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森弾丸温泉ツアー2日目の2湯目は、昨日、入り切れなかったつがる市に戻り、気になっていた「あづましの里温泉・いい湯だな」。入浴料400円(朝割50円引)。
ナトリウム-塩化物泉で源泉59.5℃、pH7.5のお湯を加水、消毒あり、加温、循環なしのかけ流しで使用。茶褐色透明、アブラ臭、出汁味、ヌルヌル感のあるお湯は、この地域の典型的なお湯。改修されたようで、特に脱衣所はおしゃれな感じで、洗い場も隣との間に壁があるこの地域では珍しい造りとなっていました。
浴槽の一部が水風呂になっていて、この水風呂も冷鉱泉と云えるほどのものらしいのですが、まだ外は雪も残る状況で、今回のツアーでは水風呂は一切割愛となりました。別棟には家族風呂もあるとのこと。昨日午後に来た時には、かなりの入浴客もありましたが、午前中の早い時間ということで、朝の割引料金があるため、入浴客はそこそこありましたが、圧迫感があるほどではなく、気持ちよく入浴できました。
青森弾丸温泉ツアー2日目。最初の温泉は宿にした山田温泉の宿泊部のお湯。ここは宿泊者限定で使用できる施設で、お湯は昨晩の温泉銭湯のお湯と同じものですが、利用者が極めて少ないため、お湯の状態も良いようで、ここに泊まった理由もこの風呂に入るためでした。
銭湯よりも臭素臭が強い感じで、顔を洗うためには贅沢すぎる温泉でした。宿泊したのは新館という建物ですが、ここにはさらに旧館という宿泊施設があり、そちらには個室に内湯がついているとのこと。宿泊予約の際に言えば、同じ値段でそちらも用意してくれるとのことでした。
ここの温泉だけを楽しむために来るなら、旧館の風呂を好きな時間に好きなだけ入るという贅沢が出来るようですが、はしご湯してきた身には、一度の入浴で十分でしたので、新館での宿泊で満足できました。
青森弾丸温泉ツアー、初日夜の部の4湯目は、宿の山田温泉に戻って、宿泊部門でなく、温泉銭湯の方で入浴。夜の部3湯が思ったより近い場所にあり、時間もかからなかったので、ここの入浴最終の9時半までに戻れました。
入浴料350円ですが、宿泊客は無料。加水、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使用。薄茶色、微塩素臭、微塩味のお湯で真ん中に内湯2の典型的な青森の温泉銭湯。蛇口からも温泉が出ます。JR五能線、陸奥鶴田駅の栄えている街の反対側になりますが、駅周辺からも自転車などで来ることができ、地元の方の銭湯として人気のようです。初日は8湯ににて打ち止めとなりました。
青森弾丸温泉ツアー、初日夜の部の2湯目は、五所川原市の南にある金太郎温泉。ここは名前だけで来てみたかった温泉。入浴料320円。ナトリウム-塩化物泉で源泉64.7℃、pH7.9のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使用。薄茶色、無臭、微塩味のお湯で浴室には内湯1、寝湯1、打たせ湯1、水風呂1.
ここも青森式蛇口の温泉銭湯。青森でよくある家族風呂が4室あり、別料金で貸切OK。見学させて頂いたら、薄茶褐色のお湯で、浴室、脱衣所のほかに休憩用の部屋もついていて、居心地は良さそうでした。ここもひっきりなしに入浴客があり、夜だとどうしても利用者が多いため、浴室全体だけでなく、お湯にまでシャンプーなどの匂いが強くなっていて、温泉独自の味わいは薄らいでしまうようです。
引き続き夜の部の3湯目も、引き続き五所川原市、金太郎温泉から車で10分ほどの音治郎温泉。入浴料350円。ナトリウム-塩化物泉で源泉50.1℃、pH7.9のお湯を加水、消毒あり、加温、循環なしのかけ流しで使用。茶色透明、内湯はほぼ無臭、露天(?)はアブラ臭とも臭素臭ともするお湯で塩味のある、この地域の典型的なお湯でした。内湯1、サウナ、水風呂のほか、露天と名はついていますが、天井、壁のある離れの湯のようなもの。
お湯はこの露天の方が温泉らしさが残っていて、露天なのに壁にテレビまでついていました。ここは一度閉鎖したものの、復活した温泉施設ということで、名前につられてきましたが、近くには多くのいい温泉施設が乱立しており、競争が厳しいだろうことは想像できます。
朝方はまだ氷点下になる日もありますが、昼間の気温は本日17℃まで上がり、5月中旬頃の気温と、桜をとっくに通り過ぎてしまっているようです。当YHの周りにはまだ雪が残っていますが、とけるスピードはとても速く、畑もだいぶ地面が出てきました。
さて、青森弾丸温泉ツアーの初日、宿に入るまで4湯をこなし、宿で一休み。その後、夜の部に出動となりました。夜の部、1湯目は、五所川原市の広田温泉。国道101号線、スーパー佐藤長、広田店近くの住宅地の中にありました。
入浴料320円。ナトリウム-塩化物泉で源泉46.6℃、pH7.8のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使用。薄黄色透明、温泉臭で弱塩味のお湯で、設備は浴室中央に浴槽1つあって、周囲の壁に青森式蛇口のある典型的な青森型温泉銭湯。当然、シャンプー石鹸はなく、蛇口からも温泉が出ていました。
地元の銭湯状態で、駐車場は空きがあるものの、自転車や徒歩で来る人も多いようで、多くの人で賑わっていました。分析表を見たら、弘前の百沢温泉の名前になっていたので、聞けば、ここと金太郎温泉は現在、百沢温泉が経営しているとのこと。
今日は雪がなくなって初めて、奥羽山脈を越えて、北上方面に足を延ばしてみました。今回の目的地は、江刺にある「えさし藤原の郷」。当YHを始めた2005年に前年の大河ドラマの縁で、タッキーこと滝沢秀明が来て、当時近くにあった毛越寺YHが若い女性で満室になったという話で記憶の隅に残っていました。
江刺の街から車で10分ほどの場所にあり、里山を開発して一大歴史公園にしたもの。入場料800円(JAF会員証で200円引)。入口すぐに政治を司っていた政庁、その奥には藤原氏の居館を復元した国内で唯一の寝殿造り建築の伽羅御所があります。さらにその奥には城柵ゾーンや清衡館など当時の住居や関所などを復元したものがあり、駆け足で回って1時間、ゆっくり回ると3時間ほどかかります。
伽羅御所では、着物を羽織って写真を撮ることも可能(無料)だったり、遊べる場所がいくつか用意されています。ここは多くの大河ドラマや時代劇でロケ地としても使用されており、見たことある!と思わる場所も実際にありました。
平日だったので、観光客はほとんどなく、ゆっくり見ることが出来ましたが、休みの時などはかなりな混雑になることが予想できる場所で、単に遊びに行くというより、少し歴史を勉強していった方が面白い場所のようでした。
先日の青森弾丸温泉ツアーはここまで3湯、間が空くかと思っていましたが、思ったよりそれぞれが近く、湯休めも必要でしたので、少しウロウロ。翌日入浴予定のつがる市の温泉施設を下見して、鶴田市に向かいました。入ろうと思えば、ほぼ10分間隔で温泉施設があったのですが、4湯目に選んだのは、鶴田市の東にある梅沢温泉。集落内にポツンとあるのでわかりにくい場所ですが、下調べの際のストリートビューで見た通りの場所で、迷わず到着。
入浴料200円は、名前を紙に書いて、置いてく仕組み。ナトリウム-塩化物泉で源泉49.8℃、pH7.8のお湯を加水、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使用。浴室には湯舟一つだけ。茶褐色濁、モール臭、塩味のお湯で茶色の湯の華が多くみられ、浴槽の湯口だけでなく、蛇口にも湯華キャッチャーがついているのは、初めて見ました。
ツルツル感のあるお湯で、高い効能から、近郷からも多くの人が来るとのことでしたが、入浴時にひっきりなしに入浴客が来ていて、狭い駐車場はいっぱいでした。少し窮屈な感じはありましたが、午後の太陽が差し込み、少し熱めのキリリとしたお湯と相まって、とてもいい気持になりました。
今回のツアーで一番のマイナー温泉でしたが、十分に堪能できました。民宿となっていますので、宿泊も可能とのこと。入浴は夜10時までとなっていますが、入っていた方の話では、夜中でも電気をつけて勝手に入浴しても咎められないとのこと。
一昨日関東は雪で大騒ぎの時、こちらは激しい雨が降り、この時期珍しく大雨警報が出るほどでした。その後、気温は上昇し、最低気温もプラスになることが多くなり、昼間は暖かさも感じられるほどで、周囲に多量にあった積雪も一気に雪どけが進んでいます。
今日はお客様に、畑の端に出始めたフキノトウ(ばっけ)をとってきて、夕食時に提供できました。東京の桜は、本日満開宣言が出て、平年よりも一週間ほど早いとのこと。明日以降、気温の上昇が見込まれ、角館の桜は当初平年より遅いかと思っていましたが、予想よりも早く開花する可能性が強くなってきたようです。
またここ数年、見られる傾向として、開花時に気温が高すぎると、木がびっくりするのか、花と葉を同時に出してしまい、一見すると葉桜になったような見栄えになることが多発しています。この調子だと、今年も開花から満開まで2~3日で駆け足で進み、満開時に葉桜なんてことも、ありえそうです。あと1か月というところまで来ていますので、こらからの気温次第です。
先日はたっぷり温泉に入ったので、本日は雪どけが進んだ五城目町に観光ガイドの実地検分に出掛けました。この冬、唯一形になりそうなところまで進んだ観光ガイドが五城目町で、今までゆっくりと観光で出かけたことはありませんでした。
最初に旧昭和町にあった石川理紀之助資料館。秋田県以外では知名度はほとんどありませんが、秋田県では種苗交換会を始めたり、農村の改革を進めたりした「農聖」と称えられる人です。資料館は小さな学校のような造りで、入館料250円。関連した書物や当時の手紙、文書などが展示してありました。
時間があえば、説明員の方がいろいろ話をしてくれますので、詳しいことなども知ることができますが、基本的にここは周辺の学校の社会課外授業的な感じで使われることが多いようで、県立博物館の菅江真澄研究室と同じように、秋田県では有名人、観光客にはなかなか認知してもらえない施設の一つのようでした。
先日の青森弾丸温泉ツアーの2湯目は、黄金崎不老不死温泉の近くにあるみちのく温泉と考えていたのですが、この日は休業の看板。ということで、途中で昼食をとりつつ、鯵ヶ沢まで一気に走り、2湯目は鯵ヶ沢町の東にある北浮田温泉・海のしずく。かつては町営ぽっかぽか温泉という名前だったそうです。
入浴料350円。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉47.6℃、pH8.4のアルカリ泉で、加水、加温、循環、消毒なしのお湯がザーザーとかけ流しで使われていました。浴室には内湯2、水風呂1のみで、熱め(44℃程)と温め(41℃程)。茶褐色濁でアブラ臭とも臭素臭とも云えるような臭いがあり、塩味のするお湯で、ここも長湯は危険な施設の一つでした。温泉の成分はそんなにないのに、べたつき感が残り、入った気のする温泉でした。
続く3湯目は、海のしずくから国道101号線を東に進み、五能線陸奥森田駅近くの公衆浴場、森田温泉。入浴料300円。外見は温泉施設とは云えなくはないですが、玄関を入ると、普通の民家。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉42.5℃、pH6.6のお湯を加水、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使用。
無色か微茶色で浴室に入った時にはアブラ臭を感じるものの、お湯自体は金気臭が強く、塩味というより出汁甘味のお湯で、一応温泉と名がつくだけに浴室はしっかりしたもので、床と云い浴槽といい茶褐色に染まっていました。お湯はさっぱり系でいいお湯ですが、設備などは一般受けするとは言い難いですが、42℃弱のお湯はとても気持ちよく、お湯好きには堪らない温泉の一つと云えるようです。