新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

残雪確認の溜池巡り、秋田市雄和地区

2022-03-31 23:21:12 | 水関連

昨日は本荘での残雪確認の後、国道105号徳沢から県道9号線を北上して雄和地区を目指しました。大正寺の新波橋を渡った雄物川の北にある甚兵エ溜池が次の目的地。途中県道9号線では峠付近に残雪は残るものの、平地部はほとんど雪はなし。

<甚兵エ溜池> 秋田市雄和向野字築土手23

秋田市雄和地区、農家レストランの裏手、秋田市花木観光農園の隣にある農業用溜池(堤高4m、堤長253m)。南端には赤鳥居の祠あり。また堰堤近くに記念碑があるが、周辺の開田記念碑だった。

<石巻の清水> 秋田市雄和女米木

秋田市雄和地区、大正寺地区から国道341号を雄物川に沿って北上して3kmほどの道沿いにある湧水(汲み場)。地元出身の俳人石井露月(1873-1928)が愛したと云う。また昭和46年から62年まで新波簡易水道の水源としても使用された。秋田市などからも度々汲みに来ているようで、綺麗に整備されていた。

<内沼> 秋田市雄和相川字大林

秋田市雄和地区、秋田県農業試験場の北西、県道9号線相川集落内にある農業用溜池(堤高5m、堤長118m)。この近くで雄物川が大きく蛇行していることから見ると、雄物川の河跡湖ともみられ、江戸時代以前より溜池として使われていたようだ。堰堤上に舗装路があり、沼岸には加茂神社や神明社が置かれている。また上流部には上沼(堤高3m、堤長60m)があるがアクセス路は不明。

<前田大堤> 秋田市雄和石田字苗代沢

秋田市雄和地区、県道9号線水沢橋近くの旧雄和町の中心地、雄和中学校の北にある農業用溜池(堤高3m、堤長140m)。ここも堰堤上に舗装路があり、車通りがそこそこあり。

<元開第一溜池> 秋田市雄和石田字山田

県道9号線雄和石田の北側集落の奥、八幡神社の隣にある3段溜池の最下部の溜池(堤高3m、堤長124m)。上流部の第二溜池との間の空き地に人工とみられる小さな池を含めると4段溜池となる。

<元開第二溜池> 秋田市雄和石田字山田

元開第一溜池の上部にある3段溜池の中段部にあたる溜池(堤高6m、堤長68m)。ここへは第一溜池脇の八幡神社から徒歩で数分。最上部の第三溜池へのアクセス路は不明。

雄和周辺では残雪はほとんどなく、未舗装路もそこそこ走れそうな雰囲気。ただこれからの季節、田お越し等農作業が本格化すると、農道の途中に軽トラックが泊まっている可能性もあるので、溜池巡りも慎重にする必要がありそうでした。

昨日はここで時間切れとなり、強首経由で帰宅となりました。

のち

 

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残雪確認の溜池巡り、本荘地区

2022-03-30 23:58:17 | 水関連

今日は思い切って、由利本荘方面まで足を延ばし、平野部近くの農業用ため池を見に出かけました。目的地はため池ですが、沿岸部の残雪の状況、溜池までの未舗装道路の状況など、ネットで集まらない超マイナーな場所の実地検分が主目的。

国道107号線から東由利を通って由利本荘に。

<栗林(上:かみ)溜池> 由利本荘市万願寺字猪苗代ヶ沢

本荘地区、国道108号下蛇田手前を北に入り、苗代ヶ沢を上がった所にある溜池(堤高7m、堤長70m)。舗装路沿いにあり、溜池の脇に1台ほど車を止めるスペースあり。一部堰堤に改修工事の形跡が残る。

<栗林(下:しも)溜池> 由利本荘市万願寺字猪苗代ヶ沢

本荘地区、栗林(上)溜池の上流にある2段溜池の上段部。アクセスは栗林(上)溜池の堰堤を進む形。洪水吐のコンクリートが経年劣化しているところから見ると、昭和の中期頃に造られたもののよう。

本荘地区の山沿いは、フキノトウ(バッケ)の育ち具合から、雪がとけて2週間ほどと見られ、そろそろ周辺の溜池巡りが可能になっているようでした。

時々

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冬装備の解消作業

2022-03-29 23:04:38 | 畑・工作

3月も残り少なくなり今月中にと思い、気合で一気に冬装備を解体。

最初に建物をほぼ一周している消雪パイプ。外すだけですので30分、ばらして収納するに30分、合わせて1時間の作業で終了。続いて、窓の雪囲い。これも取り外すだけですのであっという間。代わりに網戸を掃除して装着。こうしておかないと、早くも小虫が家の中に飛び込んできてしまいます。

その後、パイプを撤去した場所の掃き掃除や駐輪場内部の後片付けなどをして、4時間程の作業で春を迎える準備が出来ました。

ちなみに駐車場の地面が茶色なのは、消雪で使った地下水に鉄分が多いため。特に今年は1月中に10日連続稼働を行い、地下水の水位が下がって泥を巻き上げてしまったためと思われます。

また建物北側の駐車場も雪がなくなり、使用可能になりました。

のち

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一気に雪どけ

2022-03-28 23:57:11 | 季節

先週後半から最高気温で10℃前後まで上がるようになり、周辺の残雪も一気にとけています。横手の積雪も40cm(19時)まで減少。本日は畑の隅の方で昨秋に残していた農業用ビニール(マルチ)も見え始め、そろそろ雪囲いの撤去など、冬の装備を外しても良さそうになってきました。

畑に残っているのは、越冬ネギと食用菊の株だけです。越冬ネギも雪がとけて見える部分が出始めました。ネギの生命力は強いもので、2週間もすればピンと葉を伸ばすまでになり、当YHの食事の材料として使うことが出来るようになります。

山岳部では先日より八幡平アスピーテライン道路の除雪作業が始まったようで、4/15に開通の予定、鳥海ブルーラインは4月後半開通の予定となっており、そうなると、北東北も本格的な春になります。

のち

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生駒里奈ガイドのタクシー実証実験

2022-03-26 23:50:15 | 観光地

昨年12月から3か月ほど、由利本荘市が市内タクシー会社と組んで由利本荘市出身の生駒里奈さん(元乃木坂46メンバー)が「録音した」観光ガイドで観光地を案内するタクシーの実証実験を行い、今回その結果が報告されましたが、3か月で利用者が5名に留まったとのこと。

実験の検証会議が行われているでしょうから、その際にいろいろ話は出たのでしょうが、まずタイミングが悪かった?ちょうど新型コロナのまん延防止措置の時期で、都会からの観光客が見込めない時期。県内の人なら、自分の車で廻ってしまうでしょう。それに時期も冬の一番雪の多い時期。コースは2つあり、市街循環と鳥海山麓となっていますが、雪の時期鳥海山麓は厳しすぎそうです。更に値段。2時間で13,840円というのは、一般観光客向けには少し割高に感じるでしょう。

そもそもこれを利用しそうなのは、年齢が比較的高い、少しお金に余裕のある観光客。その方々が、どれだけ乃木坂46を知っているのかです。逆に若い乃木坂のファンでは録音のガイドで1万円を超える金額は厳しいかと。それにこの試みがどれだけ知られていたのかも疑問です。

新型コロナによる観光客など利用者の減少で、厳しい経営環境のタクシー会社を助けようと云うなら話は別ですが、生駒さんを使って集客を狙うなら、もう少しターゲットを絞るなどの知恵が必要なようです。例えば、由利高原鉄道で特別列車を走らせ、アテンダンドに生駒さんを起用し、実際に会えるようにするとか?私も発想がおじさんでした。

のち

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4月の花火ポスター

2022-03-25 23:43:52 | 季節

今日は快晴で気温も4月上旬のような陽気になりました。周辺に残っている雪も急速にとけており、だいぶ地面が見えてきた場所も増えています。そんな中、本日は買い物のついでに商工会に立ち寄り、4月末に2日連続で開催予定の花火大会のポスターを貰ってきました。

帰り際に聞くとまだ有料観覧席のチケットは残っているとのこと。一昨年から大曲の花火会場で開催される花火では、無料自由席はなく、特に今回は河川敷の会場内に駐車場を設営し、有料でも自由席の設定はなし。その代わり当日券の発売を予定しているようです。これは今回の2日連続の花火は今年初めてのことで、まだ知名度が高くないことや、新型コロナ感染が沈静化しているとはいえる状況ではないため、来場客もそんなに多くならないだろうと云う目論見のようです。

商工会の帰り道、大曲駅に寄って、掲示用の時刻表を貰ってきました。駅では秋田新幹線が引き続き、秋田~盛岡間の間引き運転になっており、改札には注意書きが出ていました。新幹線で関東方面から来る人が激減していることや、それ以前の新多賀コロナの影響で観光客なども減って来ていたことなどもあるのでしょうが、駅前にそれまで溢れるほどいたタクシーが、本日はゼロの状態で駅前ロータリーは閑散としていました。これでは当YHにお客様が来ないのもしょうがないのかなと、勝手に納得しました。

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避難民の受入れを考える

2022-03-23 23:40:01 | 経営

ロシアによるウクライナ侵攻から1か月近くが経ち、ウクライナの住民の多くが隣接国へ経難しており、それらの地域では多くの一般の人の家に避難してきた人たちを受け入れているとの報道。遠くの国での話だし、知人がウクライナにいる訳ではありませんのでそうした要請もあろうはずがなく、身近な話ではありません。でも、東日本大震災の時には秋田県にも避難してきた人が多くいました。

今回、その道の評論家の大半から、ロシアが実際に侵攻するとは想定外との(あきれた)コメントが多くありました。戦争では一般常識では考えられないことが起りえる状況で、想定するならまさか?ということまで考えておく必要があるようです。大地震や大洪水はもとより、日本が戦争状態に巻き込まれるなんてこともあるかもしれません。一部には経済制裁しているのは、参戦しているのと同意義との指摘もあります。そうした時には、状況によっては当YHでも避難してきた人を受け入れる事態になるかもしれません。

何かを用意するとか具体的に動くにはまだ早すぎるし、そこまでの余裕はありませんが、考えるだけならタダ。度々のイメージトレーニングはしておいて悪くありません。そんな余裕があるなら、新型コロナによる足元のお客様減少の危機をどうにかしろと云われそうです。

のち

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電力ひっ迫警報

2022-03-22 23:32:33 | 経営

本日、東京では雪の予報で、寒さによる暖房の増加もあり、東京電力と東北電力から電力需給のひっ迫警報なるものが発令されました。原因は先日の福島県沖の地震で発電所の一部で運転が止まったためとのこと。11年前の東日本大震災直後と同じような状況のようです。

当YH開所当時や11年前の東日本大震災直後など、電気の自活も考えてみましたが、当時も考えるだけで終わりました。今回もこうした電力ひっ迫による電力不足に加え、原油値上がりに伴う電気料金の高騰などもあり、もう一度考えたくなるタイミングのようです。でも実際に行うとなると設備投資(=お金)がかかりますし、当時と同じく知識がないことが大きな支障になって、一向に具体策に進めません。

東京は雪模様のようですが、こちら秋田では一日雨。それでも気温がプラスの状態が長く続いているので、残った積雪は順調にとけて、今日は今季初めて、畑の奥まで地面を歩いていくことが出来ました。2月の雪下ろしの際に、ユンボで雪寄せをした際に業者の方が、「屋根を少しやっちゃった」とのことでしたが、本日漸くその場所を目視出来ました。思ったよりも派手なことになっており、雪が完全になくなったら、相談する必要がありそうでした。

外に出たついでに、駐車場に敷いてあった消雪ホースを一気に撤去してみました。

のち

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春の3連休なれど

2022-03-21 23:28:26 | 季節

春の3連休で春休みもスタート、東京では昨日桜の開花宣言が出て、名実ともに春となってきましたが、北東北では残念ながら春はもう少し先です。日中はだいぶ暖かくなり、路面の雪はなくなってきたものの、横手の測候所の積雪はまだ80cmほど残っており、当YHの周りでも大分少なくなってきましたが、まだしっかりと雪景色が見られます。

更に先日の地震で東北新幹線が郡山~一ノ関間が不通で、秋田新幹線は秋田~盛岡間で間引き運転中。本日はこまち開通25周年で多くの駅でイベントが予定されていましたが、すべて中止となってしまいました。車で関東から来るには雪の不安が残るため、この時期の頼みの綱がJRです。更に新型コロナは地方の方が遅れて感染者が増え始めており、秋田県も例外ではありません。そもそも従来から3月の3連休は、多くのお客様が来たことがなく、閑散とした状態もいつものことかと、思っています。

その分、山岳部の観光道路が開通する5月連休にまとまって観光客が押し寄せてくるのが北東北。その際には諸々の不安要因が少しでも解消されていることを祈るばかりです。

時々

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「御宿印帳」なるもの

2022-03-20 23:23:09 | 経営

先日、お客様とお話をしていたら、「御宿印帳」なるものがあると教えてくれました。「御朱印帳」から「鉄印帳」、「御城印帳」から酒蔵のラベルを集める「御酒印帳」、九州の鉄道駅で始めた「駅印帳」、日光街道の「御宿場印帳」など、神社仏閣とは異なる分野で同様のコレクター心をくすぐる企画ものが出ているようですが、宿泊施設でもあるとは知りませんでした。

お話しのあと、御宿印帳をネットで調べてみると、発起人は姫路のゲストハウスで、全国で80カ所を超えるホステル・ゲストハウスで宿泊の際に御宿印が無料でもらえると云うもので、中にはYHもいくつか参加していました。始まったのは2020年で目的のひとつには、新型コロナで厳しい経営環境を少しでも打破するため、ということもあるようです。

かつてYHにも宿泊した際にホステリング・スタンプなるものがあり、当時はこれを集めるのもYHを利用する楽しみのひとつでした。しかし2000年前後にはこの仕組みも廃れてしまいましたが、今でも受付の際にこれを求めるお客様がいます。かつてYHで用いられていた、相部屋制度、お客様どうしの交流など、今のYHが不人気になった理由のひとつともされていますが、多くのゲストハウスではそうした仕組みを用いており、それが人気化しているところも多く見られます。このスタンプ制度も同様のことで、複雑な気持ちになります。

のち一時

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