秋田魁新報 2021/05/27
26日にユネスコの諮問機関が北海道・北東北の縄文遺跡群(北海道・青森・岩手・秋田)を世界文化遺産に登録するようにという勧告を出しました。これにより7月に行われる委員会で正式に文化遺産と決まる見通しとなり、国内で先史時代のものとして初めての世界文化遺産となる見込みとなりました。このうち秋田県では大湯環状列石(鹿角)や伊勢堂岱遺跡(北秋田)が含まれ、新型コロナがなければ北海道・北東北で再び縄文ブームの到来ということになったでしょう。
これらの遺跡には資料館などもありますが、事前にある程度勉強をして行かないと、学生時代の修学旅行のように「ただ行った」なんてことになりそうです。また以前にも書きましたが、関東以南で歴史を勉強した人には、この縄文文化がどういうものなのかで、大きな誤解を招くことにもなりかねません。昔は小難しい本を読む必要がありましたが、今の時代はネットで解り易いサイトも多くありますので、行く前に少しは目を通すことをお勧めします。
当YHでは文化遺産登録を見越して、冬から少し勉強を始めていました。それでもサボりがちだったため、形にするのには間に合いませんでした。新型コロナ感染が下火になりそうな来年以降来られた方には、何かしらの形にしてお話しできるかとは思っています。
時々
一時