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今朝は、地元、藤木地区の伝統行事「梵天引き回し」が当YHにも来て頂きました。これも一つの来訪神の流れ?男鹿の伝統行事「なまはげ」に通じるところがあるかと思います。「梵天」は、火消しのまといのようなもので、この地域では、その年に42歳の厄年になる男衆が藤木八幡神社に奉納しますが、奉納前に地域をまわって、厄払いをしていく行事です。
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おおむね、一生に一度だけのイベントで、この年には同窓会にもなるそうですで、今年は昭和53年会。例年、吹雪の中だったり、大雪をかき分けてだったりするのですが、今朝は気温も大きく下がらず、雨だったりと、ここ数年で一番いい天気だったかも。一応、神社の使者的な役割もあるので、お祓いをして頂き、お札や鏡餅を頂けます。
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この梵天奉納は秋田市や県南周辺の一部地域のみの行事で、その発祥はよくわかりませんが、最大の秋田市の三吉神社では水争いが起源のようですし、大仙市太田地区(清水)の八坂神社では、戦国時代に領主からの振舞米を祝ったものといい、横手の旭岡山神社では江戸中期の巻狩りに端を発するとも云われているようです。
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