新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

潟上・豊川油田跡

2016-02-29 23:41:46 | 観光地


今日は天候が夕方から荒れるとの予報が出ていましたが、朝はそんなでもなく、自由になる時間も残り僅かになってきたので、秋田方面に出掛けました。当初、男鹿半島の温泉を目指したのですが、道の駅しょうわ(ブルーメッセ秋田)で休憩をして、国道に戻ろうとした時、豊川油田という看板を見つけてしまい、つい方向転換となりました。



この豊川槻木地区はかつて国内最大の油田地帯で、多い時には産油井戸が700本以上あった場所とのこと。更にその昔は天然のアスファルト(土瀝青)の産地だったそうで、縄文時代には土器の接着剤などにも使われ、東日本一帯でここの天然アスファルトが使われた形跡が見られるというすごい場所でした。



残された製油設備の一部は近代化産業遺産にも認定されており、地域内にある東北石油の事務所には資料館もあるとのこと。ただ簡単な看板地図を頼りに車を進めると、最後は未舗装の農道になっていたり、産業遺産というより、廃墟マニアに喜ばれそうな状況の設備が点在するといった状況でした。

何も知らなければ、単なる湿地帯。秋田道からも見える場所ですが、そういう知識があれば、そこに油井が立ち並んでいたと言う昔を想像して楽しむことが出来るようです。ほとんど某国営放送の「ぶらタモリ」状態になっていました。




のち
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角館、町家キッチン

2016-02-28 23:35:39 | 食文化


今週、所用で角館に出掛け、昼食となったので、夏に入った町家キッチンにもう一度、行ってきました。バイキング形式のビュッフェレストランで、地元の野菜を多用するのを売りにしていました。暖かい時期は、近くでたくさんの野菜が採れるのでいいのですが、冬はどうするのだろうかと言うのが、その時の疑問点で、その答え探しです。



昼は税込1,400円ほどで食べ放題。直売所でも販売品目が限られるほどの時期ですので、出ているものを見てみると、地元産のものは少なくなっていましたが、所々でなんとかしようという努力の跡は見受けられました。



平日の昼まで、武家屋敷通りには、観光客の姿もほとんどありませんでしたが、こちらの店には、比較的お客さんが多く見られました。一番美味しく感じられたのは、今回も自家製漬物でした。

時々

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矢島、松皮餅

2016-02-27 23:30:57 | 食文化


先日、安楽温泉に出掛けた時に、近くのスーパーで買い物をした際、お菓子コーナーを見たら、鳥海地区の郷土甘味、松皮餅を発見しました。

これはアカマツの樹皮の内側を練り込んだ餅(大福餅)で、全体が赤紫色なのが特徴的。天明の大飢饉の際に救荒食として作り始めたとも、矢島藩主の生駒氏が改易前の四国で兵糧攻めの際に作りだしたとも言われているもので、松の木は長寿を表し、緑はめでたさを表すことから、今ではお祝いのお供えとしても使用されているようです。



味は松の癖があるかと思いましたが、普通の大福餅とそんなに変わらず、美味しく頂けました。以前、国道108号線の道の駅鳥海の直売所で見つけて、今回は暖かくなってから、調達に行こうかと思っていたのですが、まさか本荘市内のスーパーで見つけられるとは思いませんでした。さすが地元のスーパーです。

のち一時再び

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平泉・麺屋登龍門

2016-02-26 23:27:28 | 食文化


先日の平泉温泉ツアーでは、昼食に少し困ってしまいました。一関から平泉に移動する途中で一関の街で探したのですが、希望の店が見つからず、あきらめて国道4号線を北上していたら、平泉の手前にコッテリ系と思われるケバケバ・ラーメン店を発見しました。麺屋・登龍門。



隣はかの茨城・大勝軒系のフランチャイズ、優勝軒があり、何故か店はつながっていました。かっつり系のメニューも多く、いつもなら注文するつけ麺もありましたが、この日は気分を変えてトンコツラーメン(600円)に。替え玉システムはありませんが、しっかりとしたトンコツスープに満足でした。残念だったのは、紅生姜がなかったことです。温泉をはしごした時には、やはりラーメンに限ります。

のち一時

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2016年角館の桜の開花予想、二回目

2016-02-25 23:17:32 | 季節


2月も終わりに近づいてきたのですが、ここ数日、夜になると雪がしっかりと降って、朝になると外が一面真っ白になっています。このため温泉ツアーも控えることになり、3月からまた長期営業継続を前に、少し歯がゆい思いをしています。

そんなまだ冬真っ盛りの状態ですが、気象予報会社から2016年の桜の開花予想が発表となっています。全般的には南は平年より遅め、関東以北は、平年並みか少し早いとの見込みになっているようです。

ここ大曲の外の状況を見てみると、雪は積雪60cmほどで、昨年と同じ程度で多い年だとまだ1mを越えていたこともありますので、少ないほうです。気温は気持ち暖かいような感じを受けます。-4度を下回る夜には、水道を止める作業を例年行いますが、今年はその回数も少なかったようです。昨年は1月末に咲いてしまった玄関にある紅梅もまだ堅い芽になっています。



そんなことから考えると、今年は平年並みから、少し早い程度の開花となるのかと思われます。角館の桜の平年の開花は4月24日頃、満開は29日頃ですので、5月の連休は、今年はぎりぎり?という感じでしょうか?

時々

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東根温泉・沖の湯、巽の湯

2016-02-24 23:12:05 | 温泉(山形)



既に山形温泉ツアーからは1ヶ月近く経ってしまいました。数が多かったので、合間に書くにもこんな時期まで来てしまいました。その温泉ツアーの3日目は、最上川温泉ゆぴあに朝一で入浴、その後は帰路も考慮して東根温泉郷を再調査となりました。事前に用意してきた温泉街の地図で温泉施設を確認して、その一軒、共同浴場扱いになる沖の湯に入浴。



入浴料200円。含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉で源泉59.5℃、pH7.9のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。茶褐色透明のお湯は、硫黄臭のしっかりするもので、僅かにアブラ臭もあるようでした。以前も東根温泉で入浴した際に思ったのは、街中にこんなにいい温泉があるなんてということでしたが、今回も実感しました。



つづいて同じ街中の共同浴場、巽の湯。こちらは入浴料300円と少し高くなっていますが、玄関内は普通の日帰り入浴施設状態と、石の湯、沖の湯など民家状態とは違っていました。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉50.4℃、pH7.6のお湯が加水、加温、循環、消毒なしで掛け流しで使用。



こちらはぬるめの浴槽になっていて洗い場などもちゃんとしており、普通の観光客が来ても、全然大丈夫なようでした。ツアー3日目は、これで終了とし、一気に大曲まで帰りました。結局、2泊3日のツアーで19湯に入浴できました。




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宝竜温泉・かんぽの宿一ノ関、平泉大沢温泉旅館

2016-02-23 23:06:53 | 温泉(岩手)



昨日の平泉温泉ツアーでは、毛越寺前の温泉2つを一気にはしごしたため、湯休めを兼ねて、昨年夏の一関温泉ツアーで積み残した巌美渓近くのかんぽの宿一関まで、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門天経由で車で15分ほど移動。小高い丘の上にあるかんぽの宿はとても立派な建物。



入浴料500円。ナトリウム-塩化物泉で源泉41.7℃、pH7.8のお湯を加水、加温、循環、消毒ありで使用。浴室には、大浴槽、ジャグジー、寝湯、サウナ、露天など設備はほぼ完璧。既に浴室内に入った途端に強い消毒臭が充満していて、予想通り浴槽のお湯もプール状態でした。それでも入浴客は非常に多く、周辺の健康ランド的な使われ方のようです。



つづいて、再度毛越寺まで戻り、裏の駐車場脇の道を入ったところにある大沢温泉旅館。入浴料300円。分析表は修理中で掲示がなかったので詳細は不明ですが、微白濁のお湯で消毒臭ありのお湯が加水、加温、循環、消毒ありで使われており、循環、掛け流し併用となっていました。かんぽの宿よりは消毒臭も少なく。小さな浴槽一つの施設ですが、貸切状態での使用ということもあり、ホッとできました。



一時

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平泉温泉・ホテル武蔵坊、悠久の湯

2016-02-22 23:30:58 | 温泉(岩手)



週末のお客様受け入れシフトが解消されましたし、山の向こう側では雪も少なそうなので、奥羽山脈を越えての温泉ツアーとなりました。昨年初夏に一関周辺は幾つか入浴できましたが、お客様と話していると、どうしても有名観光地、平泉の話が出ることが多く、そこにある温泉はまだでしたので、お話しすることが出来ず、悔しい思いをしました。ということで本日最初の温泉は、国の特別史跡に指定されている毛越寺の門前にあるホテル武蔵坊。



入浴料620円。迷路のような廊下の奥に浴室はありました。内風呂一つ。ナトリウム-塩化物泉で源泉38℃、pH7.9のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。薄っすら黄色で透明、微消毒臭で薄い出汁の味の湯で、湯口の滝に近づくと僅かに臭素系の匂いがしました。



次にすぐ隣にある町営健康福祉交流館・悠久の湯もはしご。入浴料500円と観光地プライス。お湯は武蔵坊と同じものですが、浴槽ではこちらはばっちり消毒臭でほぼ無色。設備面は、こちらのほうが新しいためか綺麗で、一般受けしそうな感じでした。利用者は時期的なものもあるのでしょうが、地元客がほとんどのようでした。



時々

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最上川温泉、ゆぴあ

2016-02-21 23:56:40 | 温泉(山形)



先日の山形温泉ツアーの3日目。前日は9湯も入浴してしまいましたが、最終日で残り時間も限られていると言うことで、朝から温泉に突撃です。9時前には最初の温泉、天童市の南のはずれにある最上川温泉ゆぴあに。ここは県内最大級の露天風呂が売り。



入浴料300円。源泉2本はどちらもナトリウム-塩化物泉で蒸発残留物は8g強とそこそこあり。源泉50~55℃、pH7.0のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。浴室にはうち湯2、サウナ、露天とありました。薄黄緑色透明のお湯で全般的に消毒臭がしましたが、露天では薄っすらとヨウ素臭が感じられ、出汁の味のする美味しいお湯でした。



県内最大級が売りの露天は、夏は気持ち良さそうでしたが、雪の降る時期には、大きくても小さくても、あまり関係ないような気がしました。入浴したのはまだ9時前でしたが、ここもかなりな入浴客。山形県では、朝からどこでも入浴客が多く、びっくりさせられました。

時々

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かみのやま温泉、湯町、新丁、中の湯共同浴場

2016-02-20 23:23:47 | 温泉(山形)


(湯町共同浴場)

先日の山形温泉ツアーの2日目の夜編。天神乃湯のあと、かみのやま温泉に向かい、共同浴場巡りとなりました。昼間に共同浴場近くの駐車場を見当つけておいたので、楽でした。

最初は湯町にある湯町共同浴場。お湯は前日の共同浴場と同じ共同1、2、3号混合泉で、加温、循環、消毒なし、加水は入浴者次第で使用。ここは浴室中央に円形の浴槽があり、蛇口等は他の共同浴場同様、別料金でした。温泉街の奥まった場所にあって、駐車場もないので、利用者は少ないようで、入浴時には掛け流し状態で、お湯も良くとても気持ちよくなりました。


(新丁・鶴の湯共同浴場)

続いて、昨晩入浴した下大湯共同浴場前の駐車場に車をとめて、徒歩5分ほどの新丁・鶴の湯共同浴場。浴室中央にここは角のない四角の浴槽が一つありました。こちらのお湯は共同1、2号泉に表記のない新しい7号泉が少し入っているとのことで、熱めのお湯でした。


(中の湯共同浴場)

この日の共同浴場3湯目は、バス通りの裏路地にある中の湯共同浴場。こちらは壁際に四角い湯船が2つ並んでありました。住宅地の中にあるので、遅くまで入浴客があるようで、22時閉館厳守の張り紙が目立ちました。最後の共同浴場、葉山共同浴場に最後に向かったのですが、ここだけ21時までとのことで、入りそびれてしまいました。都合、夜の部のツアーで4湯、2日目では9湯となりました。

のち

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