正月の楽しみの一つが年賀状です。近年では年賀状を書く人も減ったし、当YHにも年賀状終了のお知らせを頂くことが増えて来ています。
今年の年賀状で目立ったのが、昨年末に発表になった「青春18切符(通称・18きっぷ)」の利用方法変更についての話でした。当YHには18きっぷで東京方面から来られるお客様がいらっしゃいます。朝7時頃に東京を出ると、概ね18時頃には最寄りの飯詰駅に着くことができ、夕食をYHで取ることが可能ですし、朝、飯詰駅を出れば、夕方には函館まで入ることが出来ました。このため東北を旅行する方だけでなく、北海道に渡る方の中継にも利用頂ける位置にありますので、そうした旅行を楽しまれるお客様が時々来られます。
今回の18きっぷの利用法変更では、今まで期間内ならいつでも5日分バラで使えたものが、連続した5日の使用に限定され、連続3日用(1万円)も販売されるということ。若い時なら連続5日、鉄道に乗り続けることも体力的に可能でしたが、50歳を過ぎると、1日でもひたすら鉄道に乗り続けると体が痛くなります。次の日は近くを観光して、体を休めるなんてこともやっていたでしょうが、それもかなわなくなります。
今回の18きっぷの変更(改悪?)で多くの署名が集まったとも聞きます。それでもJRとしては旅行客は新幹線を、各駅停車は利用者減で減らすという方針は変わらないでしょうし、今回の変更でまた新しい使い方をする人が出てくることをお待ちしましょう。
一時