秋田の冬の代名詞、季節ハタハタ漁もクリスマス前後で漁が終わります。今年は事前に不漁になりそうだと云われていましたが、予想通りかなり厳しい結果に終わりそうです。
事前の予想では初漁が2日前後とのことでしたが、実際に男鹿でまとまって水揚げが始まったのが15日頃と過去最も遅い初漁となったようです。いつもだと漁が本格化すると、一日何トンとなるのですが、今年は15日の水揚げは4kgしかなく、発泡スチロールの箱2つ分。18日には少しまとまった水揚げがあったと報道されましたが、それでも男鹿で220kgでしかなく、かつてたくさん獲れていた頃は雄雌MIXで3kg換算で1000~1500円程度で販売されていましたが、現状6000円もするようですし、秋田県産よりも北海道産が多くなっているようで、今年もハタハタは高級魚になっているようです。
地元の新聞でも書かれていますが、秋田のハタハタは貴重な地元資源。これを加工したり販売する事業者が多数秋田にはいますが、原材料のハタハタが入手できないとなると、事業継続の危機となりそうです。そのまま販売できればいいのですが、多くの製品がしょっつるやハタハタ鮨といった加工品で、手間暇かかるものですので、人件費の上昇も影響大の上に原材料の値上がり(枯渇?)というのは大変だと思います。