本日はこの時期恒例、藤木八幡神社に奉納される梵天が奉納前の厄払いに当YHにも来てくれました。今朝までの雪も止み、到着時は青空で気温も+3℃まで上昇と、絶好のコンディション。今年の担当は昭和59年会。1年前から準備が始まり、数日間、集落を練り歩き、厄払いをした後、最後に八幡神社に奉納されます。
秋田県にある梵天奉納では、多くのところで今は有志によるものになって来ていますが、当YHのある藤木地区では、その年に厄年(満42才)を迎える男衆が行うことになっており、人生で一度きりの大イベント。秋田市、大仙市、横手市の一部で梵天奉納が行われていますが、年齢を決めて参加の地域は藤木を始め、3か所ほどしかなくなっているようです。
今回来られたのは、5名とかなり厳しくなってきたようです。今年は秋田市の大平山三吉神社も祭り維持のため、梵天奉納を日曜日に行うという苦肉の策に出ています。藤木八幡の梵天奉納も、昔からのシキタリを守って少数精鋭で行うか、祭り継続のため年齢制限を外すか、これから遠くない将来に決断を迫られるかもしれません。当YHでは微力で、金銭的には難しいですが、別な形で少しでも応援できればと思っています。
のち時々