出雲の名僧墨跡展:松江・鹿島歴民館で開催 /島根
松江市鹿島町名分、市立鹿島歴史民俗資料館(曽田稔館長)で、企画展「出雲の名僧 朝日寺 空谷(くうこく)の墨跡」が開かれている。
空谷(1766~1834)は江戸時代後期の僧。同市鹿島町の朝日山山頂にある朝日寺住職で、鰐淵寺(出雲市)の敬光、法恩寺(同)の道光とともに「出雲の三名僧」「出雲の三詩僧」と呼ばれた。数多くの書画が寺院や個人宅に所蔵されており、今回、企画展を開催することになった。
展示されているのは空谷筆の軸、額、扁額など計18点。書家でもある曽田館長は「空谷は中国・東晋の書家、王義之を熱心に勉強したといい、真っすぐに伸びた癖のない字が特徴」と話す。
同資料館(0852・82・2797)。企画展は6月19日まで。【元田禎】
松江市鹿島町名分、市立鹿島歴史民俗資料館(曽田稔館長)で、企画展「出雲の名僧 朝日寺 空谷(くうこく)の墨跡」が開かれている。
空谷(1766~1834)は江戸時代後期の僧。同市鹿島町の朝日山山頂にある朝日寺住職で、鰐淵寺(出雲市)の敬光、法恩寺(同)の道光とともに「出雲の三名僧」「出雲の三詩僧」と呼ばれた。数多くの書画が寺院や個人宅に所蔵されており、今回、企画展を開催することになった。
展示されているのは空谷筆の軸、額、扁額など計18点。書家でもある曽田館長は「空谷は中国・東晋の書家、王義之を熱心に勉強したといい、真っすぐに伸びた癖のない字が特徴」と話す。
同資料館(0852・82・2797)。企画展は6月19日まで。【元田禎】