新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

久々の山形ツアー③ 温泉データのアップデート

2023-06-05 23:21:07 | 温泉(山形)

本日の山形遠征の目的その3は、温泉に入ること。コロナの間、山形県の温泉はほとんどご無沙汰状態になっていましたので、手持ちのデータが古くなったのでアップデートの必要が出てきました。久しぶりの山形の温泉ツアーなので、いい所ばっかり厳選しました。

舟唄温泉。 テルメ柏陵

1湯目の温泉は大江町のテルメ柏陵。入浴料400円。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で源泉55℃、pH7.9のお湯を加温、加水、循環、消毒なしの掛流で使用。今日は薄白濁(以前は薄黒濁)、湯口で強い硫黄臭、強塩味のお湯で、蒸発残留物22,510mg/kgは健在でした。

隣接の老人福祉センター柏陵荘は閉館してしまったこともあるのか、入浴客は多め。今日のような暑い日に選んではいけない温泉でしたが、1湯目ということもあり、気持ちよく入浴。

東根温泉・こまつの湯

2湯目は東根温泉郷。公衆浴場の石の湯を目指しましたが、休業中の張り紙。温泉郷の他の施設もいくつか閉まっているようで、コロナの影響が色濃く出ていました。開いているところで、こちらも公衆浴場のこまつの湯。入浴料500円。含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で源泉64℃、pH7.6のお湯で、使用の4条件は掲示なし。薄茶透明、湯口硫黄臭、浴槽温泉臭、無味のお湯は東根温泉と云った感じでした。

入れる温泉が減ったこともあるのか、こちらも混んでおり、洗い場は半分ほど埋まっていました。ここも塩化物泉に該当しますが、蒸発残留物がテルメ柏陵の1/10以下-むしろこちらが普通?-なので、入浴後も熱がこもることもなく逆にサッパリした感じになりました。

海老鶴温泉

3湯目は、新しく出来た東根北ICから県道25号線を西に進んだ田んぼの中にある海老鶴温泉。入浴料400円。お客様から数年前に新しくなったとは聞いていました。源泉は2本あり、いずれもナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、源泉①46℃と②50℃、pH①7.9と②8.1の弱アルカリ泉。女将曰く、加水、加温、循環、消毒なしの掛流で使用とのこと。浴槽2つあり、熱め②と普通①とのことで、②は薄茶透明、金気臭、無味、①は薄黒透明、金気臭、無味。蛇口でも温泉を使用しているようでした。

普通のお湯は42℃程で適温でしたが、熱めは46℃ほどある感じで、かつての下風呂温泉(青森)の公衆浴場を思い出しました。加水なしを強調していましたが、加水なしで入れる状態にするのがプロの仕事?なんてつい考えてしまいました。外気温が高かったことも、風呂が熱めだったようで、冬に行くと丁度いいかもと。また以前はお湯の黒さがもっと際立っていた気がしたり、浴室がかなり狭くなった感じもあり、ちょっとガッカリ。

それでも久しぶりの3湯目で「ととのいました」。計画ではもう一つと考えていましたが、久しぶりだし、帰路もあるので、今日はこれにて打ち止めにしました。帰路は東根北ICから無料高速に入り、一気に帰宅となりました。

 

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山形県で電車で行ける温泉は?

2023-02-16 23:03:04 | 温泉(山形)

今朝、三々五々お客様が出発となり、また静かなYHに戻りました。昨晩は遅くまで翌日どこに行くかの作戦会議。今回のお客様のほとんどが冬祭りが中心のため、今日は南に下る方が多く、また冬ですので電車で来られた方も多く、どうしても行動が限られてしまいます。

秋田県でも駅から歩いて行ける温泉は少ないのですが、山形県でも駅から歩ける距離にある温泉はとても限られています。奥羽本線沿いに南に進めば、天童、東根が駅から歩く距離に温泉があります。その先は、かみのやま温泉や赤湯温泉などもあり、高畠駅には駅舎に温泉も併設されています。東根温泉の多くは茶褐色の湯ですが、それ以外の温泉は無色透明、無臭(一部消毒臭)で、せっかく東北に来て一カ所限定で入るにはお勧めするのに少し物足りなさを感じてしまいます。

新庄から陸羽東線に乗り換えれば、瀬見温泉、鳴子温泉郷とインパクト大な温泉が並んでいますが、調べてみたら鉄道の接続が悪いようです。朝食を当YHでとって朝9時台の新庄行きに乗ると、次の陸羽西線まで新庄駅で2時間ほど待つことになり、鳴子温泉駅に着くのは午後2時過ぎ。温泉に入って、小牛田から新幹線でギリギリの時間になってしまいます。鳴子方面でゆっくり温泉に入って、仙台経由で明るい時間に帰るとすると、当YHを7時前の列車に乗る必要があり、朝食が微妙になります。

そろそろ新型コロナも落ち着いてきましたので、そろそろ秋田県だけでなく、隣県の情報更新も必要になってきました。(写真は東根温泉オオタ湯・過去のものです)

時々

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新庄/新庄温泉・どんぐりの湯

2020-10-18 23:30:02 | 温泉(山形)

先日の大泉鉱山後の帰路。2湯目に選んだのは、鶴岡から最上川に沿った国道47号で新庄に向かい、今年5月末に新規開業した旧あぶら山、新庄温泉・どんぐりの湯。ここは今年5月30日に新規オープンした施設で、噂には聞いていましたが、新型コロナの関係で秋田県外に出られませんでした。今回、今年初めて山形県に来たので、せっかくだからと。

入浴料450円。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉41.3℃、pH8.0のお湯を加温、消毒あり、加水、循環なしの掛流で使用。内湯とサウナがあり、薄白濁、焦げゴム臭、超ヌルヌルのお湯で、新しい施設なのでもちろん綺麗。土日には大混乱になっていそうです。

あぶら山とも呼ばれる場所で、温泉のお湯ももっとアブラ臭がきついのかと思っていましたが、そうではなく大正時代に油田開発の際に発見された温泉とのことで、当YH近くの角間川温泉や強首温泉と似た経歴のようです。

11月から500円に値上げとの張り紙がありましたが、開所半年での値上げというのは何か誤算があったのでしょう。もしかするとお釣り用の50円玉が常時不足気味という単純な理由だったりするかも。また国道からかなりの急坂なので、冬に車がすべりそうなのが気がかりでした。

この日はここでの入浴にも満足し、帰宅しました。走行距離は400km。

時々

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鶴岡/櫛引温泉・ゆ~Town

2020-10-17 23:01:25 | 温泉(山形)

昨日は、大泉鉱山跡を見たのち、帰路には眠気覚ましに山形県の温泉を2湯。

1湯目は、少し戻る形で鶴岡市の櫛引温泉・ゆ~Town。数年前に鶴岡集中攻撃をした際に、鶴岡で数少ない色付き温泉です。入浴料450円。ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で源泉57.0℃、pH7.3のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしの掛流で使用。

浴室が1階と2階にあって、中で螺旋階段でつながっています。1階が色付き状態で使用し、2階は鉄分をろ過して無色で使用でしたので、1階のみで入浴。茶褐色濁、塩味ですが、匂いはほとんどなし。少しぬるめの設定(41℃)となっていて、長距離運転の後ということもあり、浴槽でうとうとしかけてしまいましたが、非常に気持ちよく、眠気も冷めました。ここを選んで正解だったと思いました。

一時

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山形遠征③ 温泉編 大石田温泉・あったまりランド深堀

2019-09-19 23:21:07 | 温泉(山形)



一昨日の山形遠征では、山寺でたっぷり汗をかいたし、帰路眠くもなったので、途中のまた大石田にて寄り道して、温泉に立ち寄りました。あったまりランド深堀。4年前にも来た温泉です。



入浴料は50円値上がりして400円に。単純温泉で源泉42.1℃、pH7.4のお湯を加水、循環なし、加温、消毒ありの掛流で使用。内湯が2つ、露天一つに、ツボ風呂が1つ。それぞれ茶褐色、無味、消毒臭で、以前の記憶では露天がまだまし、とは覚えていました。



夕方ということもあってか、かなりの入浴客。内湯はパスしてさっさと露天に行きましたが、かなりの消毒臭。こんなにきつかったかな?と。それでも少しはヌルツル感も残っており、まあ銭湯代わりには十分すぎる温泉感でした。その後は一気に大曲までのドライブでした。

時々

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蔵王温泉、蔵王四季のホテル別館・百八歩

2018-11-28 23:17:11 | 温泉(山形)



9月の山形弾丸温泉ツアーの2日目、午後の部でつるやホテル入浴後、帰路もあるのであまり無理はできませんが、もう一つぐらいということで、蔵王でタカミヤグループと双璧とも云えるおうみや(近江屋)グループの大型ホテル、蔵王四季のホテルの別館、百八歩。ホテルの敷地の前に離れて湯小屋的にありました。



入浴料はホテルのフロントで支払うと、別館までわざわざ案内してくれます。入浴料864円。酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉47.9℃、pH1.8の酸性泉を加水、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。白濁、硫黄臭、弱酸味のお湯で内湯と露天がありました。設備は立派で新しく、非常に入りやすい施設の一つでした。ただ、源泉からかなりの距離があるのに、引き湯でこの温泉の状態を維持するのは大変だろうなと、余計なことを考えてしまいました。



タカミヤ同様、ここも接客は非常によく、日帰りでこれだけの施設を使わせていただき、さらに丁寧な接客でこちらが頭の下がる思いでした。というわけで、今回は2日で、蔵王の温泉施設、8軒。いいお湯ばかりのようで、強い酸と硫黄臭に侵されて、お湯の違いはあまりよくわかりませんでした。


(本館は沸かし湯で、温泉ではないそうです)

時々一時

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蔵王温泉、つるやホテル

2018-11-27 23:06:44 | 温泉(山形)



9月の山形弾丸温泉ツアーの2日目、蔵王温泉で休憩後、堺屋に入浴後、もう一つと、高湯通りの下、バスセンターの向かいにあるつるやホテル。ここも湯仲間17軒の一つだったところ。



入浴料600円。自家源泉を有しており、酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉54℃、pH2.0の酸性泉。加水、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。浴室は建物4階の奥、別館にあり、フロントが1階、建物入口は地下となっており、浴室までも迷路状態。浴室には内湯1、小さな露天が一つ。源泉から300mほど引いており、青白濁、硫黄臭、酸味のお湯。



比較的大きめな施設で広い浴槽、ぬるめの湯に貸切状態で入浴すると、ついつい長湯しそうになるほど気持ちの良いものでした。これだけの施設で人が少なく、日帰り入浴させて頂いて、申し訳なく感じてしまいました。

のち

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蔵王温泉 堺屋・ヴァルトベルク

2018-11-26 23:54:10 | 温泉(山形)



引き続き、9月の山形弾丸温泉ツアーの2日目、新左衛門の湯の後、蔵王体育館の駐車場に車を止めて、一休み入れました。さすがにキツメの硫黄泉を立て続けに3湯は体に硫黄臭が染付きます。休憩後、せっかくの機会なので、もう少しと、次は大規模ホテル系を。ロープウェイの温泉駅から上がったところにある堺屋ヴァルトベルク。



入浴料1,000円。酸性・含硫黄-マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉51.3℃、pH1.8の酸性泉で加水、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。青白濁、硫黄臭、酸味+渋みの湯で浴室には内湯1、外に露天2があり、かなりの人数が同時に入浴しても圧迫感は少ない大きな浴槽でした。



入浴料が高いにもかかわらず入浴客がそこそこ居て、お湯の良さを証明しているのでしょうか。源泉は駐車場の先にあり、源泉すぐ脇の三度川沿いには、管理されている(男女別)野湯がありました。ちなみにヴァルトベルクとはドイツ語で森と山のこと。堺屋は元々高湯通りにあった湯仲間17軒の一つだが、高湯通りの堺屋は2012年に火災で焼失し、ここだけで営業を続けている。


(源泉近くの管理野湯)

のち

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蔵王温泉、新左衛門の湯

2018-11-25 23:22:11 | 温泉(山形)



9月の山形弾丸温泉ツアーの2日目、既に朝2湯、蔵王で2湯と一気にハシゴ湯してきたので、体力的にはかなり厳しくなってきましたが、今回のツアーでは蔵王温泉で入浴の候補としていた1999年に出来たもう一つの日帰り施設、新左衛門の湯がまだでしたので、伊藤屋の次にまたロープウェイの温泉駅まで戻り、新左衛門の湯で入浴。



入浴料700円。2種類の源泉を引いており、最上高湯浴槽では酸性・含硫黄-マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉51.9℃、pH2.1のお湯、四・六の湯とかめ湯浴槽は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉51.6℃、pH2.1のお湯で、四・六の湯は源泉6、加水4の薄めたものとのこと。



内湯もあるが、こちらは沸かし湯でこうした浴槽があるのは、蔵王の湯が硫黄泉、強酸性泉であるため、入りにくさを感じる人もいるとの配慮からのようです。ここもセンタープラザ同様に観光客向けの施設で、ホテルや旅館などでの日帰り入浴で敷居が高いと感じたり、気軽に入浴する方には便利な施設。でも、これで蔵王温泉に入浴して来たなんて、自慢されると、少し悲しかったりします。

のち





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蔵王温泉、伊藤屋旅館

2018-11-22 23:05:29 | 温泉(山形)



9月の山形弾丸温泉ツアーの2日目、蔵王温泉のような温泉施設が密集しているところでは、温泉をハシゴにも近すぎて、体力的に大変です。それでもせっかくなので、次は高湯通りで一湯。共同浴場は一通り前回のツアーで入浴したので、この日は入れそうな伊藤屋に飛び込みでお願いしたところ快くOK頂きました。

入浴料400円。酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物泉で源泉56.9℃、pH1.8のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。源泉から2kmも引き湯していることもあり、薄白透明で底に湯の華が沈殿、入浴すると白濁になりました。



大規模施設が多い蔵王温泉では、浴槽も大きいところが多いのですが、ここはそうした中で浴槽の小ささが際立っており、他に入浴客があれば窮屈ですが、貸切状態で入浴出来れば、その居心地の良さは格別です。ちなみに下湯共同浴場の向かいにあるこの伊藤屋は、太平洋戦争中に旅館業の新規参入を許された6軒の一つ。

時々

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