昨日は本荘での残雪確認の後、国道105号徳沢から県道9号線を北上して雄和地区を目指しました。大正寺の新波橋を渡った雄物川の北にある甚兵エ溜池が次の目的地。途中県道9号線では峠付近に残雪は残るものの、平地部はほとんど雪はなし。
<甚兵エ溜池> 秋田市雄和向野字築土手23
秋田市雄和地区、農家レストランの裏手、秋田市花木観光農園の隣にある農業用溜池(堤高4m、堤長253m)。南端には赤鳥居の祠あり。また堰堤近くに記念碑があるが、周辺の開田記念碑だった。
<石巻の清水> 秋田市雄和女米木
秋田市雄和地区、大正寺地区から国道341号を雄物川に沿って北上して3kmほどの道沿いにある湧水(汲み場)。地元出身の俳人石井露月(1873-1928)が愛したと云う。また昭和46年から62年まで新波簡易水道の水源としても使用された。秋田市などからも度々汲みに来ているようで、綺麗に整備されていた。
<内沼> 秋田市雄和相川字大林
秋田市雄和地区、秋田県農業試験場の北西、県道9号線相川集落内にある農業用溜池(堤高5m、堤長118m)。この近くで雄物川が大きく蛇行していることから見ると、雄物川の河跡湖ともみられ、江戸時代以前より溜池として使われていたようだ。堰堤上に舗装路があり、沼岸には加茂神社や神明社が置かれている。また上流部には上沼(堤高3m、堤長60m)があるがアクセス路は不明。
<前田大堤> 秋田市雄和石田字苗代沢
秋田市雄和地区、県道9号線水沢橋近くの旧雄和町の中心地、雄和中学校の北にある農業用溜池(堤高3m、堤長140m)。ここも堰堤上に舗装路があり、車通りがそこそこあり。
<元開第一溜池> 秋田市雄和石田字山田
県道9号線雄和石田の北側集落の奥、八幡神社の隣にある3段溜池の最下部の溜池(堤高3m、堤長124m)。上流部の第二溜池との間の空き地に人工とみられる小さな池を含めると4段溜池となる。
<元開第二溜池> 秋田市雄和石田字山田
元開第一溜池の上部にある3段溜池の中段部にあたる溜池(堤高6m、堤長68m)。ここへは第一溜池脇の八幡神社から徒歩で数分。最上部の第三溜池へのアクセス路は不明。
雄和周辺では残雪はほとんどなく、未舗装路もそこそこ走れそうな雰囲気。ただこれからの季節、田お越し等農作業が本格化すると、農道の途中に軽トラックが泊まっている可能性もあるので、溜池巡りも慎重にする必要がありそうでした。
昨日はここで時間切れとなり、強首経由で帰宅となりました。
のち