新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

「誰と行く?冬の秋田」キャンペーン

2024-11-30 22:22:41 | 観光地

明日12/1より秋田県とJR東日本秋田支社が3か月にわたる冬の大型観光キャンペーンが始まります。新たな秋田の魅力を味わえる500を超える特別企画を用意して、首都圏などからの観光客を呼び込むのが目的だそうです。

体験型アクティビティーを最大50%割引する「秋田冬アソビ割」や郷土料理や地酒が楽しめる宿泊プランも楽天トラベル経由で用意するとのこと。JRでもストーブ列車やなまはげ列車など特別列車の運行や「駅カード」の発行などもあるとのこと。

調べてみると、特にJR関係のイベントは年内分は公表されているものがありますが、1月以降のイベントはこれから発表の様子。雪のない地域の外国人観光客を呼び込むには一定の効果があるのでしょうが、郷土料理と地酒の宿泊なら普段から多くの所でやっているでしょうし、冬アソビをするような若者が果たしてくるかどうか、その点のネックは交通費の高さだったりして、JRもそこのところをどうにかしてほしいものです。

首都圏の駅に秋田のポスターが多く掲示され、電光ボードなどでも宣伝文句が流れるとのことですので、最大の効果としては秋田を少しは「認知」してもらえるかどうかかもしれません。秋田県観光連盟などの団体には当YHは加盟していませんので、当然のことながら連絡は一切ありません。

時々

 

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-2℃、-4℃、-10℃がボーダーライン

2024-11-29 22:17:01 | 季節

ここにきて連日の雨が続いており、秋田の冬らしい天気になってきています。それでもまだ降るのが雨で助かります。これが雪だと、連日の雪寄せ(雪かき)が必要になります。これからの時期、秋田で生活するにあたり、温度に敏感になります。

まずは-2℃。これは車で走っていて、路面凍結を警戒する温度で、これ以下になるとほぼ間違いなくそこらじゅうの道路が凍結していますので、走り方も慎重にする必要があります。

次に-4℃。これは家の水道が凍結し始める温度です。当YHでは夜の天気予報で朝の最低気温が-4℃を下回るようだと、夜11時頃から朝6時頃まで凍結防止のため水道の水を止めてしまいます。この際に泊まられたお客様には、トイレの水が流せないなど、少しご迷惑をおかけすることになります。

最後に-10℃。これは水道の水止めをしていても凍結する恐れのある温度。特に当YHでは、建物の一番東(道路)側にある2か所目の洗面/浴室の水関係が凍結することが度々あり、マイナス2桁の予報が出ると、ここ数年は夜の間脱衣所内でストーブを焚いて部屋ごと暖めて凍結防止を行うようにしています。

都会では、寒い寒いとは言うものの、気温によって生活を変えるということは少ないかと思いますし、観光で来られた方は道路上に多くの温度計を見て違和感を感じた方も多いかと思いますが、秋田の特に内陸部ではマスト要件になっており、3月までそうした生活が続きます。(写真は過去のものです)

時々一時

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冬支度/ 畑の掃除

2024-11-27 22:24:13 | 畑・工作

今日は雨の間隙を縫って外作業がようやくできました。本日のノルマは畑の掃除。食用菊の収穫も回数を稼げませんでしたが、雪が本格化する前にきれいにしておかないと、支柱は折れるし、足元が悪くなり作業が大変になります。

最初にナスとシシトウの畝で支柱と植わっているものを撤去して、作業スペースを確保。次にトマトとキュウリの支柱撤去。撤去した支柱は駐輪場内に運び込んで収納。これらも貴重な資産で、来年も使用します。

最後に食用菊の畝。まずは花が残って少しもったいないけど、菊を根元5cmほどから切って、ゴミ捨て場に積み上げ、残った支柱を取り外して、こちらは支柱が木材ですので、駐輪場外に並べて着いた泥が雨・雪で落ちるように数日放置します。ここまで2時間ほどの作業で本日の最低限のノルマは終了。

他にもネギ畝の雑草処理などやっておきたいことはありますが、それに手を付けると、時間がいくらあっても足りず、体力的に問題が出そうでしたので、短時間で済みそうで、見た目もやった感も良くなる玄関近くのススキの撤去。松の木の下に毎年伸びて、雪で倒れると駐車場に入る通路に出てくるので、これを撤去。切り出して、細かく刻んでおかないと、こちらも春までこのままになるので、刻む作業のほうが時間がかかります。それでも30分ほどできれいになりました。

本日の作業はここまで。とりあえずこれからの時期に来られるお客様にはきれいに見える状態になったかと。

のち

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横手市の温泉施設に変化

2024-11-26 22:10:29 | 温泉(秋田)

先日初雪となりましたが、本日初霜。例年、初霜→初雪の順なのですが、今年は暖かだったこともあり、順番が逆になりました。

さて、コロナ以降、変動が続く横手市の温泉施設ですが、雄物川地区で残っていた雄物川温泉・えがおの丘が今月末で閉館になるとのこと。えがおの丘は横手市の温泉施設の見直しで民間に無償譲渡が進んだ優等生でした。それでもコロナで利用者が減少し、費用削減のため昨年温水プールの営業を休止したものの、建物の改修費用が見込まれるため廃業を決めたとのこと。

以前、この場所にはえがおの丘、三吉山荘、雄川荘の3つの入浴施設が並び立つ不思議な場所でした。三吉山荘はかなり前に廃業し、今回の事で雄川荘一つが残ることになり、厳しい言い方をすれば普通になった(?)ということなのでしょうか。

さらに大雄地区のゆとりおん大雄も横手市の直営で継続していましたが、こちらも建物老朽化に加え、譲渡先の再募集に応じる企業がなかったため、2025年3月末で閉館とのこと。かつては合併前の旧市町村に一つはあった温泉施設もだいぶ少なくなってきました。(写真1枚めは大森健康温泉、2枚目は戸波鉱泉、いずれも過去のものです)

のち

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ネット予約は再検討?

2024-11-25 22:06:12 | 経営

今年は5月連休や8月お盆休みの時に満室にならず、お客様の少なさを分析したところ、新型コロナ以降、ネット予約が主体となり、ネット予約を行っていない宿泊施設が「取り残された」状態になっていると考え、秋には2025年導入予定で当YHもネット予約の対応を検討、と以前書きました。

その後、ネットで現状を見てみると、過去多く見られていた素泊まり一人4000円以下の施設がほぼ皆無な状態になっていることいビックリ。以前当YHがネット予約を行っていた15年前には、2000円台の施設がいくつかあり、安価な宿を標榜するYHですので、安値地域一番を目指しましたが、大企業や金持ち施設と価格競争する無力さを痛感して挫折した過去があります。

コロナ明け後、外国人観光客を中心に旅行者が急回復して、宿泊施設の不足が云われる中、有名温泉が過去1万円以下で泊まれたものが、今では同じサービスで2~3万円と宿代の値上がりも尋常でないようです。近くの施設で調べても3000円台で利用可能だった施設は、潰れる(リブランド)か大幅な値上がりとなっているようです。

このような状況の中、3000円台で新たにネット予約を始めたら、安宿探しのターゲットになり、「YHだから安い」ではなく、ただの安宿として黙っていても予約が入りそうです。経営拡大とか、稼働率上昇を主眼とした企業であれば、願ったり叶ったりなのでしょうが、当YHはYHだから安くしている、ということを理解して来られず、安かろう悪かろう、とみられるのは少し考えていることとは違ってしまいます。

道楽で経営しているわけではないので、ある程度こちらが考えているのとは違う利用のお客様を受け入れて経営を維持することは必要だと思っていますし、ビジネスの長期のお客様はこちらも大歓迎です。でも、そればかりだとYHなの?と自問自答してしまいます。

この夏以降、リピーターのお客様にはネット予約の話をしてみました。時代の流れだからという方もあれば、今までいつでも空いている「穴場の宿」だったからゆっくりできたのに、などという反応。ネット予約を開始したら、今まで利用して頂いた方で来なくなる人も出そうで、その覚悟ができるかどうかも、悩ましいところとなっています。

そうしたことから、ネット予約については、すぐに立ち上げとはせず、もう少し検討を加えてみようということになりそうです。獲らぬ狸のなんとやら、でしょうか?

時々

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この時期の話題はハタハタ

2024-11-24 22:52:06 | 食文化

雪が降り始め、雷が鳴りだすと、秋田で話題になるのがハタハタ。産卵のために岸に接近(接岸)するハタハタを「季節ハタハタ」と呼び、メスの子持ちハタハタを珍重し、秋田の冬の楽しみの一つともいえるものです。3~4週間、ハタハタは秋田の沿岸部に「接岸」し、それを一網打尽にとるのが秋田のハタハタ漁。地元ではこれがいつ始まるかがニュースになりますし、接岸して大量に獲れだすと、店には箱で並び、多くの人が買い求める姿を見ることになります。

ただここ数年、海水温の上昇という気候変動の影響を大きく受け、秋田沿岸にハタハタが来なくなっていて、それは過去のこの時期のブログを見て頂くと変化が大きいことがわかるかと思います。

そろそろ接岸が近くなった時期で、本日の地元紙では、昨日県のハタハタ資源対策協議会が今年の漁獲量は昨年(110トン)並みの110トンの見込みを示し、県水産振興センターは接岸日(初漁)も昨年と同じ12/2の予測を示したとのこと。

メスは秋田では人気があるもののオスは不人気で格安で流通していたので、当YHではそれを保存食のハタハタ鮨にしていましたが、ここ数年はオスも値段が高く、手が出ないため鮨づくりはお休みになっています。

今年もラニーニャ現象が予想されたり、夏から秋にかけての日本海側の海水温が高い水準で推移したこともあり、豊漁は期待薄。何か他のもので代用できないかとも考えていますが、今のところ候補がなく、寂しい思いをしています。(写真は2015年のものです)

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石巻焼きそばツアー ②いしのまき元気いちば

2024-11-23 22:34:44 | 食文化

先日の石巻ツアーでは、藤や食堂で焼きそばを食べた後、川沿いから石ノ森萬画館を見るだけ見ようと思って進むと、川沿いに観光施設らしきものがあり、立体駐車場もあったので立ち寄ってみました。駐車場は2時間まで無料と太っ腹。

入り口で見ると、1階は土産物売り場、2階は食堂があるようでした。メニューが掲示されており、海鮮丼の類は観光客価格に近いものでしたが、石巻焼きそばは600円で提供されており、まだ良心的な感じでした。さすがに大盛りを食べた直後だったので、2軒目は無理でした。

1階の土産物売り場では、さすがに海沿いの町ということで、魚介類の品揃えは、大曲のスーパーの比ではありませんでした。当然石巻焼きそばのコーナーもあり、値段はさておいて、品数だけはしっかりありました。

入り口すぐのところに置いてあったのは、「河北せり」(石巻産)というもの。当YHでも時期によっては「仙台せり」(仙台産)を使うことがあり、全国チェーンのスーパーで流通していますが、河北せりというのは初めて見ました。せりは当YHの敷地内にも生えていますので、水が良いところであればどこでもあるのでしょう。以前江釣子の湧水群を見に行った時にも地元産せりの販売がありました。説明では春収穫する葉せりは柔らかい分流通に向かず、地元にのみ出回るものとのこと。今回は購入を控えました。

なんだかんだ見ていたら、ここだけで30分以上経っていましたので、ちらっと肝心の石ノ森萬画館を川越しに見て石巻を後にしました。

時々一時

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冬支度/ 植木の雪囲い

2024-11-22 22:21:51 | 畑・工作

明日の連休を前に空いた時間で外作業。本日は昼から雨との予報ですので、それまでに植木の雪囲い。先日枝打ちしたため、今日は駐輪場奥から雪囲いセットを引っ張り出して、杭を打って縛って固定。

冬の過酷な中で放置されるもので、春に回収したままになっていたので、一部修理が必要でしたが、2時間の作業で目的の8割が出来ました。先日初雪となり、少し焦っていましたが、建物(窓)の雪囲いも終わり、植木が終われば、少し安心です。残るは畑の掃除と、消雪パイプの設置ですが、消雪パイプは雪が積もるほど降る前に行えばいいので、次は畑の掃除です。

作業終了後、ほぼ予報通りの雨。さらに嵐のような激しい風も吹き、取り付けた植木の雪囲いが飛ばされないか心配でしたが、後で確認したところ、なんとか無事で、これで冬を乗り切れそうです。

時々

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石巻焼きそばツアー ①石巻・藤や食堂

2024-11-21 22:06:59 | 食文化

本日は雪が積もる前の貴重なチャンスと、先日テレビのケンミンショーで紹介された「石巻焼きそば」を食べにドライブ。目的が焼きそばで昼食の時間に間に合うようにと高速道路を使い若柳金成ICからは県道4号線で登米経由で石巻まで。店に到着したのが14時手前とどうにか間に合いました。

適当に選んだ店は、駅からも歩ける距離にある「藤や食堂」。かつては定食屋だったようですが、最近は石巻焼きそば専門店状態のようでした。駐車場がないため、店の裏手のコインパーキングに。昼を過ぎたこともあるようで店内は空いていました。

注文したのは肉玉焼きそば(650円+大盛+200円)。いつもなら2軒食べ歩くため、並を注文するのですが、せっかく石巻まで来たし、次の店がわかるかどうかの問題もあったので、今回は大盛を頼んでしまいました。

来た焼きそばは、聞いていたように色が濃い目のもの。食べてみると出汁で味がついているものも、テレビで云っていたような醤油味は感じられませんでした。掲示の案内では、食べている途中で味変でテーブルにある追ソースをとのことで、使ってみましたが、出汁だけで食べたほうがさっぱりしているものの自分には合っていると思いました。具は豚コマ、もやし(多め)、長ネギで、焼きそばにつきもののキャベツは野菜入りか特製になるようです。長ネギが入っているのは、出汁のクセをマイルドにするためでしょうか。付属はもちろん(?)紅ショウガ。

並でも量が多めのようで、大盛は2玉分ぐらいあったのでしょうか、結構な満足度。おいしく頂きました。会計の際に聞いたら、数種類の出汁をブレンドしているとのこと。現在ワンオペで、良心的に一人分ずつ調理するとのことですので、混んでいる昼食時を少し時間を外すか、夜にでも行った方がよさそうです。

石巻焼きそばでは、今回行った藤や食堂のように出汁だけで調理する店と、調理時にソースを使う店と、またそのどちらかを選択できるような店があるようです。次は近くで見る場所を用意して次いで状態で行くことにしましょう。

時々一時

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秋の黒川(横手)のイチョウ並木④

2024-11-20 23:00:57 | 観光地

本日も買い出しに出かけたついでに黒川のイチョウ並木を見に行きました。昨日の初雪で、どうなったかを見るのが目的でしたが、先日来た時にあった車の列はすでにありませんでした。

北側の並木は申し訳程度に枝に葉が残っていましたが、南側の並木はきれいに葉が落ちて枝だけになっていました。ただその分落ち葉で通路はきれいな紅葉状態。さすがにこの状態では見に来る人がいないのも頷けました。

この時期はたぶん、今回で来るのも最後になるでしょう。今回週一回の頻度で来た理由は、田舎の知名度の低い観光地(?)では、なかなかリアルタイムに近い状況を把握することが難しいというのが理由で、近場のメリットを生かして足で稼ぐためした。でも、これだけ見事な反応になっているということは、やはりインスタグラムなどのSNSで情報発信が行われていたのでしょうか。

せっかくなら秋の紅葉の時だけでなく、夏の緑の並木や、冬の雪の中の並木も見てほしいものです。

(雪の並木の写真は2024年1月のものです)

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