例年、いつものビジネスの長期滞在のお客様が12月後半まで滞在して、年末年始のあとは、お客様も切れて、宿泊施設としては「冬眠」状態が2月中旬まで続き、その間、雪との闘いになります。
この話が決まれば、その間もお客様の滞在が続くことになり、宿泊施設としては望ましい限りです。ただ今までこの間の長期滞在がありませんでしたので、そうなると、屋根の雪下ろしのタイミングや水道の凍結防止、駐車場の確保など、いろいろ新しい問題点が出てきてしまいそうです。


雪の時期は、全体的に車の流れが遅くなり、遠くに出かけるのにいつもの倍近い時間を見る必要があったり、凍結などで車で走るにも神経を使いますので、どうしても近場の温泉の再確認が増えます。本日はお客様と夕食後に六郷温泉あったか山に久しぶりの温泉ツアーとなりました。
秋田に住んでいると、あったか山など近隣の温泉施設は非常に手軽な温泉ですが、都会から来て頂ける方には、そんな温泉でも贅沢を味わえるということで、喜んで頂けました。平日の遅い時間ということもあり、入浴客は少なく、いつものように貸し切り状態の露天風呂でついつい長話となってしまいました。今年は先日の初雪以来、道路は路面が出ていますが、田畑の雪が消えず、油断すると、路面にも雪が残る状態が続いていますので、当分、近隣の温泉が続きそうです。
先日、外出のついでに角館の先にある「あきた芸術村」内の温泉ゆぽぽで入浴。入浴料650円。この日は受付の際に、10月後半の強風で屋根が飛んでしまい、現在改修工事のため、大浴場が使えず、小浴場のみとなっていると云われました。今まで何度か来ましたが、その際には大浴場の源泉風呂(寝湯)が目的でしたので、小浴場は入ったことがありませんでした。
お湯は大浴場と同じもので、ナトリウム-硫酸塩泉で源泉35.8℃、pH7.6で、加水、加温、循環、消毒ありで使用。本来なら浴槽の窓から外が見えるのですが、工事のため、窓は板で覆われており、薄暗い状態での入浴は、別な意味で味のあるものでした。11月いっぱいで工事は終わるとのことですので、年明けにまた大浴場の確認に出かけようかと考えています。
年末が近づいてきたこの時期の仕事として、年賀状の作成があります。本日、郵便局で年賀状を購入してきました。そこそこの量がありますので、時には購入の粗品を頂けることがありますが、今年はポケットティッシュ2つだけ。平成30年でテレビで盛んに年賀状のCMが流れていますが、現場との温度差を痛感してしまいました。
買い物のついでに近くの温泉施設、大森温泉さくら荘で入浴。入浴料300円。ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉49.3℃、pH8.3のアルカリ泉を加水、加温、循環なし、消毒のみありでかけ流しで使用。内湯は消毒臭が残っていて、少し残念でしたが、ほぼ一人用の露天風呂は、今回、しっかり芒硝臭がして、熱めのお湯は熱さだけでなく芒硝特有のピリピリ感がするお湯で、以前もここに入浴しましたが、こんなに温泉ぽさが残るお湯だったかなと、少しびっくりしました。入浴客が多い時には、なかなか入り辛い大きさの湯舟ですので、平日だったがために、お湯の良さが保たれていたのかもしれません。時々
引き続き、新潟県の温泉施設の勉強を空いた時間に進めていますが、新潟県には日本海に佐渡島があります。かれこれ30年ほど前の若かりし頃、度々佐渡には遊びに行きましたが、その頃、興味がなかったということもあって、温泉という話はほとんど出ませんでした。当時、温泉といえば、平根崎の海中温泉、相川のホテル大佐渡、両津周辺の住吉温泉のホテル旅館などで、日帰り入浴施設はほとんどなかったと思います。
社会人になって、遊びに行ったときに、羽茂に日帰り入浴施設が出来たと云われ、入りに行きました。今回、調べてみたら、廃業したところも含めると40か所以上の温泉施設があり、そのうち幾つかは、日帰り入浴施設でした。近年では、一部で佐渡温泉郷とも呼ばれたり、佐渡温泉活性化協議会なる組織が出来て、佐渡の温泉の宣伝を始めたようです。
殆どが食塩泉系の無色透明のお湯のようですが、一部ではモール泉なども出ているようです。かつては自然や歴史の島として、観光に行ったのですが、いずれ機会があれば、是非次は、温泉踏破のために行きたいものです。
例年、11月後半の勤労感謝の日前後は、連休になってもお客様が来なくなる時期で、今年は昨日の木曜が休みとあって、普通の日となにも変わらずの状態で終わりました。昨日の雨も、今朝になれば雪となっていて、暖かい中での降雪ですので、ボタボタ雪。木などに積もって景色はきれいですが、雪かきするには、重い雪です。一日三回の雪寄せ作業は必須ですが、それ以外の時間は、体を休めることがもっぱら。
空いた時間には先日から始めた、新潟県の温泉施設のお勉強の続きです。調べてみると、やはり新潟県でも廃業となる温泉施設が多数あったようです。ただその理由が、東北の温泉とは少し異なるようです。新潟県は2000年以降、04年10月の中越地震、07年7月の中越沖地震、11年3月の長野県北部地震と3度の大きな地震に見舞われて、それが原因で廃業となったところが散見されました。すぐに廃業となったところもあるし、その影響がボティブローのように効いて、時間が経ってからギブアップとなったところもあったようです。同様のことは2011年の東日本大震災でも見られており、痛ましい限りです。