日々

穏やかな日々を

年間20ミリシーベルト

2011年05月03日 22時03分29秒 | 地域

学校基準は「安全でない」 ノーベル賞の米医師団
2011年5月2日 提供:共同通信社

 福島第1原発事故で政府が、福島県内の小中学校などの屋外活動制限の可否に関する放射線量の基準を、年間20ミリシーベルトを目安として設定したことに対し、米国の民間組織「社会的責任のための医師の会(PSR、本部ワシントン)」が2日までに「子供の発がんリスクを高めるもので、このレベルの被ばくを安全とみなすことはできない」との声明を発表した。

 PSRは1985年にノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」の米国内組織。

 声明は、米科学アカデミーの研究報告書を基に「放射線に安全なレベルはなく、子供や胎児はさらに影響を受けやすい」と指摘。「年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人増加させ、このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となる」として「子供への放射線許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げたのは不当なことだ」と批判した。


『原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏,
内閣官房参与を辞任
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきた。
 初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。』

島根県も1000kmからどれぐらい離れているのか分からないけど、
松江や益田での放射線量の計測で、影響が観測されている。
本当のリスクを知らせてほしい。

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5月3日、雑感

2011年05月03日 17時33分07秒 | 私自身や健康
5月3日、朝のテレビ
ボランティアの復興支援の映像
私の知人の娘さんも4月中ごろに
友人たちと出かけられた・・
1泊ではあったが、現地の悲惨な状態と
ボランティアの方々の苦労と、両方聞けた
リンゴのなくなったリンゴ山でテントを張った
山が波の来た高さまでは茶色になっており
そこから上は何もなかったようなグリーンが広がっている
その違いの生々しさへの驚き
テントを張る場所をやっと探して
夜は休んだが
あまりの寒さで一睡も出来なかった・・
知人の娘さんは寝袋2枚と数枚のセーター他防寒着を持って行ったので
やっと寝れてよかったけど・・・と
帰りに近くの温泉であったまるボランティアグループもいたけど
自分たちは不謹慎と思って、車を走らせて帰ったと
現地では、ボランティアの作業中に
あまりににこにこ笑い顔のグループもいたりして
注意をされたりしていたと・・・・・・
私たちもよく病院での看護中に笑ってはいけないと言われるけど
確かに度を越した笑い声はよくないが
患者さんたちへのほほ笑みはなくてはならないものとも思う
今日のテレビの映像のボランティアの方々に感謝して
かえって現地の人から元気をもらったりするほどに
心通わせて作業されている姿は
どう考えてもいけそうにない婆は頭が下がった
この連休にグループを作って
或いは一人で
自分の食べ物やテントを持っていく方々の姿は涙をさそった

津波が150年後にまた来るかもしれない
いえ、もっと早く来るかもしれない地域に
やっぱり帰って行かねばならない現実も
復興の悲しい現実か・・・・・
確かに関東大震災の壊滅から
甦った東京が
やっぱり地震多くても
日本の首都として繁栄している状況は
日本沈没という映画さえ作って
地震の恐怖を放映した映画もあったけど
その心は
いったいどうなっているんだろうと思ったりする。

娘が東京にいる間中
大きな地震が来ないか心配だったが
今も息子がいるし、心配でないわけないのだけれど
なんか冷静感があって
自分の心が信じられなくなる。

不安と言えば
地球にいつ隕石が落ちるか分からないことだって不安だけれど
他農薬の害や、添加物の害や
以前からいろいろ言われている薬害も
不安には違いないけど
今日明日自分が出来そうもないことへの対処は
のんきになってしまう・・・・

「心配したってしかたがない」
「知らぬが仏」
などなど、
自分でできるリスク管理から程遠いと
なんも対処しないまま日が過ぎる

今日は憲法記念日
それにつけても、今の憲法を全文読んだことはないし
改定の云々も全く分からない
今回めざましい活躍をされた自衛隊の方々のことも
全く知らない
全国に何人いらっしゃって
どこどこに基地があって等々
せいぜい美保基地とか出雲駐屯地とかぐらいで
なのだ

しかし
間違えば殺人鬼になってしまう車も
原発も
社会の必要悪として
亡くなった方々はお気の毒だけれど
たまたま自分の家族でなくてよかったと思うしかなく

気丈に見える私もほんとはとっても心配性で
気弱で
頼りなく
子孫とおれる今日を
感謝して

でも何かできることはないかなと
せいぜい
日々の孫の世話も
明日への
大事なことかなと

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