運河を持つ紅海の出入り口に位置しているため軍事的要衝としてフランスが重視したことから、1986年に仏領ソマリランドの一部になりました。その後フランスはここを1946年に海外領土としました。1967年に仏領アッファール・イッサと改名。1977年に旧宗主国フランスから独立しました。

 ジブチの面積は、2万3200平方kmで北海道の約3分の1しかなく、エチオピア、エリトリア、ソマリアと国境を接し、東側はアデン湾と紅海に開けているタジュラ湾と呼ばれる湾の周囲を「L」字型に囲んだ形をしています。遊牧民が多いため、人口は、統計によって異なり、正確な人口は不明で、約60万人とも80万人とも言われています。

 そのうち8割の人が首都のジブチ市に住んでおり、村落部住民の8割以上が遊牧生活を営んでいます。

 年間降水量は平均100~150mmで、乾燥地のため、耕作に適した土地はほんの僅かです。野菜は、隣国のエチオピアや対岸のイエメンから輸入しています。


首都のジブチ市の中央部にある市場。肉、野菜、果物、穀物をはじめ、衣類、日用品など何でも打っているが、ハエの多さももの凄い。早朝はまだいいが、昼下がりになると、暑さと臭いでクラクラしてくる。写真は野菜・果物屋。



■ジブチは多民族国家で、主な民族は、イッサ(Issa、ソマリ系)とアファール(Afar、エチオピア系)で、宗教はイスラム教が94%を占めています。主要言語は、公用語のアラビア語とフランス語、他にソマリ語、アファール語となっています。

 ジブチを支える最大の産業は、港湾サービスです。後背地のエチオピアには港がなく、かつて海岸地域だったエリトリアが内戦により独立してしまったので、完全な内陸国になったのです。つまり、ジブチ港は、アフリカでも有数の大国である人口8000万人のエチオピアにとって、唯一の玄関港です。

 今年2月に、ジブチ港の西側に新しくオープンした新しいコンテナターミナルは、最新式の荷役機械を備え、国際規格に基づく完全コンピュータ管理で、24時間稼働しています。現在は年間125万TEU(20フィートコンテナ換算の取扱数)の規模を誇り、世界で第3位のコンテナターミナルオペレータとして、躍進を続けるドバイ・ポート・ワールド(DPW)の傘下にあります。


ドラーレ港のDPWが運営する最新鋭のコンテナターミナル。コンテナ管理は全てコンピュータ室で8名のスタッフが1日3交代で行う。ここだけで日本最大の東京港のコンテナ量の3分の1を取り扱う。

 かたや、昔ながらの遊牧民の生活を続ける人たちもいれば、世界の最先端の機器を駆使している人もおり、ジブチという小国の多面性を知ることができます。


アファール族の典型的な伝統家屋。モンゴルのパオに似ているが、隙間風が入り、中は意外に涼しい。

 ドラレ港に下ろされたコンテナ貨物は、エチオピア街道とよばれるアジスアベバにつづく国道をトラックで運びます。鉄道もありますが、トラック輸送が大半です。


エチオピア街道は一応舗装されているが、片側1車線なので、登坂車線のない坂道ではノロノロ運転のトラック軍団を追い越す場合、対向車に注意が必要。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】

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世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その1)

2009-10-25 22:32:00 | 国内外からのトピックス
■ジブチ共和国という国が、「アフリカの角」と呼ばれる地域にあります。アフリカにはセネガル、象牙海岸などいくつかのフランス語圏の国々がありますが、いずれも西海岸に面していて、アフリカ東海岸では、ただひとつのフランス語圏の国がジブチです。


ジブチ共和国の地図。右手が海賊の出没するアデン湾で、下に灰色でソマリアがある。アデン湾から左に向かって海が入り込んでおり、一番左奥の白色で示された湖が、海面下155メートルのアサール湖。そこからすぐ右上にあるのが標高1517mの山。その直ぐ上に見える黒丸が海抜800mのまちロンダ。その右下の海岸に面したのがタジュラ市。一番右上に見える海岸沿いの黒丸が、オボック。上中央右手やや下の海に面している黒丸がジブチ市。そこから左に延びる赤色の線が、エチオピア街道とよばれる国道。下方に向かって延びる黒い線がエチオピアとを結ぶ鉄道。

 2年半前に初めてこの国を訪れた時は、5月下旬から6月中旬でしたが、日中は日陰でも47度C、夜も35度Cをはるかに超える超熱帯夜の連続で、世界で最も暑い国と言われるジブチでも、特に暑い時期でした。2度目の今回訪問は10月ですが、それでも日中は日本の真夏並みの猛暑で、朝方でも部屋の冷房をつけていなければ30度近い温度になります

 2年半前は「ジブチに行く」と言っても、「ジブチ?」と誰も関心を示しませんでした。それが、いまや殆どの日本人が「ジブチ」という国名を耳にするようになりました。それは、隣国のソマリア沖で頻発する海賊被害が原因です。

■ソマリア沖は、アジアと欧州を結ぶ最短ルートのスエズ運河を通過する船が、必ず通らなくてはならない海域です。もちろん、世界に名高い海運国である日本の船も、たくさん通行しています。そうした船が、海賊の襲撃に遭い辛うじて逃げ切ったというニュースを記憶している人も多いと思います。そこで日本政府は海賊対策として、今年の3月から、4か月交替で海上自衛隊の護衛艦2隻、航空自衛隊の対潜哨戒機2機、それにジブチ空港の基地防衛のための陸上自衛隊と総合チームを派遣しています。


ジブチ港に船体を休める護衛艦「はるさめ」と「あまぎり」。第3次派遣隊として、10月13日に海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」(4,650トン)と「はまぎり」(3,550トン)が横須賀を出発して現在ジブチに向かっている。ジブチの人に言わせると「日本は平和国家のはずなのに」という意見もあるのは事実。鳩山政権は、インド洋での燃料補給は継続中止の方針だが、海自による護衛活動は引き続き実施する方針。

 おかげで、2年半前は、ジブチに滞在する日本人の人数は僅か10数名で、その殆どが青年海外協力隊員でしたが、いまや、自衛隊三軍合わせて約600名がジブチに滞在しているのです。もっともこのうち400名前後は2隻の自衛艦に乗艦していて、陸に上がる時間はわずかです。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】


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既に選挙モードに突入した岡田義弘・安中市長の来年4月に向けた戦略とは(その2)

2009-10-24 13:20:00 | 困ったちゃん岡田義弘・元市政

■岡田義弘・安中市長が、平成21年9月13日と27日の2回、安中市全域で新聞朝刊に新聞折り込みをしました。ここでは、9月27日(日)付けでばらまかれた2回目のチラシの内容について分析してみましょう。

 このチラシの内容は、前回と同様、脈絡のない美辞麗句で飾られた薄っぺらなもので、前回と重複する箇所が半分以上となっていますが、今回も、我慢して読んでみました。赤字は、前回と同じ個所を示します。
**********
【表紙】
No.145号 税金のムダづかいを断つ!! (1)平成21年9月27日(日)
岡田義弘後援会 季刊誌編集部 安中市安中4272番地
TEL 027-392-7798
FAX 027-382-2061
OKADA MAN YOU CAN TRUST Y.O. 新時代のニューライト
安中市長岡田義弘


「先覚者の偉業」を誇りに無限の可能性を秘めた新生安中
価値ある「ふるさとの誇り」として市民の心の中に生き続けている!!

判断・決断・実行力の岡田よしひろ!!
閑古鳥が鳴く状態の横野平工業団地外(約23万円㎡)へ企業誘致完了。
24万羽養鶏場問題解決!!


<歴史に学ぶ新生安中市!!>

文学: 山本有所氏 吉田信重氏 白石実三氏
学者・教育: 岩井重遠氏 柏本義圓氏 小野良佐栄重氏 荒木寅三郎氏 湯浅正次氏 佐藤タネ氏 須藤いま氏
詩人・評論: 湯浅半月氏 磯貝雲峰氏 大手拓次氏 横田桃水氏
美術・書道: 湯浅一郎氏 高林二峰氏 高林五峰氏 小林良曹氏 徳野大空氏 中島墨雲氏 小板橋東崖氏 山中節一氏
俳人: 仁井田碓領氏 堀口星眠氏
報道: 上原虎重氏
銀行: 武井理三郎氏 湯浅忠男氏 宮口万利氏
経済: 田村喜八氏 小板橋又治氏 小山長四郎氏 宮口二郎氏 高見澤みねじ氏 半田善四郎氏
運輸倉庫: 武井悌二氏

 新生安中市は右の著名な偉人を輩出した街です。新島襄先生、大河原太一郎先生、大河原良雄先生、高本勇樹先生方の国際的な存在は並外れた原石を自ら磨いた高名者です。新生安中は伝統的に教育文化の街です。
その伝統がやや薄れていたようにも感じますが、古きを訪ねて新しきものを見出す努力を怠ることは後退を意味しますので、歴史を認識したうえで物事を決定していくことが重要です。
それなくして、特色ある新生安中の発展はありえないと考えています。

<いま都市政策を 文化・創造性という視点に立つ!!>

 二十世紀が大量生産・大量消費に基づく大きな行政の時代でありましたが、二十一世紀は、そのような画一化された大量生産システムよりはむしろ創造性あふれる感性をもちアイデアを生み出し、芸術文化のもっている創造性を都市政策の中心に文化と創造性の潜在力を引き出すことこそ、街の活性化の鐘となり得ると考えています。

<文芸の振興で将来に希望の街へ!!>

 芸術文化を核とした創造都市政策を掲げる新生安中においても、歴史的建造物を「まちかど美術館、まちかど博物館、まちかど交流ふれあい館」といった文化政策には熱心に取り組んでいるところです。そうした政策を積極的に街の創造性の源泉として多文化性を評価し、創造都市ビジョンの中に位置づけます。

<市民皆様の表現の機会を 誇りの回復に!!>

 行政は政策指標として市民の皆様が、どれほど表現の機会に参加し交流し、自分の誇りを回復したか等も重要な街づくりのテーマです。
 明治・大正時代の近代化遺産ともいえる建造物の保存活用についても同様です。
こうした多文化都市政策の視点に立って息を吹きかけ、新たな命の鼓動を与えるのが文化創造都市という視点に立って進めています。

<街づくりの真の再生のため 本質へと立ち返る!!>

 文芸政策の課題は、伝統文化の継承や、地域の景観と歴史的建造物を生かした文化の街づくりなど多岐にわたります。
市民の皆様の議論も深め、具体的な政策を提示してほしいと考えています。
例えば、平成八年九月に安中市は、板鼻の旧十一屋さんの建物・土地を取得しましたが、保存(まちかど美術館、まちかど博物館等に最適)せず解体して宅地分譲したことは極めて残念です。
従来の行政を改め、文芸に生かす本質へと立ち返ることが、特色ある文教の街、本来あるべき姿に戻ることです。

<信頼構築へ言動が問われる!!>

 この間、今日のことに全力を尽くし、市行政の一念を変えればすべて変わる志を信条にして「市民の市民による市民のための行政」を推進してきました。
一〇〇年に一度と言う不況の中で様々な市民の皆様が必死に生活して、その中から納められた血税。それを預かり、市行政が市民の皆様に成り代わって代執行しているのです。
岡田よしひろは、このことを瞬時といえども忘れたことはありません。それが市長の責務であり、それをわずかでも怠ることは、市民の皆様への背信にほかならないと、岡田義弘は自らの戒めて極限までキャンドル精神で職責をかけて最高の仕事をするため死力を尽します。

【裏面】
<新しい市行政の中身を 探求し続ける岡田よしひろ!!>

 市長は、行政を自治本来の姿に戻すにはどうすべきか。
狙い通り機能させるには、市職員が存分に活躍できるように市長が的確な指示を出し、職員と苦難を分ち合い、新たな挑戦のスタートとして動かねばなりません。
市長が提示する目標に従い、政策を着実に遂行するという公務員の本務に立ち返るように、岡田よしひろは市長として職員をリードしてきました。
その大前提として、行政の専門家である市職員を導く識見と能力が首長に求められていることを自覚して、岡田よしひろは一身を賭して仕事する決意です。

<こんなに借りて大丈夫か、失敗は許されぬ財政体質!!>
 以下省略

**********

■前回のチラシが企業経営者らを意識したゴマスリ記事であるのに対し、2回目のチラシで特徴的なのは、教育文化関係者らを意識していることです。

 「歴史に学ぶ新生安中市!!」と題して、安中の理性とも言える教育文化関係者の名前を列挙しているほか、まったく分野の異なる報道、銀行、経済、運輸倉庫として、碓氷製糸や西群運送の創成期の立役者らの名前も連ねています。しかし、安中市の報道、銀行、経済、運輸倉庫として、安中市政の負の歴史に名を刻んだ多胡邦夫や群馬銀行関係者、そして多胡運輸の名前は紹介されていないのはどうしたことでしょう。

■それはともかく、2回目のチラシでは「新生安中市は右の著名な偉人を輩出した街です」として、新島襄ら著名人を例示し、「新生安中は伝統的に教育文化の街です」とか、「温故知新で、歴史を認識したうえで物事を決定していくことが重要です」などと主張して、「文化の振興で将来に希望の街へ!!」という記事になると、岡田市長の思惑が次第にはっきりと浮き彫りになってきます。

 すなわち「芸術文化を核とした創造都市政策を掲げる新生安中においても、歴史的建造物を“まちかど美術館、まちかど博物館、まちかど交流ふれあい館”といった文化政策には熱心に取り組んでいるところです」という記事で、安中高校の跡地に、これらのハコモノを建設する計画を正当化しようとする思惑です。

 岡田市長は公約でハコモノ行政からの決別を市民に訴えて、当選を果たしましたが、来年4月の選挙に向けて、なぜ自らの公約に反して、こうしたハコモノ行政への転換を事実上宣言したのでしょうか。

 その背景には、土建業界に向けたメッセージが隠されています。選挙でものをいうのは、やはり土建業者による選挙支援が重要な柱のひとつであることは、事実だからです。

■岡田市長は、安中市財政の健全化が進んでいることを強調し、「こんなに借りて大丈夫か、失敗は許されぬ財政体質!!」などと、市財政の借金体質化を厳しく戒めていますが、これは中島市政で決めたことを否定しているだけで、見掛け上、借金の上積みが減っているのかもしれませんが、岡田市長のチラシにある「安中市の平成20年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 240億円」というのは、二枚舌だけにどうも信用できません。市全体の借金の総額は、たしか440億円くらいあるはずだと思われるからです。
 岡田市長は、前回の合併市長選で、合併特例債には手をつけないことを公約していましたが、その後、完全に公約を忘れたかのように、東京電力のオフィス跡の買い取りをはじめ、安中高校跡地の買い取りなど、なりふり構わず特例債をあてにした事業を推進しています。この特例債は後世代が背負う借金であることを岡田市長がはたして自覚しているのかどうか、極めて疑問です。
 さらに、安中市土地開発公社巨額詐欺横領事件をめぐり、群馬銀行への和解金支払いを10年延長したうえに、タゴ一族への損害賠償請求権の維持を放棄することで、安中市土地開発公社への一層の事業委託を確保して和解金返済の原資化を進める必要に迫られており、ハコモノ行政への回帰で、来年の2期目の選挙に向けた土建業界へのエサ撒きとの一石二鳥を狙っているものと見られます。

■来年4月の合併後2期目の市長選に向けて、今回の岡田市長の2回目のチラシ配布による事実上の選挙出馬決意表明のほか、巷間では、某市議や某自営業者らの名前が取りざたされ始めています。

 また、あと半年後に迫った市長選に先立ち、はやくも立て続けに2回も全戸新聞折り込みでチラシを配布した岡田市長としては、選挙で実弾をばらまいても、塀の向こうに落ちなかった前回までの数々の選挙と異なり、9月16日に民主党政権が誕生したことにより、警察や検察等司直への神通力が、次回の選挙で、どの程度通じるのか不透明な状況になっているため、かつて、市内全戸にダイレクトメールを送り、事前運動で摘発されるリスクを避けるために、新聞折り込み作戦を敢行したものと見られます。

■岡田市長にとって、安中市で独占的に新聞販売と折り込みを行っている関東新聞販売という強力な資金面でのサポーターと、唯一、独立系の東京新聞の販売店主も抱き込んでいるため、新聞折り込みチラシによる広報手段は万全です。後援会の名を使って、こうした新聞折り込みチラシ作戦は、来年4月の市長選までに、今後も敢行する可能性が非常に高いと言えましょう。

 次回のチラシが、いつ、どのような形で全戸に新聞折り込みで届けられるのか、注目したいと思います。

【ひらく会情報部・この項おわり】

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既に選挙モードに突入した岡田義弘・安中市長の来年4月に向けた戦略とは(その1)

2009-10-23 23:13:00 | 困ったちゃん岡田義弘・元市政

■岡田義弘・安中市長が、平成21年9月13日と27日の2回にわたり、安中市全域で新聞朝刊に新聞折り込みをしました。来年4月中旬の2期目の選挙戦に向けて、岡田市長の頭の中は、早くも選挙モード一色のようです。

 かつて、安中市土地開発公社で平成7年5月17日に発覚した51億円余の巨額詐欺横領事件の直前の平成7年4月に行われた選挙戦で、それまでの市議から県議に打って出るために、平成7年2月に、2回に分けて旧安中市全戸にダイレクトメールを送った実績のある岡田市長にとっては、市長選まで、まだ半年以上を残す時点での市内全戸への新聞折り込み作戦は、どのような思惑で行われたのか、当会で分析してみましたので、その結果と課題点を報告します。
■はじめに、岡田市長が2度にわたり折り込みをしたチラシの内容を見てみましょう。最初のチラシは、先月の9月13日(日)に新聞に折り込まれました。後援会の名を語っていますが、明らかに選挙に向けた記事が、チラシの内容となっています。

 相変わらず、「税金のムダづかいを断つ」「行政の開拓者」「庶民改革」など美辞麗句を連ねただけの脈絡のよくわからない文面ですが、我慢して読んでみました。

**********
【表紙】
No.144号 税金のムダづかいを断つ!!(1)平成21年9月13日(日)
岡田義弘後援会 季刊誌編集部 安中市安中4272番地
 TEL027-392-7798  FAX027-382-2061
OKADA MAN YOU CAN TRUST Y.O. 新時代のニューライト 安中市長岡田義弘

庶民代表の岡田よしひろは行政の「開拓者」です。
「庶民改革」で安中市行政の質の高まりを証明!!
判断・決断・実行力の岡田よしひろ!!
閑古鳥が鳴く状態の横野平工業団地外(約23万円㎡)へ企業誘致完了。
24万羽養鶏場問題解決!!

<他市地域との「格差」を嘆くより「違い」を打ち出す!!>
 唯一生き残るのは変化できる町のみ残れるのだということです。そのために職責をかけて最高の仕事をするため職務に専念しています。
 毎年、企業訪問対話を二〇〇社に伺ってご指導をうけてきましたが、企業経営者にとってこれまで、安中は経済感覚的には遠い街だと感じていたようです。その距離を縮めるために、市長の果たす役割が大きいのではと思っています。しかし、市長のメッセージが何かを伝える試みは成功しきれていなかったとも聞いてきました。
例えば、安中市の企業誘致にしてもアンナカ・バッシング」安中素通りどころかアンナカ・ナッシング」安中無視の典型を見てきました。安中にいて、そういう雰囲気に慣れ切ってしまっている人たちの感覚をふがいなく思うことしきりでありました。

<世の中そんなに甘くない!!>
 私は、県議会議員の時、ある会合で企業経営者幹部に苦言を呈してみたことがありました。
私が「安中に言及しませんね。安中・松井田には新幹線の駅もありますし、高速道のインターも二ヵ所もありますが・・・」と言うと、それに対する企業幹部の返事は『そっけない外交辞令』だったのです。「安中は問題を抱えている街ではないしね・・・ハコモノが好きなので特段取り上げないだけ・・」と言っていたことを思いおこしています。
 他方、難しい話はなかなか理解を得られませんが、懇切丁寧に状況を説明し、分かってもらう努力をするのが市長の外交力です。

<羅針盤で尊敬・信頼しあえる関係を!!>
 多くの企業経営者の方々は、「安中はどこにあるのか?」地理ではなく、心理的な質問が飛んできました。「企業的には、まったく目に入らない」とも述べていました。安中は「羅針盤のない街」とも酷評されていたのです。この論評は大体、企業経営者だけでなく同席したマスコミ関係者も共通する見方であるような話をしていたことが印象的でありました。
 「安中については『見えない都市』だから注目したり語る必要もなくなるのだ」とも言っているのです。

<行政の原点を知る!!>
 市町村は自己満足的な統計調査を解釈して、現実の深刻さを直視できない体質がにじんでいると企業関係者の方々は見方をしている方が多いと感じた瞬間でした。
 また、国の事務官の方は「安中のトップはあまり議論しないが、他市のトップはシャープな質問をしてくる」と私に語りかけてきました。安中の存在感とは、こういう感覚を言うのだな・・・と実感した一瞬でもありました。

<歴史の節目に必要な賢明さを!!>
 ただ「見えない相手」にされているので、いつも平穏無事に過ぎるわけでもありません。国や企業経営者には、さらりと冷厳な警告を発する習慣があるのです。
 「姿が見えない」と言われている街は、そういう相手の企業経営者、並びに国の実体を知らないものだと強く感じて、県議会議員を辞して首長に手を上げさせていただきました。
 「あなた」の汗と尽力と涙のおかけです。本当にありがとうございました。今後も、あなた方と一緒に行動して、辛いのも一緒、苦しいのも一緒であると共に「あなた」の友人になれることを誇りに思っています。

<将来のために今がある!!>
 新しい安中へ変わっていくチャンス、新たな挑戦のスタートです。不平等行政を排除して透明性の高い行政の扉をひらくため、新生案中の選択は密室の取引を排し、公開の透明性の高い行政推進するため、この間、今日のことに全力を尽くし、市行政の一念を変えればすべて変わる志を信条にして「市民の市民による市民のための行政」を推進して来ました。
 これからも血税を納めていただいている市民の皆様の苦しみを行政の苦しみに変える脱古改新には不屈です。

【裏表紙】
平成21年9月13日(日)(2)子ども育てるなら新生安中市!No.144号
市民の市民による市民のための秩序ある行政を創るため広い視野と構想力が今ほど「行政」に問われている時はないのです!!

<行政構造問題に切り込む岡田よしひろ!!>
 いまはまだ種まきの季節ですが、これから10年先の創立には、苦しみを楽しみに替えることが出来るよう、極限までキャンドル精神で、職責をかけて最高の仕事をするため死力を尽くします。
 これまでに況して市行政の透明性を高める「法令順守(コンプライアンス)」」を徹底して日本一、世界一の心をもった市行政に導くためには不屈の精神力をもって公僕に徹します。
 絵を描くのは簡単ですが染みついた体質を変えるのは並大抵のことではないですが、息の長い取り組みが必要です。
 市行政が「機嫌取り政策」であってはならないし、市民の皆様に代って市行政が責任をどう果たすのか。そのことがまず示される必要がある、と同時に公費の無駄遣いにもつながってきたのです。
 行政改革は、こうした構造問題に切り込むことなしには成しえないと言うことです。
 行政・世の中は全て鮮明でありつづけたいですね。反面、新生安中の選択は、密室の取引を排し公開の透明性の高い行政の継続こそ市民力です。

<こんなに借りて大丈夫か、失敗は許されぬ財政体質!!>
 市財政は取り加えしのつかない状況に陥る、全市民の皆様も、こうした借金の怖さ(夕張市の破綻は余所事ではない)を知ってください。
 安中市の財政は想像以上に腐っていた。
 平成18年4月24日 岡田義弘 市長就任
○平成18年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 280億円
 平成18年度一般会計歳出決算額 202億3907万9千円
○平成19年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 262億円
 平成19年度一般会計歳出決算額 207億3119万円
○平成20年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 240億円
 平成20年度一般会計歳出決算額(見込み) 207億7537万円
○平成21年4月1日現在の借金(債務負担含む)
 平成21年度当初予算額 229億7600万円

 財政が破綻したら何を言っても無理です。先送りする余裕はありません。岡田よしひろは職責をかけて最高の仕事をするため死にもの狂いで取り組んできました。

<まず驚いてください、それから考えてください!!>
○毎年、東洋経済新報社2009年(平成21年)4月現在の全国775市について調査結果です。
 安中市は2009年の成長力総合指数は 全国93位(2008年は393位)
 産業成長力指数は 全国65位(2008年は303位)
○一躍群馬県下トップに躍進しました。
 民間シンクタンクの関西社会経済研究所は、全国775市の財政健全性ランクを発表(2009年8月13日)しました。
 安中市は全国30位(全国775市)に躍進して全国的にも上位にランク入りし、新しい安中が見えて来ました。
 希望ある独創的な政策を考える力を発揮する新生安中市です。
○他方、群馬大学と報道機関の共同調査で、県下36市町村を対象にして「住み続けたいまち」の世論調査を実施しています。
 これまでは安中市は下位でしたが、この度の発表では一躍第2位です。市民の皆様の冷静な、ご判断に感謝の気待ちでいっぱいです。

<国が興るのも滅びるのも、町が栄えるのも衰えるのも、ことごとく人にある。 小林虎三郎先生の言葉です。>
 併せて、安中市行政の室の高まりを証明し、実体験をして意識が変わったからだと思うと同時にし行政の原点を問い直してください。

安中市長(庶民代表)岡田よしひろ

政策報告
○市民皆様と行政をつなぐ政策を実行!!
 歯をくいしばって
  身を粉にして
   耐えがんばっている
 市民の皆様が安心できる
  新生安中市をつくります。
○保育園児第3子から保育料の無料化を実施   平成18年4月から
○市長の通勤手当を廃止   平成18年5月から
○市長(公用)車(3000CC売却)廃止   平成18年5月から
○保健予防対策・個人検診導入実施   平成18年6月から
○市役所内に手話通訳者配置を実施   平成18年7月から
○市内全小・中学校の全教室に扇風機を完備   平成18年8月から
○市長交際(350万円)費公開   平成18年10月から
○夜間小児救急診療所開設   平成18年10月から
 ・診療日時:毎週水・木曜日
       午後7時30分~午後10時30分
 ・診療科目:小児科
 ・担当医師:碓氷安中医師会
 ・協力団体・碓氷安中薬剤師会
 ・場  所:公立碓氷病院
○市民課窓口サービスを午後6時まで延長実施   平成18年10月から
○幼稚園児第3子から保育料の無料化を実施   平成19年1月から
○指定ゴミ袋一枚大20円を10円に、小14円を5円に値下げ実施   平成19年4月から
○水道使用一時中止した場合、基本料金徴収する事を廃止   平成19年2月から
○障害者控除対象者認定書の発行を実施   平成19年2月から
○中学卒業まで入院費無料化実施   平成19年4月から
○幼稚園・保育園へ同一世帯二人一緒入園の場合保育料50%免除実施   平成19年4月から
○健康大学開校(市役所内)   平成19年6月から
○市内全小・中学校へAED(半自動除細動器)配置   平成19年7月から
○住宅新築に道路後退用地寄付者へ面積に応じて報奨金交付   平成19年10月から
○特定行政庁(市役所内・建築確認申請可)設置   平成19年10月から
○小学3年生まで通院医療費無料化を実施   平成20年4月から
○妊婦さんの検診6回までの助成実施(12市中最高の措置)   平成20年4月から
○不妊治療費の助成実施   平成20年4月から
○緊急雇用・経済対策を決定即実施   平成21年1月から
○出産育児一時金を35万円から38万円に増額実施   平成21年1月から
○「高齢者等配食サービス」を週3日から5日に拡充実施   平成21年4月から
○一般住宅耐震診断(1000円のみ)実施   平成21年4月から
○100歳からの高齢者医療費無料化(全国初)実施   平成21年4月から
○小学6年生まで通院医療費無料化を実施   平成21年4月から
○地区公会(住民センター)建設補助金80万円を300万円に増額実施   平成21年4月から
○全国唯一建築確認申請手数料(1.1~2.7倍)引き上げ凍結   平成21年7月から
**********

■相変わらず、岡田市政の本質を隠ぺいしようとして、結局、読み手にとって、何度読んでもよくわからない、イメージ的な美辞麗句のオンパレードですが、中には重要なキーワードが隠されています。

★「閑古鳥が鳴く状態の横野平工業団地外(約23万円㎡)へ企業誘致完了。24万羽養鶏場問題解決!!」
 この見出しを見て、すぐに思い浮かんだことは、3年ほど前から松井田地区の旧アンデルセン牧場跡に進出を計画していた富山に本社を持つ大規模養鶏会社のことです。はたして、この計画について、岡田市長が、得意の密約を、その養鶏会社と結んだのかどうか、そのことを確認するためにさっそく岡田市長に情報開示請求を行いましたが、一部の担当部署からは、不存在の返事がきました。また、別の部署からは、開示期限の延長通知がきました。開示すると都合の悪い情報がある場合に、安中市政がよく使う手です。

★「毎年、企業訪問対話を200社に伺って御指導を受けてきました」
 これは<他市地域との「格差」を嘆くより「違い」を打ち出す!!>というタイトル記事の中で述べられていますが、安中市内の200社とはいったいどこなのか、なぜ企業訪問対話と称して200社を訪問する目的は公務なのか、体のよい選挙の事前運動なのではないか、あるいは公務で200社を訪問するのであれば、どんなスケジュールで実施したのか、についてもきちんと説明責任を果たす必要があります。特に、公用車を使わず、自分で運転してあちこち動き回っている岡田市長の動静は公務の記録に残っているのかどうかも市民にとっての関心事です。
 これもさっそく情報公開を請求してみました。結果については別途報告します。

★「ハコモノが好きなので特段取り上げないだけ・・・」
 <世の中そんなに甘くない!!>と題する記事で、岡田市長が県議当時、企業経営者との会話のエピソードを示して、その経営者からの『そっけない外交辞令』の返事として、「安中は問題を抱えている街ではないしね・・・ハコモノが好きなので特段取り上げないだけ・・」というコメントを紹介しています。これは、中島前市長の「ハコモノ」行政を批判して、新幹線の安中榛名駅前の多目的ホール建設計画を凍結することを約束した岡田市長の選挙公約に沿ったものとみられます。
 ところが、岡田市政となり、たしかに安中榛名駅前の多目的ホールは建設凍結とされましたが、2期目の選挙を半年後に控えたこの時期に、安中高校の跡地に、多目的施設を建設する計画が浮上しました。
 選挙公約との整合性について、市民の間で疑問の声が高まっていますが、岡田市長本人は、選挙対策で、こうした公約無視の施策も不可欠だと認識しているようです。
 当会では、この件についても、現在調査中です。

■さらに岡田市長のチラシでは、「懇切丁寧に状況を説明し、分かってもらう努力をするのが市長の外交力です」とか「羅針盤で尊敬・信頼しあえる関係を!!」「行政の原点を知る!!」「歴史の節目に必要な賢明さを!!」などと題する記事で、よくわからない持論を展開しています。いずれも、岡田市政を賛美する自画自賛の記事なので、あきらかに来年4月の合併後2期目の市長選を視野に入れているものと見られます。

■チラシの最後に、岡田市長は「将来のために今がある!!」として、「不平等行政を排除して透明性の高い行政の扉をひらくため、新生安中の選択は密室の取引を排し、公開の透明性の高い行政推進する」と力強く宣言しています。はたして、東京電力オフィス跡地の買い取り、東京ガスの高圧ガス導管工事の密約許可、オサカベ自動車への口利き道路建設など、矢継ぎ早に密室取引を強力に主導してきたから、2期目は「密室の取引を排して、公開の透明性の高い行政推進」を行おうとする、出直し公約なのか、まったくわけがわかりません。

 挙句の果て、表紙の最後では、「今日のことに全力を尽くし、市行政の一念を変えればすべて変わる志を信条にして“市民の市民による市民のための行政”を推進して来ました」などと、リンカーンの明言さえ引用しています。

■裏面では、「行政構造問題に切り込む岡田よしひろ!!」として、「いまはまだ種まきの季節ですが、これから10年先の創立には、苦しみを楽しみに替えることが出来るよう、極限までキャンドル精神で、職責をかけて最高の仕事をするため死力を尽くします」などと、群馬銀行と約束したタゴ51億円巨額詐欺横領事件の和解金支払い10年延長についても、市民の苦しみを楽しみに変えることができるよう極限まで尽力するというのですから、噴飯ものです。
 死力を尽くすのは、本来は、元職員タゴから、徹底的に損害賠償請求を勝ち取ることなのに、それに目をつぶって、どうやって「市民の苦しみを楽しみに変える」というのでしょうか。

 極めつけは、「これまでに況して市行政の透明性を高める“法令順守(コンプライアンス)”を徹底して日本一、世界一の心をもった市行政に導くためには不屈の精神力をもって公僕に徹します」というくだりです。
 ここまで、平然と美辞麗句を並べられると、あまりにも市民をなめ切っているとしか思えません。市長1期目で、既に反対勢力を駆逐し、執行部の幹部を茶坊主で固め、カネで議会コントロールも自由自在になることを知り尽くしている岡田市長としては、「コンプライアンス」とは自分の都合のよい法令解釈を不屈の精神で推進するということなのでしょう。

 そして、この2週間後、安中市民は、ふたたび岡田市長が全戸配布で新聞折り込みをしたチラシを目にしたのです。

【ひらく会情報部・この項つづく】
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協立精工とオサカベ自動車の間の市道改良工事に絡む岡田市政の不平等の実態

2009-10-19 12:38:00 | 協立精工北の市道工事の摩訶不思議
■東邦亜鉛安中精錬所の東隣に隣接する協立精工㈱とオサカベ自動車㈱との間の市道拡幅のための市道改良工事については、平成19年から縷々取りざたされてきましたが、その背後には、岡田義弘市長を巡る不透明な安中市行政の実態が存在することは、当会のブログで指摘してきたところです。

 通常、誰も通らず、用のない場所に通じる馬入れと呼ばれる官地の管理は、せいぜい、隣接地権者らが道端の草刈りを時々する程度で、ましてや、タゴ事件で51億円もの公金が消えた安中市が、群馬銀行に元職員の豪遊の付け払いを103年間にわたり約束してしまった安中市行政が、率先して道路拡幅や舗装工事などをしてくれるはずはありません。ところが、岡田市長は、そうした財政事情とはうらはらに、誰も通らない市道の改良工事の手続きを進め、平成20年3月末までに、公金を投入して、幅6mの道路を建設しました。この件では、当会が平成20年9月に住民監査請求をしましたが、安中市監査委員は手続きに問題ないとして却下しました。当会のブログを参照ください。

■はじめに、この市道改良工事手続きをあらためて検証してみましょう。


協立精工の北側のオサカベ自動車との間にある、岡田市長の口利き道路の入り口。昨年11月から軽トラくらいなら通れるようにしてある。
19.9.27
岩野谷地区第3区(岩井第3区)加部勝巳区長から市道整備の要望書が市役所に提出される。同意書には、7名の黒塗りの住民らしき氏名が書かれているが、その下に㈱オサカベ自動車と協立精工㈱の代表取締役の印が押印。同意書には何のための同意なのか記載がない。
19.9.28
安中市の秘書行政課がこの要望書を収受。
19.11.26
有限会社セキネ開発が、市道計画設計図作成のための測量を実施。
19.12.5
有限会社セキネ開発が、市道計画設計図を作成。
19.12.6
安中市土木課大沢秀夫課長から、安中市教育委員会学習の森小島成公課長あてに、埋蔵文化財に関する意見照会書を提出。
19.12.10
オサカベ自動車工業代表取締役から安中市長あてに、「道路改修について、測量が無事終了したと聞いている。当社として敷地の一部を道路用地として寄附したいと考えている。ついては手続き上のことについて指導願いたい」という書面が提出される。
19.12.25
当該道路予定地の土地測量に当たり、所有者の道路管理者である安中市長岡田義弘/土木課田中富之と隣接所有者の㈱オサカベ自動車が立会し、土地筆界確認を行なう。同様に、安中市長岡田義弘/土木課田中富之と反対側の隣接所有者である協立精工㈱が立会し、土地筆界確認を行なう。
20.1.7
安中市長岡田義弘名で、上記の立会証明書が発行される。
20.1.7
オサカベ自動車工業代表取締役から安中市長岡田義弘あてに市道岩35号線道路用地として、岩井西ノ平874-1、879-1、882-2、885、888の一部の雑種地/原野を寄附するための「寄附採納願」が提出される。
20.1.8
安中市教育委員会学習の森小島成公所長(文化財係)から建設部土木課大沢秀夫課長宛に、埋蔵文化財に係る意見照会への回答書を提出。
20.1.10
安中市長岡田義弘からオサカベ自動車工業代表取締役長壁憲宛に、「寄附受納書」が発行され、オサカベ自動車から道路用地の寄附を受け入れる。
20.1.25
この日09時30分に市道岩35号線道路改良工事の入札が実施され、(有)内田組が765万円(消費税含まず)で落札。なお、予定価格は857万円。
20.2.13
道路新設改良工事にともなう埋蔵文化財立会を、土木課と文化財係が実施。
20.2.14
安中市教育委員会学習の森小島成公課長から建設部土木課大沢秀夫課長宛に、埋蔵文化財立会結果について、埋蔵文化財は確認されなかった旨の報告書を提出。
20.2.15
安中市長岡田義弘が、地元岩野谷地区の市政懇談会で、自らこの道路工事に触れて、「今度企業が進出するので、いまのうちに道路を拡幅しておく必要がある」などと説明。
20.3.5
安中市が嘱託登記により、オサカベ自動車から寄附された道路用地の所有権移転登記を申請し、同日完了する。
20.3.31
市道改修工事が完了。


岡田市長の口利き道路をまっすぐ130mほど行くと、東邦亜鉛の敷地にぶつかり、道路は右へカーブする。

■この市道改良工事手続きを巡り、地元では、「いつも住民がなんども道路拡幅を陳情しても、全く取り合ってもらえないのに、なぜ誰も通らない「馬入れ」と呼ばれる幅1間ほどの官地が、幅6mに拡幅され、しかも造成工事や舗装工事まで、安中市がやってくれるのだろう」と不審に思う声が、当会にも寄せられたため、いくつかの告発情報や、情報公開を通じて資料等を入手し、その背景を調査してきました。

 その結果、役所内の一連の手続過程で、形式的であるにせよ、稟議等に関与させられる幹部クラスを含む他職員がその違法性を認識して、各自の保身のために、すべてメモを取るなどして状況証拠を残すほど、岡田市長の命を受けた安中市建設部土木課の担当クラスの一部の職員が主体となり、どんどん手続きを進めたことが明らかになりました。

 また、今回に限ったことではありませんが、こうした異常な手続きの背景に、岡田市長のバックボーンとなっている自民党の政治家や政治関係者の存在が、この案件でも指摘されていることが明らかになったのです。だから、市の職員は、違法性を認識しても、それを岡田市長に指摘すると、どんな報復人事を受けるかわからないため、結局、岡田市長の言うことを聞かざるを得ません。でも、稟議等で関与することになるため、責任の所在がトップにあることを示すため、個人的な打合せメモを残し、いざという場合、トップダウンで決まった様子を第三者に主張できるよう、担保として準備していたのです。

■当会では、そうした情報を入手した上で、昨年10月 日に住民監査請求を行ったものです。ところが、安中市監査委員は、完全に岡田市長のコントロール下にありますから、当然、当会の住民監査請求は却下されます。

 しかし、住民監査請求を却下しても、その当時はまだ道路の入り口にバリケードがしてあり、通り抜けが出来ないため、当会が住民訴訟に持ち込んだ場合、敗訴する心配が生じます。そのため、安中市がどのような対応をとるか、見ていたところ、突然、市役所の職員らしい服を着た一団が、機材を使って、誰も通らなかった「馬入れみち」を整備し、バラスまで敷いて、軽トラックが通れるように工事をしました。そこで、誰が何のためにこのような追加工事を行ったのかをきちんと確かめるため、平成20年9月14日付で、次の内容の行政文書開示請求を岡田市長に行いました。

**********
【開示請求行政文書】
岩井地区の東邦亜鉛安中精錬所隣接地に、高崎市並榎町のオサカベ自動車が進出するための便宜を図るために、平成21年1月25日に市道岩35号線道路改良工事の入札で内田組が落札して工事が施工され、3月末までに終了したようだが、年度を過ぎてもまだ開通の気配がない。これについて、次の件に関する一切の情報。
①異例尽くしのこの事業手続きの背後に、地元では政治関係者あるいは政党関係者の口利きがあったとする未確認情報がある。よって、そうした口利きに関わる一切の情報。
②当該道路改良工事の入札では、設計図面の中に舗装工事が含まれているようだが、現在に至るまでに未舗装となっており、現在ペンペン草が生えている。よって、本件工事の完了届や完工検査証など、工事の完工に関わる一切の情報。
③その後、平成20年度になり、改良工事で作られた道路の先の工事が行われ、バラスが敷かれた。ついは、この工事に係る一切の情報。
**********


右へカーブすると間もなく道幅が半分以下になる。明らかに、オサカベ自動車だけが受益者であることが見え見え。住民は通る必要がないのに、無理して通れるようにしたが、今後どうするつもり?


■安中市から、9月25日付で、次の回答が来ました。

①「異例尽くしのこの事業手続きの背後に、地元では政治関係者あるいは政党関係者の口利きがあったとする未確認情報がある。よって、そうした口利きに関わる一切の情報」について
【市の回答】この件に関する情報は、一切ありません。→行政文書不存在通知書

②「当該道路改良工事の入札では、設計図面の中に舗装工事が含まれているようだが、現在に至るまでに未舗装となっており、現在ペンペン草が生えている。よって、本件工事の完了届や完工検査証など、工事の完工に関わる一切の情報」について
【市の回答】「平成19年度市道岩35号線道路改良工事設計書」開示。※押印部分は、黒塗りしてありますが、閲覧は可能です。以前に開示した平面図に表示されている舗装面積は、下層路盤工(砕石)の平積を表示したもので、アスファルト舗装は当初から設計計上しておりません。→行政文書開示決定通知書。開示枚数9枚。
・平成20年3月28日 工事完成通知書 監査員・田中富之
  請負者 安中市岩井2542-5 有限会社内田組 代表取締役内田雅雄
  工事名 市道岩35号線道路改良工事
  工事場所 安中市岩井字西ノ平地内
  請負代金額 金8,032,500円
  契約締結年月日 20年1月31日
  工期 着工20年1月31日 完成20年3月28日
  建設工事検査員 多胡芳実
  検査員指定者 平成20年3月28日 財務部長 内堀利之
・平成20年3月28日 工事完成検査結果通知書
  ㈲内田組あて岡田市長公印付きの文書。「次の工事が完成検査の結果、合格したので安中市契約規則第46条の規程により通知します」とある。
・平成20年3月28日 完成引渡書
  ㈲内田組から岡田市長あての「下記工事は、完成しましたので本日引渡します」とある。
・様式第27号(第46条関係)の「検査調書」と称するA4版一枚の文書
  平成20年3月27日付で、検査職員 参事 多胡芳実の名前で、「上記のとおり検査しました」とあり、立会者職氏名に「課長 大沢秀夫・印」が、用紙の右上に「市長・/」「部長・/」「課長・多胡」「係長・高橋」の印欄がある。

③「その後、平成20年度になり、改良工事で作られた道路の先の工事が行われ、バラスが敷かれた。ついは、この工事に係る一切の情報」について
【市の回答】「平成20年度維持管理補修報告書」として次の文書を開示。※備考:市の土木課直営班(維持管理係)が除草(草刈り、篠切り)やグレーダーを使って道路整地及び砕石敷き均しを行いました。なお、現在は既に開放されており、通行できます。→行政文書開示決定通知書。開示枚数2枚。
・完成検査写真帳
  「検査員・多胡」「課長・大沢」「係長と係・田中」の印あり。竣工検査の検査状況として11枚の現場写真が4ページにわたり掲載させている。
・道路補修作業週刊報告
  作業内容:H20年11月19日(水)午後 市道5044号線 岩井字田子坂 除草(草刈 篠切)道路清掃(ホイールローダー使用) 中山・佐藤・高橋・中曽根
  作業内容:H20年11月20日(木)午前 市道5044号線 岩井字田子坂 不法廃棄物道路清掃回収(古タイヤ ブロック等 ホイールローダー使用) 中山・佐藤・中曽根
  作業内容:H20年11月20日(木)午後 市道5044号線 岩井字田子坂 道路整地及び砕石運搬敷均(グレーダー使用)(40-0mm)2㎡×8 16㎡ 中山・佐藤・中曽根
  作業内容:H20年11月21日(金)午前 市道5044号線 岩井字田子坂 砕石運搬敷均(グレーダー使用) (40-0mm)2㎡×5 10㎡ 中山・高橋
  作業内容:H20年11月21日(金)午後 市道5044号線 岩井字田子坂 砕石運搬敷均(グレーダー使用) (40-0mm)2㎡×3 6㎡ 中山・高橋
・当該場所を示す地図(A4版一枚)

■この結果、デタラメな市政をひらくために、次の対応をとりました。

①「異例尽くしのこの事業手続きの背後に、地元では政治関係者あるいは政党関係者の口利きがあったとする未確認情報がある。よって、そうした口利きに関わる一切の情報」については、次のとおり10月13日付で岡田市長(建設部土木課)に対して異議申立をしました。

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異 議 申 立 書
平成21年9月14日付で請求した行政文書の開示について、平成21年9月25日付第13612号行政文書不存在通知処分がなされましたので、次のとおり異議申立をします。
1.異議申立人 氏名 小川 賢 印
2.異議申立てに係る処分
  平成21年9月25日付け行政文書不存在通知書による不開示処分。
3.異議申立てに係る処分があったことを知った日
  平成21年9月26日。
4.異議申立ての趣旨及び理由
①本件は、岩井地区の東邦亜鉛安中精錬所隣接地に、高崎市並榎町にあるオサカベ自動車が進出するにあたり、平成19年度に安中市が公金を使って道路建設等の便宜を図った事案について、開示請求を行ったものである。
②オサカベ自動車の土地は、農免道路から直接、予定地内に容易に進入できる位置にあるが、安中市は、オサカベ自動車の整備・特装工場施設の予定地の最奥まで進入できるように、進入道路を6mにまで拡幅してやるために、業者のオサカベ自動車に保有土地を一部提供させる見返りに、安中市の公金を使って道路をつくってやった。
③この便宜を図った裏に、岡田市長に対してきわめて強い影響力を有する人物による口利きが行われたとする見方があり、今回、その事実確認をするために請求した次第である。
④いわゆる「口利き」は、犯罪に結びつく汚職はもちろんのこと、一番の問題は、本来、平等。公平であるべき行政のあり方がゆがめられ、「特定の人間が優先される」状態が生じることである。
⑤その結果として、行政への信頼が低下し、政治不信・行政不信が増大することになる。議員や政治関係者が職員に働きかけを行った場合、その内容を文書にして公開することが重要であり、こうした処置により、透明性の確保と不当な要求の締め出しが図れます。
⑥今回、口利きがあったとされる本件請求の対象事務では、口利きに関する一切の情報として請求したにもかかわらず、「これに関する情報は、一切ありません」という不存在通知は、「口利き」を防止するための内規さえも一切ないのか、あるいは、都合が悪いから情報がない、と言っているのか、判然としない。
⑦今回のような不当に便宜を図った事例については、安中市職員に対して、政治関係者による「口利き」があったとみるべきであり、不存在の理由が存在しない。
5.処分庁の教示の有無及びその内容:なし。   以上
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■②「当該道路改良工事の入札では、設計図面の中に舗装工事が含まれているようだが、現在に至るまでに未舗装となっており、現在ペンペン草が生えている。よって、本件工事の完了届や完工検査証など、工事の完工に関わる一切の情報」と③「その後、平成20年度になり、改良工事で作られた道路の先の工事が行われ、バラスが敷かれた。ついは、この工事に係る一切の情報」についても、次のとおり10月13日付で岡田市長(建設部土木課)に対して異議申立をしました。

**********
異 議 申 立 書

平成21年9月14日付で請求した行政文書の開示について、平成21年9月25日付第13612号で、行政文書開示決定通知がなされましたが、一部、不開示とされましたので、次のとおり異議申立をします。
1.異議申立人 氏名 小川 賢   印
2.異議申立てに係る処分
  平成21年9月25日付け行政文書開示決定通知書による不開示処分。
3.異議申立てに係る処分があったことを知った日
  平成21年9月26日。
4.異議申立ての趣旨及び理由
①本件は、岩井地区の東邦亜鉛安中精錬所隣接地に、高崎市並榎町にあるオサカベ自動車が進出するにあたり、安中市が公金を使って便宜を図った事案について、開示請求を行ったものである。
②オサカベ自動車の土地は、農免道路から直接、予定地内に容易に進入できる位置にあるが、安中市は、オサカベ自動車の整備・特装工場施設の予定地の最奥まで進入できるように、進入道路を6mにまで拡幅してやるために、業者のオサカベ自動車に保有土地を一部提供させる見返りに、安中市の公金を使って道路をつくってやったのである。
③この道路改良工事は、平成19年度に完了したとされているが、実際には、その後しばらくバリケードで封鎖されており、8ヶ月近く経過してからようやく、平成20年11月19日から21日にかけて、市の職員が自前で整地と砕石敷き均し作業を実施したことが、本件請求で明らかになった。
④ところが、異議申立人は、「この工事にかかる一切の情報」として、開示請求をしたにもかかわらず、実施機関は、作業で使用した砕石の調達量、調達経路や調達方法、それに砕石のコストや価格等に関する情報を開示資料に含ませなかった。また、安中市は、これらの情報について、不存在であるとも述べていない。
⑤市の土木課直営班(維持管理係)の保有機材や、どのような場合に出動して、道路整備をやってくれるのか、それらの規程に関する情報も、今回の開示資料に含まれていない。
⑥よって、直ちに、関連情報の一切を開示しなければならない。
5.処分庁の教示の有無及びその内容:なし。  以上
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ササやぶだらけで、不法投機のゴミだらけだった場所が、市職員の奮闘により、このように立派な道路になった。これをみると「うちのほうの狭くて穴だらけの市道も頼まい」という声が聞こえてきそうだ。

■さらに、地元住民が何度も生活道路である市道の改良工事を陳情・請願しても平然と無視する安中市なのに、岡田市長と関係の深い自民党県連幹部関係筋からの口利きには、超特急で市職員の役務や公金を平気で湯水のごとく提供するなど、きちんとしたルールに基づかない安中市行政の実態を是正すべく、10月15日付けで、次のとおり岡田市長への住民監査請求を安中市監査委員に提出しました。

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安中市職員措置請求書
1.安中市長岡田義弘に関する措置請求の要旨
 岩井地区の東邦亜鉛安中精錬所隣接地に、高崎市並榎町にあるオサカベ自動車が進出するという情報が、昨年2月に岡田市長による地区別の市政懇談会の席上、明らかにされた。そして、オサカベ自動車の敷地にはまだ、何も建物や施設が出来ていないのに、敷地に沿って、突然、道路工事が開始された。そこで、請求人が不審に思って情報公開で関係書類を請求したところ、入札調書や、道路工事用図面等が開示され、さまざまな事実が明らかになった。
 このオサカベ自動車の保有地にかかる一連の開発行為では、不可思議な点が多々ある。たとえば、3000坪にも及ぶ広い面積の土地に進出するにもかかわらず、なぜか、群馬県に開発申請を出さず、安中市だけで手続きを進めていること、岡田市長は工場誘致だと説明しているが、オサカベ自動車は長壁憲社長のワンマン会社といわれており、土地も、以前は研屋の所有であり、工業団地ではないため、工場誘致にはあたらないこと、この特定者への便宜供与が、政党関係者による公務員への口利きにより行われたこと、などである。
 にもかかわらず、安中市は、税収増のための工場誘致などと主張し、進出企業に道路沿いの用地を一部寄付させ、その見返りに公金で道路拡幅を行うなどの便宜供与を行った。
 市道の採納基準によれば、寄付を希望する者に土地を寄付してもらうだけでなく、造成工事や舗装工事をしてもらった上で、市の基準検査に合致しない限り、寄付受付、つまり採納は出来ないはずである。
 また、地元からこの道路改良工事の要望は出ていないにもかかわらず、岩野谷3区の区長に対して、安中市が要望書を出すように指示した。
 このように違法不当だらけの手続きで、この背景には、岡田市長と関係の深い保守系の高名な政治関係者の存在が取りざたされているが、とりわけ、次の事実において、安中市に損害を与えたことは明白である。

(1)平成20年1月25日09時30分開札の市道岩35号道路改良工事案件では、㈲内田組が765万円で落札し、平成20年1月31日付けで、消費税込みで803万2500円で契約締結し、同年3月28日に完成しているが、未だに、舗装されていない。このことについて、実施機関は、平成21年9月25日付で、請求人にたいして「以前に開示した平面図に表示されている舗装面積は、下層路盤工(砕石)の平積を表したもので、アスファルト舗装は、当初から設計計上しておりません」と説明してきた。
(2)以前に開示された道路標準断面図では、表層、上層、下層と分かれており、それぞれ「?粒アスコン」「粒状砕石M3G」「砕石RC40-D」と記載されている。「アスコン」とは、アスファルトを含有した舗装材であり、請求人はこの図面記載の内容に基づき、当該の道路改良工事は、舗装まで実施されるものと思料した。
(3)ところが、このたびの実施機関の説明では、「アスファルト舗装は、当初から設計計上していない」といい、矛盾点が浮き彫りになった。
(4)当該工事の請負金額には、当然、表層の舗装費用も含まれていると考えられるので、そのまま落札業者に支払ったことにより、安中市に存在が与えられた可能性がある。
(5)また、この道路改良工事の違法性を糊塗するため、安中市は、平成20年11月19日から21日にかけて、自前の資機材を使用して、見せ掛けの道路開通を果たすため、ホイールローダーやグレーダーを使って、砕石を運搬し敷き均し作業を行った。
(6)このときに資材として使用した砕石の由来に関する情報について、安中市は請求人に対して、情報開示時に含めなかった。
(7)このことは、砕石が違法不当な支出により調達されていることを意味するものである。
よって、安中市に対して相応の損害を発生させたことになるため、安中市監査委員は、岡田義弘安中市長に対して、直ちに損害を回復させることを求める。
2 請求者
  住所 安中市野殿980
  職業 会社員
  氏名 小川 賢(自著押印)
地方自治法第242条第1項の規定により、別紙事実証明を添え、必要な措置を請求します。
平成21年10月15日
安中市監査委員あて
【事実証明書】
1 平成20年1月25日付の入札(見積)調書
2 平成20年2月26日付で開示された道路標準断面図(左・右)
3 平成21年9月25日付の行政文書開示決定通知書
4 平成21年9月25日付の行政文書開示請求書に対する回答について(一覧)
5 平成21年9月25日付で開示された道路補修作業週間報告(20年11月18日午後から21日午後にかけて作業施工
以上
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 おそらく、安中市監査委員のことなので、2ヶ月も立たないうちに棄却通知を送ってくることでしょうが、今度は住民として毅然たる対応をとることにしています。

【ひらく会事務局】

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