本日の山形遠征の目的その3は、温泉に入ること。コロナの間、山形県の温泉はほとんどご無沙汰状態になっていましたので、手持ちのデータが古くなったのでアップデートの必要が出てきました。久しぶりの山形の温泉ツアーなので、いい所ばっかり厳選しました。
舟唄温泉。 テルメ柏陵
1湯目の温泉は大江町のテルメ柏陵。入浴料400円。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で源泉55℃、pH7.9のお湯を加温、加水、循環、消毒なしの掛流で使用。今日は薄白濁(以前は薄黒濁)、湯口で強い硫黄臭、強塩味のお湯で、蒸発残留物22,510mg/kgは健在でした。
隣接の老人福祉センター柏陵荘は閉館してしまったこともあるのか、入浴客は多め。今日のような暑い日に選んではいけない温泉でしたが、1湯目ということもあり、気持ちよく入浴。
東根温泉・こまつの湯
2湯目は東根温泉郷。公衆浴場の石の湯を目指しましたが、休業中の張り紙。温泉郷の他の施設もいくつか閉まっているようで、コロナの影響が色濃く出ていました。開いているところで、こちらも公衆浴場のこまつの湯。入浴料500円。含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で源泉64℃、pH7.6のお湯で、使用の4条件は掲示なし。薄茶透明、湯口硫黄臭、浴槽温泉臭、無味のお湯は東根温泉と云った感じでした。
入れる温泉が減ったこともあるのか、こちらも混んでおり、洗い場は半分ほど埋まっていました。ここも塩化物泉に該当しますが、蒸発残留物がテルメ柏陵の1/10以下-むしろこちらが普通?-なので、入浴後も熱がこもることもなく逆にサッパリした感じになりました。
海老鶴温泉
3湯目は、新しく出来た東根北ICから県道25号線を西に進んだ田んぼの中にある海老鶴温泉。入浴料400円。お客様から数年前に新しくなったとは聞いていました。源泉は2本あり、いずれもナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、源泉①46℃と②50℃、pH①7.9と②8.1の弱アルカリ泉。女将曰く、加水、加温、循環、消毒なしの掛流で使用とのこと。浴槽2つあり、熱め②と普通①とのことで、②は薄茶透明、金気臭、無味、①は薄黒透明、金気臭、無味。蛇口でも温泉を使用しているようでした。
普通のお湯は42℃程で適温でしたが、熱めは46℃ほどある感じで、かつての下風呂温泉(青森)の公衆浴場を思い出しました。加水なしを強調していましたが、加水なしで入れる状態にするのがプロの仕事?なんてつい考えてしまいました。外気温が高かったことも、風呂が熱めだったようで、冬に行くと丁度いいかもと。また以前はお湯の黒さがもっと際立っていた気がしたり、浴室がかなり狭くなった感じもあり、ちょっとガッカリ。
それでも久しぶりの3湯目で「ととのいました」。計画ではもう一つと考えていましたが、久しぶりだし、帰路もあるので、今日はこれにて打ち止めにしました。帰路は東根北ICから無料高速に入り、一気に帰宅となりました。