新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

縄文遺跡群のユネスコ勧告

2021-05-31 23:40:49 | 秋田古代史

秋田魁新報 2021/05/27

26日にユネスコの諮問機関が北海道・北東北の縄文遺跡群(北海道・青森・岩手・秋田)を世界文化遺産に登録するようにという勧告を出しました。これにより7月に行われる委員会で正式に文化遺産と決まる見通しとなり、国内で先史時代のものとして初めての世界文化遺産となる見込みとなりました。このうち秋田県では大湯環状列石(鹿角)や伊勢堂岱遺跡(北秋田)が含まれ、新型コロナがなければ北海道・北東北で再び縄文ブームの到来ということになったでしょう。

これらの遺跡には資料館などもありますが、事前にある程度勉強をして行かないと、学生時代の修学旅行のように「ただ行った」なんてことになりそうです。また以前にも書きましたが、関東以南で歴史を勉強した人には、この縄文文化がどういうものなのかで、大きな誤解を招くことにもなりかねません。昔は小難しい本を読む必要がありましたが、今の時代はネットで解り易いサイトも多くありますので、行く前に少しは目を通すことをお勧めします。

当YHでは文化遺産登録を見越して、冬から少し勉強を始めていました。それでもサボりがちだったため、形にするのには間に合いませんでした。新型コロナ感染が下火になりそうな来年以降来られた方には、何かしらの形にしてお話しできるかとは思っています。

時々一時

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大仙市の新型コロナの予防接種計画

2021-05-30 23:39:24 | 経営

テレビでは大規模接種会場やら、高齢者への接種の模様などが連日報じられていますが、こちらで接種を受けられるのは秋から冬になるかもと思って、遠い世界の話として見ていました。

しかし先日、大仙市から予防接種の計画が公表されて、一気に身近な話になってきそうな気配。64歳以下の接種を8月から開始予定として、6月下旬から接種券の郵送を始めるとのこと。終了は11月頃と政府見解通りとのことなので、のんびりと構えていたら想定通り秋から冬になりそうですが、基礎疾患のある人は、その旨を5/31から6/15までに連絡すれば、優先的に接種券の交付が受けられるとのこと。

残念ながら基礎疾患ありの身の上ですので、公表はされませんでしたが、65歳以上の高齢者の接種にゴールが見えてくる7月には基礎疾患ありの人にも順番が回ってくることになるようです。2回目の接種後は、発熱やダルさが強くなり、世の中ではコロナ接種休暇なる言葉も出てきているようです。8月に2回目を接種すると休む余裕がないかもしれませんので、出来れば7月に終われればなんて、今更ながら考え始めています。

一時晴れのち

 

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夏のイベントカレンダー

2021-05-29 23:35:39 | 観光地

5月も終盤で、そろそろ夏のイベントの予定が出始めていましたので、食堂に掲示するイベントカレンダーを作成しました。昨年4月から本格的に新型コロナが感染拡大したこともあり、昨年夏のイベントのほとんどが中止となったこともあり、今年の夏のイベントも開催されるのかどうかがよくわからないものが多数。

直近では、8/3-6開催予定だった夏の秋田の代表的祭りの竿灯まつりの中止が決まりました(5/25)。8/19-20の花輪ばやしも屋台の合同運行は中止(5/23)、県外では8/1-7開催予定の弘前ねぷたも中止が決定(5/28)。

8/28開催予定の全国花火競技大会(大曲の花火)や8/16-18開催予定の西馬音内盆踊りは検討中となっており、これからの状況によっては更に中止となるイベントや祭りが出てくることになるでしょう。

今年もこうしたイベントを目当てにこれからの時期に来られるお客様はそんなに多くはなさそうですが、もし来られるなら、直前に開催の可否を確認することをお勧めします。

時々

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新たに長期滞在開始

2021-05-28 23:18:01 | 経営

今年は4月中旬からいつものビジネスのお客様の長期滞在が始まりましたが、本日からもう1チームの長期滞在がスタートとなり、当YHは大賑わいで合宿所の体になってきました。こちらもここ数年、この時期に利用頂いている方々で、こちらの状況はご存じだし、こちらも先方の生活リズムもある程度想像がつくので助かります。

今回のチームの滞在は2か月弱になるかと思います。その間1階の部屋が占拠されますので、他のお客様が使える部屋がどうしても少なくなります。まして昨年からの新型コロナ感染拡大で、YHの特徴である相部屋利用が出来なくなっていますので、これから当分の間は、最低3名(グループ)で満室となってしまいます。

幸い、緊急事態宣言や外出自粛、秋田県でも県境を跨ぐ移動を出来るだけ避けるように、などとの行動自粛依頼が出ているためなのか、予約や問い合わせの電話は殆どありません。それでもご利用の際にご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご容赦頂ければと思います。

周辺では田植えも概ね終わりかけています。

のち一時

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秋田県の飲食店の認証制度

2021-05-27 23:05:16 | 経営

秋田魁新報 2021/05/23

先日より地元ではニュースで流れていましたが、本日より秋田県が飲食店と宿泊施設について県の認証制度を始めるとのこと。4月以降、秋田県でも新型コロナ感染者がレベルは低いもののずっと続いており、買い物時などでも人出や車の少なさを実感していましたが、その影響を出来るだけ軽微にするため、山梨県を習って行うもののようです。

申請すると調査員が実地見聞を行い、合格なら県が認証するということで、既に自己チェックシートが県のサイトにアップされています。当YHではこの4月時点で「山梨方式」を出来るだけ取り入れようと考えましたので、それを見てみても、大半のことはOKのようです。数少ない問題点が、水道の蛇口。

厨房や一部の洗面ではレバー(肘)式を使用していますが、トイレや食堂などの蛇口は昔からのハンドル式。これが問題で、出来れば自動(センサー)式が非接触でベスト、肘式でもOKとのこと。自動式は下にバッテリーなどの付帯設備の取り付けが必要で、初期費用もランニングコストもかかり当YHには不向きだし、新型コロナ対応だけだと交換するのがもったいないと思いました。

少し調べてみると、札幌市などでは食品衛生の観点からも肘式でないとまずいとの話のようで、将来的に秋田県でもそうなる可能性があることが判りました。6月中に工事が出来れば、大仙市からも秋田県からも幾ばくかの補助を受けられるようなので、これを機会に思い切って交換工事をしようかと考えています。

この点以外は、秋田県の認証制度はほぼクリアできそうですので、夏休み前までには認証に実地見聞が受けられればと考えています。

のち

 

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角館/自家製麺・伊藤

2021-05-26 23:50:04 | 食文化

昨晩、テレビのラーメン特集の番組を見てしまったため、本日はどうしてもラーメンが食べたくなり、買い出しの際に角館まで足を延ばしてしまいました。向かったのは角館で知る人ぞ知る、伊藤。食べログでは、秋田県内で口コミ数がラーメン店でいつもトップクラスに入っている店です。到着すると、入口になんと看板が出ており、コミュニティバスのバス停までありました。以前は看板もなく、目印は店の前の他府県ナンバーの車のみで、当YHのお客様に話しても、間違えて隣の食堂に行く人が絶えないほどでした。

それでも中は相変わらずで、券売機は1台が半分故障状態。メニューも相変わらずで、シナそば(具なし)と肉そばの2種類。麺好きなのでシナそば(中盛)700円を選択。午後1時を過ぎていましたが、8席ほどのカウンターのみで、辛うじて待たずに座れました。

出てきたシナそばも相変わらずのもので、他ではなかなか味わえないボキボキ麺と、玉ねぎ多めの出汁が特徴。ひたすら麺の食感を楽しみました。トッピングがど~のという方には厳しいかと思いますが、この麺の食感は病みつきになります。食後は大満足で店を出ました。

帰り道に角館の武家屋敷通りに寄り道。観光客もいなければ、車もいない状態。新緑でとてもきれいな時期なのにもったいない話です。

のち

 

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六郷のプレミアム商品券

2021-05-25 23:40:42 | 季節

本日、隣の六郷で商店会がプレミアム商品券の販売を行いました。この18日に新聞で紹介されて知りました。発売開始は朝10時からとなっていましたが、朝8時過ぎに来た浄化槽点検の方に話したら、すぐに行かないと!と。使用できる場所が限られており、イオンなどの大型店では不可ですが、4000円で8000円分の買い物ができるというかなりの有利さはあるもので、一人2組までで600セットの発売。

ここまでプレミアが付かなくとも、暇な年寄りが並ぶことが多い田舎町。今回もダメ元で9時過ぎに出発し、販売会場の湧太郎に近づくと、車の列と歩く人。ただどちらも会場に向かうのとは反対方向で、この時点で販売完了か、整理券がなくなったなど、終了と判断できました。

前を通過する際に、ちらっと見えたのが予想通り「販売終了」の張り紙。10時開始となっていましたが、いつも人通りも少ない地域で、多くの人が集まり過ぎて、収拾がつかなくなって前倒しで販売を行ったようです。

あとで知人に聞いたら、一部の人は朝5時から並んでおり、多くの人が折り畳みの椅子持参であったとのこと。結局車を降りるまでもなく、そのままUターンとなりました。

のち一時

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食べられる草?

2021-05-23 23:29:18 | 畑・工作

畑作業も一段落し、そろそろ草刈り大作戦に着手しないといけないタイミングになってきましたが、天候不順で身動きが取れません。その間も盛大に水撒きしている状態なので、食用菊の水撒きはサボれますが、雑草もすくすく成長中。

そんな中にも食べられる草が当YHの敷地内にいくつもあります。タラの芽は最後の芽が出始めていて、まだ食べることが出来ますが、これを採ってしまうと木が枯れる恐れが強いです。フキも花から種になり綿毛を飛ばす一方で葉も成長し、直売所などではフキとして売られていますが、当YHでは食べなければ雑草扱いです。

そして一時期ちゃんと管理していた野生のニラですが、雑草に埋もれながらも成長し、そろそろ食べ頃。今日はメニューに困ったので、このニラを使ってみました。この時期のニラは柔らかく、しっかり独特の匂いもあります。時々ニラと水仙を間違えて食べて、食中毒を起こす事故が発生していますので、水仙と離れた場所に植えていますし、採取時に匂いで区別できるかと思います。ニラの匂いだけで元気になりそうな気になります。

のち

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中小宿泊施設の支援も

2021-05-22 23:24:26 | 経営

先日、秋田県から県民向け宿泊費補助事業「旅して応援!・あきた県民割キャンペーン」の期限を今月末から12月末まで延期すると発表しました。この県民割は県内の宿泊で1人5,000円を上限にその半額を補助するもの。これと併用可能な県のプレミアム宿泊券の使用期限も従来6月末としていたのを8月末まで延長。

以前からも書いていますが、こうした宿泊割引は、大型施設や高級施設では大きなメリットとなりますが、中小宿泊施設、特に当YHやゲストハウスなど従来から低価格を売りにしている施設にはほとんどメリットが出ない状況。一部の他県のゲストハウスのブログなどでも同様の記述がみられます。

国や都道府県、市町村などでは、こうした方法で十分に宿泊施設には支援をしていると云うのでしょうが、実際に支援をこの方法でどの程度受けられたのかの調査などは一切ありません。本来自営業は、補助や支援がなくとも経営が続けられるべきと考えていますが、あればあったで余裕になり助かります。

今回の県民割の予算は32億円。現在の県内の温泉施設250軒の倍として県内の宿泊施設が500軒とすると、1軒当たり640万円ほど。規模による上限を設ければ民宿や小規模施設に100~200万円、大型施設には1,000万円前後まで出せるかと。この補助は原価なしの丸々利益となりますので、単価1万円の宿でも2,000人分以上の効果が出そうです。

これだと、利用者のメリットがないので、税金を個人企業に投入するだけなのか?直接投下では周辺企業に波及効果が出ない、などという反発もあるでしょうが、これだけ期間が長くなってきたのなら、チケット方式だけでなく違う方法も検討してほしいものです。

時々

 

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緊急事態宣言は再度、延長?

2021-05-21 23:21:48 | 季節

5月連休で少ないながらも人の移動があり、新型コロナ感染は都会から地方に拡散されたような感じになっていて、沖縄県が6/20までで新たに緊急事態宣言になるとのこと。一方、東京・大阪などの都会でも感染は拡大鈍化となっているものの高水準な新規感染者が続いており、どうも今月末までを予定していた緊急事態宣言は延長との色合いが濃くなってきているようです。

秋田県でも男鹿半島の病院でクラスターが発生し、決して多くはありませんが、連日感染者が出る状態。そろそろ夏のイベントをやるかどうかの決定を下すタイムリミットとなって来て、初夏7/10に行われる予定だった能代花火の中止が決まったようです。

この時期の緊急事態宣言は、当YHでは昨年末に想定した通りなので、想定外とはなっていませんし、覚悟していたこと。次の分岐点はオリンピックをやるかどうかの決定。果たして首相や都知事が支持率獲得のため独断専行で中止をぶち上げるのか、財界やスポーツ界を忖度してこのままゴリ押しで開催するのか、見物です。どちらにしても、都会から遠くで開催競技もない秋田県では、遠い世界の話。当初からメリットなど期待していませんでしたので、どちらでも直接的な影響はなさそうです。

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