新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

紫菊収穫、3回目/黄色もボチボチ開花

2023-10-31 23:22:36 | 畑・工作

本日、紫の食用菊の3回目の収穫を行いました。今回の収穫は前回の半分程度。畑の菊の枝には収穫した菊の茎の部分だけがだいぶ多くなってきており、今回で紫の食用菊の収穫は最後になりそうです。この先少しは採れるかと思いますが、茹でる時に多めのお酢が必要で、効率を考えるともったいなくなります。またそろそろ黄色の食用菊の収穫が始められそうですので、そちらにシフトとなります。

今日は量が少なかったこともあり、一気に解体作業から茹で、包装まで行うことが出来ました。これで目標だった200食分を越えましたので、どうにか来年の5月連休頃まではお客様に提供できるかと思います。

こう書くと、1年で宿泊者が200人しかいないのか?と思われる方もいるかと思いますが、素泊まりだったり、夕食なしのお客様もそこそこ居たり、また連泊のお客様には出来るだけ違うメニューをとも考えていますので、連泊のお客様には2日に一度や3日に一度となりますから、延べ宿泊客数とは異なる数字になります。

一時

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久しぶりのビジネスのお客様

2023-10-30 23:18:19 | 経営

本日よりビジネスのお客様の滞在が始まりました。今回は2週間ほどで、いつもとは別な方です。今年は従来いたビジネスのお客様の滞在がなくなっていますし、これからのタイミングはお客様の少ない時期ですので、2週間でも大助かりです。

同時に旅行のお客様ではあるのですが、ずるずると連泊が続いて、本日で4日目のお客様がいます。毎日更新状態なので、ゴールは見えません。聞けば、山間部の林道や県道などを走るのが趣味とのことで、かなりマニアックな場所まで入り込んでいるようです。過去、コロナ前にも何度か来られ、同様のことをやられていましたが、連泊が続くのは今回初めて。

今の時期、秋田では連日、熊のニュースが流れていますし、隣の美郷町の棒再放送が熊出没情報を朝晩、大きな音で流していますので、当YHにまで聞こえてくるほど。多い日には合計6カ所で目撃などとなっています。山間部の道路はそろそろ入る人も少なくなっており、事故や脱輪だけでなく、熊被害も心配なところです。それでもやっていることは、こちらがお客様がいない時に溜池などを見に行くのと似たような状況で、宿の使い方も素泊まりで食事は自分で調達と、似たところが多く、わかるような気がしています。

家族や知人の方に行き先を伝えているかどうかわかりませんので、万が一戻って来なかったら、当YHで捜索願を出さないととも考えていますので、翌日行く場所は大雑把に聞くようにしています。

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10年後に安価な宿泊施設を経営するための模索⑰-結論として

2023-10-29 23:16:24 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

なんだかんだと、ネタ切れの期間に書き連ねてきましたが、結論としては、やれるところまでやってみよう、ということになりそうです。こうして書いてみたのは、書くことによって頭の整理ができる、ということもあります。一部には論理矛盾だ、とか、時代遅れの施設が何を言う?という声もあるかもしれません。でも、だからこそ、10年後になって慌てるのではなく、今から考えておくことが必要かと思っています。

ここにきて外国人観光客が再び増え始めて、その多くが資金的に余裕がある層が多くなっている中で、国内の宿泊施設でも高価格化、高級化が一段と進みそうな気配が出てきています。そうした状況下で、安価な宿泊施設では、一段と価格競争が進む可能性があります。できることならその波に巻き込まれたくはありませんが、YHでできることと云う強みを一段と磨くことが、目先出来ることかなとも思います。

結論はまだまだ出ませんので、来られたお客様には夕食時のお話しの時間にいいアイディアがあれば、聞かせて頂ければと思います。

のち

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六郷湧水ツアー/有田みかん到着

2023-10-28 23:09:46 | 観光地

本日は、予約の際にお客様からリクエストを頂いていたので、午前中に六郷ツアーとなりました。当YHから車で10分、最初は六郷地区に入ってすぐのニテコ清水。ここは駐車場もあり、隣接して古いサイダー工場の建物が残っていたりするので、必ず寄って、説明します。

続いて、今回のお客様は電車で来られたので、六郷から少し山の方に進んだ関田の円型分水工。話している際に水には興味があるとのことだったので、湧水群ではありませんが、水の使い方として非常に面白いものなので、足を伸ばしました。

続いて六郷に戻って、宝門清水とその周辺の湧水を見ましたが、水位が低く、周辺の小さな泉は干上がっていました。その近く、生活に密着した湧水と云うことで、ハタチや清水に行くと、こちらも水が止まっていました。店の方に聞いたら、毎年この時期は水位が下がり、水が枯れるとのこと。11月後半になるとまた水が挙がってくるとのことで、お客様には少し残念でしたが、レアな時期でもあったようです。

お客様は、寺町通りを散策するとの話でしたので、観光施設の湧太郎で本日のツアーは終了となりました。お客様は連泊でしたので、戻って来てから聞いたら、六郷から路線バスで大曲まで行き、JRで最寄り駅まで戻ってきたとのこと。六郷からは路線バスが大曲~六郷~横手と走っていますので、横手に抜けることも可能です。

夕食後、お話をしていたら、宅配便が来て、以前泊まって頂いたお客様から自家製の有田みかんが到着しましたので、早々にお客様とご馳走になりました。ありがとうございました。

一時

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柿の試食

2023-10-27 23:06:44 | 畑・工作

今日は当YHの駐車場奥に植えてある柿を採って食べてみました。まだ少し青いものも多く、採ってみた柿も硬めでしたが、甘さはそこそこあり、十分にこのまま食べられそうです。今年は偏りはあるものの、かなりの量の実が稔りましたので、食事の際にお客様にも食べてもらわないとならないようです。

あとはカラスとの競争に勝てるかどうかです。今年は需要先の新規参入者として、熊という話が秋田県内中で云われており、栗の次は柿が目当てとのこと。当YH周辺は奥羽山脈とは森がつながっていませんので、熊の心配はまずありませんが、あまり派手に残しておくと、狙われるかもしれませんので、タイミングを見て早めに収穫しようかと思っています。

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車に穴、春に修理かな?

2023-10-26 23:04:05 | 季節

今日は当YHの車の定期点検。戻って来てディーラーさんから、ついにドアの下に穴が開いていたとのこと。今まで錆だけで済んでいたのですが、雨水など路面の水を一番広い安い場所ということもあるのでしょう。前回の点検で、穴が開くと車検に通らないと聞いていました。次の車検は来春。修理をして車検を通すとなると、修理代が5-10万円かかりそうだとのこと。

今の車は2009年に購入したものですので、既に14年が経過し、走行距離は16万キロ。それでもエンジン関係などは大きな問題がなさそうです。それでもさすがに経年劣化でゴム部品などはだいぶ傷んできており、そろそろとは考えています。ただ、昨年は半導体不足で自動車の供給自体が細ったため、当然値段はディーラーの言い値状態だし、車種等の選択の余地は少なく、運が悪ければ数か月待ちとの話も。ここにきて半導体不足は解消気味との話ですが、今度はこちらが諸々の買い替えやお客様の回復の遅れなどで厳しい状態。

一発で修理数十万となると、さすがに即買い替えを考える必要になりますが、まだそこまでいかず、ちょうど今年は冬タイヤも買い替えのタイミング。今から雪が降るまでに買い替えと云うのは時間的に無理ですし、冬タイヤも3年ほど使えるし、夏タイヤは昨年、買い換えたばかりですので、そんな点も考慮して、春に修理となりそうです。

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10年後に安価な宿泊施設を経営するための模索⑯-秋田なれば?

2023-10-25 23:02:11 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

余談になりそうですが、数年先になるかもしれませんが、少し期待しているのは、海外進出した工場が秋田に戻ってくるかもしれないということ。YHとしては、当初対象としていた青少年ではなくなりますが、経営を続けるためには背に腹は代えられません。オフシーズン中心にビジネスの長期滞在のお客様も条件次第で歓迎しています。

1970年代から日本では人件費の安いアジアに工場を移転する動きが始まり、1990年にはかなりの工場が進出しました。ただ、ここにきて先に書いたように韓国や中国での人件費急上昇で、安い人件費だけを求めての進出は有名無実になった可能性があります。さらに近年の外交問題や地政学的なこと、また輸送費の経費上昇などもあり、現地で販売されるものは別として、日本に持ってくるとなると、以前とはだいぶ条件が変わってきたようです。

仕事面でもやはり日本の方が不良品率が低いとかも未だにあるようですし、そうなると、これからの企業の工場新設では国内と云うことも再浮上してくるでしょう。ここで人件費の安い所となると、沖縄や青森、秋田と云った地域が浮かび上がってくることになります。となれば、決して多くはないでしょうが、秋田に新しい工場がなんて話も出てくるかもしれません。

そうなれば、工場周辺では新たな住居の需要が出るでしょうし、その準備のための仮住まいも必要。外国から技術者が来れば、さらにそうした需要もあるでしょう。ただ、これはYHとしての当YHにとっては例外的需要。「計画」ではなく「夢」あるいわ「皮算用」の類として、あればラッキーかと思っています。

のち

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ハタハタは今年も期待薄

2023-10-24 23:53:41 | 食文化

この時期になると、秋田県民の関心は、県魚にも選ばれているハタハタです。産卵のため11月月下旬から12月下旬の1か月間だけ秋田の海岸に接近してきます。これを一網打尽にして、食べるのが秋田県民の楽しみであり、冬の風物詩とも云えます。ちなみにハタハタの漢字は「鰰」や「鱩」が充てられていますが、個人的な解釈ですが、「鰰」は初冬のたんぱく源が少なくなる時期に押し寄せて来る魚で神様が与えてくれる貴重な食糧だったから?「鱩」は11月になると雪雲が接近し、頻繁に雷が鳴るようになり、雷がハタハタを連れてくる、とも云うほどで、この時期、雷を聞くとハタハタを連想する秋田県民もいるほど、とも。

そのハタハタ、昨年もこの時期の漁獲量(176トン)が少なく、高級魚となってしまいましたが、今年は更に少なく県の見通しでは1995年以降最低の140トン前後になるとのこと。魚の絶対量が減っていることに加え、海水温が平年よりも5℃程度高く、冷たい水を好むハタハタには厳しい状態で、平年並みに戻るには数年を要するとの見方もある。既に行われている1~6月の山陰から能登沖の漁も不漁だったことなどが理由としています。

そもそも産卵のために来たハタハタを産卵前のたまごごと獲ってしまうのだし、昔からそうしていると云うかもしれませんが、昔と比べて漁船も、捕獲技術も時代と共に良くなっており、それこそ一網打尽状態なのだから、最近流行りのSDG’s=持続可能な~~とは正反対の考え方なのかもしれません。しかし、ハタハタを食べると云うことは秋田で昔から行われてきたことなので、SDG‘sといって禁止と云うのではなく、別な手段で持続可能な方法を考えて欲しいものです。

例年、季節ハタハタ漁は11月下旬と云われていますが、今年は初漁日が、12月上旬になりそうだとのこと。(写真は過去のものです)

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食用菊(紫)の収穫、2回目 

2023-10-23 23:12:58 | 畑・工作

今年は例年にない暑さが続いていますが、さすがに10月後半になると、朝の気温は昨日は5℃、今日も8℃と1ケタ台になって来て、朝靄(キリ)が出ることが多くなります。このため、朝早くから畑に出ると、濡れてしまっているため、今日は昼前に畑に出動し、紫の食用菊の2回目の収穫となりました。1時間半の作業で今回もスーパー袋4杯分と前回とほぼ同量になりました。

紫の食用菊は花が小さく、次に収穫となる黄色の食用菊より収穫も解体も作業に時間がかかります。花びらを外す解体作業で3時間。更に茹でること2時間かかり、お客様がいない日だったこともあり、ここまで一気に作業が出来ましたが、一日が終わってしまいました。でも逆にお客様がいない時期に収穫が出来ることで、時間も作れるし、この時期に頑張っておけば、お客様が多く来て頂ける時には楽が出来、原価はタダみたいなものですし、更に珍しいし色目もきれいなので、お客様に喜んで頂けると思って、せっせと作業しています。自分一人で食べるなら、こんな手間のかかることはしないことでしょう。

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10年後に安価な宿泊施設を経営するための模索⑮-生産性向上?

2023-10-22 23:11:30 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

費用の削減は難しいと先日書きましたが、政府では生産性向上を謳っています。学者先生たちは、中小企業での生産性向上は限りがあると指摘していますが、個人商店では更に限りがあり、結論としては「もっと働け」ということになり、働き方改革とは正反対になりそうです。

宿泊業として、生産性向上として大手企業が始めたことは、フロントの自動化、配膳ロボットの使用などがいい所でしょう。中にはフロントなしで、スマホでチェックイン出来、支払いもスマホなんてところも出ているようですが、それが出来るのは大手チェーン店位なもの。

ビジネスホテルなどは、フロントで受付の際に従業員と接し、その後部屋に入ってしまうと、従業員と接することはなく、また接しないことを良しとして宿泊する場合に利用することが多いとも云えます。

一方、YHや民宿などは、お客様との距離がもっと近く、受付の際にお客様がどんな感じか観察することはとても重要なことで、それによって、話しかけた方がよいのか、放置した方が良いのか、また食事の量などにも参考にしています。そこをロボット化する訳にもいきませんし、それをしたら、設備が貧弱なただの安宿になってしまいます。それを低価格だけを売りにして営業していくなら、それも手でしょうが、YHとしてはそれは望まないこと。そうなると機械導入による生産性向上は規模的にも性格上も難しくなるかと思います。

時々のち

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