昨日、最後は北秋田市まで戻り、最終目的地の合川の温泉を目指しました。合川駅近くにあるさざなみ温泉。場所がわかりにくく、15分ほどうろうろして到着。
ここも湯船が2つあるだけのシンプルなつくり。でも、食塩泉が源泉掛け流しになっており、舐めてみるとガッツリとしょっぱい!お湯の感じは、先日の男鹿湯本温泉と似たような感じでした。
入っていた地元の方に聞くと、冬には湯冷めのしない温泉でいいとのこと。でも食塩泉はやはり夏にはインパクト大です。オープン当時は人気があり、一日400人も入って黒字だったものの、今は赤字になってしまったとのこと。こんなにいい温泉なら毎日来たいところですが、入浴料350円はちょっと厳しいかな?いずれにしても、今日一番、温泉らしい温泉でした。
昨日は海に出かけたので、本日は内陸部の温泉めぐり。今年3度目の秋田県北ツアーとなりました。
最初に目指したのが大館市の別所温泉。国道105号線で北上し、鷹巣手前の285号線で東に向かい1時間弱の集落の真ん中にぽつんとある共同浴場。共同浴場は、その地域の方が共同で管理して、一部は鍵を関係者のみが持ち、他の地域の人間が入れない浴場もありますが、ここ別所は他の人間にも解放してくれています。県南にはほとんどありませんが、県北にはまだ多く残る温泉のタイプで、以前入った大湯温泉の荒瀬の湯もこのタイプ。
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉でさっぱりの湯で、湯船が一つしかないシンプルなもの。それでもとてもいい湯でした。2湯目は、すぐそばの大滝温泉の公共の施設、湯夢湯夢の湯。お湯自体は掛け流しだし悪くはなかったのですが、ここはさっと上がりました。大滝温泉では狙っていた旅館で、日帰り入浴が都合で出来なかったので、そのまま北秋田市に戻りました。
ようやく花火のバタバタも一段落し、気力的にも回復。天候も引き続き猛暑日の予想が出ているので、暑さを避ける意味も含めて、今日は温泉めぐりとなりました。
たまたま秋田市のYH協会に行く用事があったことや、出発が遅くなったため、男鹿半島を選択。今まで何度か来ましたが、男鹿温泉郷には入ったことがありませんでした。男鹿温泉郷の日帰り入浴は、午後2時や3時以降の場所が多く、遅い時間がいいようです。
最初に入ったのは国民宿舎男鹿。源泉掛け流しの湯で、男鹿温泉を知るには一番良い温泉のようです。湯は薄白濁の食塩泉。ただ外気温が高かったので、浴槽の湯はヌルめにしてあり、湯口からも水だけしか出ていませんでした。
次に入ったのは公共の温泉施設温浴ランド男鹿。ここは消毒の匂いに圧倒され、すぐに撤退。最後に男鹿温泉郷のちょっと離れた場所にある温泉旅館ゆもと。古い作りの高級旅館で自家源泉の掛け流し。風呂場のタイル絵や掛け流しの湯船の堆積物など、言うことなしのいい風呂でした。帰り道、夕日がいい感じになった秋田マリーナで一休みとなりました。
神社の祭りの打ち合わせが本日ありましたが、そこでもこの暑さの話で持ちきりでした。こちらでは、7月下旬にジャガイモを収穫した畑に8月中旬以降、大根や白菜、キャベツを植えつけます。例年ですと、程よい暑さと雨、涼しさの中で芽を出して、ぐんぐん育つのですが、今年は雨が少ないため、芽が出ると枯れるといったものが増えているそうです。ということは、今年はいぶりがっこが少なくなる?と今から心配してしまいます。
また先日、高校生君と玉川温泉に出かけた際にも、玉川ダムの手前、鎧畑ダムのダム湖がカラカラになっていたのを思い出しました。来られるお客様には雨は迷惑ですが、住んでいるものにしてみれば、ほどほどの雨が欲しいものです。土曜日には、何年かぶりに畑に水を撒きました。
今年の花火のお客様は、例年になくYHの会員の方が多く、ちょっと驚きました。また直前まで飛び込みの問い合わせがありました。昨日は一日で8件、一昨日も数件と、他の日にこんなにあったら、どれだけでも受け入れられたのにと、残念な思いがいっぱいです。
ただ、一昨日は、夜の2時に電話がなったり、早朝6時だったりと、何でもありの大曲の花火ですし、大手ホテルチェーンなら予約センターで24時間、電話受付ありというところもあるので、致し方ないのですが、こちらは小さな民家開放のYHですので、出来ればこうした時間の問合せは避けてほしいものです。
そもそも、花火直前の数日前に宿を探すこと自体、「大曲の花火」では常識はずれの行為とも云えるようです。
今年の花火は、天候にも恵まれ、むしろ暑さ対策に重点がおかれる結果となりました。話によれば、日中、突風が吹いてテントが飛ばされることもあったようですが、花火の時間には無風だったため、若干、煙が残って見えにくかった場面があったり、NHKのテレビ中継で、音楽がほとんど聞こえなかったりなどはありましたが、昨年から始めた途中からのお客様のピックアップ作戦もうまくいき、お客様も無事に帰宅され、何よりでした。
今年のお客様は、ほとんどが自由席ながらも、かなり真ん中のいい場所で見ることが出来たようです。昨晩、夕食後に行った1時間ほどの「花火見学作戦会議」が功を奏したのかなと、勝手に自己満足しています。
なお、既に来年(2013年)の花火の日の予約について、お問い合わせを頂いていますが、受付開始は、来年5月下旬で、詳細は来年の5月連休明けに決める予定ですので、しばらくお待ちください。
「大曲の花火」の前日で、連泊のお客様が午後から三々五々到着し、昨晩の静かだったYHが大賑わいになりました。今日、明日と夕食の提供がありませんので、こちらは少し手持ちぶさたな状態でした。
夕方には、毎年恒例の畑の枝豆の収穫を行いました。今年は雪の時期にいろいろあったので、5月の植付け時に例年の半分、1畝だけとしましたので、収穫自体は10分ほどで終わりました。
その後、枝豆を枝から切り離す作業が2時間ほどかかりました。明日の午後、お客様が花火に出かけたら、収穫した枝豆を茹でて、豆の状態にして冷凍保存となります。花火以降、来年春頃まで来られるお客様に、夕食の一部として提供する予定ですので、お楽しみに。
ここまでの一般のお客様の状況は、昨年は上回っているものの、それ以前の数字にはまだ達しておらず引き続き昨年の震災の影響が残っているようです。また花火以降の予約状況もまばらで、カレンダー的にあまり並びがよろしくない今年の9月はどうなることやらと、ちょっと心配です。
そういえば、昨日、東根ベアフットYHのペアレントご夫妻が突然、お越しになり、尾花沢産の大きなスイカを頂いてしまいました。明日の花火のお客様と頂きます。ありがとうございました。
本日の夜行でヘルパーの高校生君が帰る予定で、本日が秋田最終日。
たまたま昨日車中で床屋に行きたいと意見が一致したので、秋田で髪を切ってもらうことになりました。知人の床屋で済ませ、道の駅十文字でみやげ物を調達。足を伸ばして増田にあるまんが美術館に立寄り、稲庭うどん佐藤養助の漆蔵資料館で昼食と観光コースを廻りました。
夜、送って行く前に、日曜から始まっている花火ウィークで本日花火があがるとのことで、街中の丸子橋に向かいました。本日の花火は地元花火師の大久保さんが担当とのことで、スターマイン等の花火の他、昔の花火で川に流す金魚花火というのも見ることができました。
夜9時過ぎに大曲駅で高校生君とはお別れになりました。2週間の滞在、更に1週間の手伝いありがとうございました。
今日は、高校生君の温泉ツアー第三弾で、乳頭温泉の鶴の湯を目指しました。
行きは一気に鶴の湯まで突っ走りました。鶴の湯に11時過ぎに到着。駐車場には結構な車の数。それも大部分がレンタカーか他県ナンバー。料金を払い、脱衣所に行くとまずまずの混み様。昨年12月に来たときには、足の踏み場もないほどでしたので、それよりは、はるかにましな状態。
湯船には10人ほどの人。その中にはちらほらと、女性の方もいて、高校生君の混浴デビューは、無事に終わりました。露天では比較的空きスペースがあり、湯船に泡が沸いており、足元源泉との話を確認できましたが、そこに行ってみたら、一部はお湯でなく水」に近いところもあったようです。
鶴の湯をあがって、田沢湖を目指す途中で「山のはちみつ屋」に寄り道。自称スイーツ系男子とのことで、たっぷりの試食とともに土産で購入。シュークリームをロンドンバスの中で食べ、かなり満足したようです。
田沢湖を半周して、国道105号線にある農家そば屋「一助」で昼食。若者向けではありませんが、普通の家の縁側で頂くそばも悪くありませんでした。食後のデザートに安藤醸造元北浦本店でしょうゆソフトを頂き、帰宅となりました。