“在宅”でお付き合い 作業療法士が訪問看護ステーション開設 香川・高松
2011年5月11日 提供:毎日新聞社
◇県内初
お年寄りらのリハビリテーションに特化した訪問看護ステーション「プライマリケア訪問看護ステーション」が高松市木太町に先月オープンした。大阪で勤務していたさぬき市出身の作業療法士、石浜実花さん(26)が中心となり経営。訪問看護ステーションは医療機関併設のケースが多く、作業療法士が開設するのは県内初という。【馬渕晶子】
◇リハビリで「生活不活発病」予防
医療保険か介護保険を利用し、1時間未満のリハビリを自宅で受けられる。リハビリを退院後も続けることで、筋力低下などを招く「生活不活発病」の予防も期待できるという。運営会社は石浜さんが専務を務め、作業療法士と理学療法士、看護師の計6人が在籍。「在宅サービスで利用者の人生に深くかかわりたい」との思いで集まった平均年齢28歳の若い職場だ。
石浜さんは高校時代に「人の意欲を引き出してあげられる仕事」として作業療法士を目指すことを決意。大阪の専門学校を経て、作業療法士が経営する訪問看護ステーションで3年間勤務。利用者が自立生活できるよう身体機能の維持や向上を目指す支援にやりがいを感じた。引きこもっていた認知症の80代女性が外出するようになるなど、在宅ならではの良さも実感した。
だが、香川は訪問看護や訪問リハビリが普及していない。厚生労働省の05年調査では、人口10万人当たりの訪問看護ステーションは3カ所程度で全国平均(4・2カ所)を下回っている。潜在的な需要があると感じ、古里での開業を決めた。昨年10月に会社を設立、4月にステーションを開いた。
石浜さんは「できることや良い点を評価すると、利用者は表情も気持ちも明るくなる。一生のお付き合いができるよう、自分も受けたいサービスを提供していきたい」と話している。事業区域は島しょ部を除く高松市内。問い合わせは平日の午前9時~午後6時にステーション(087・813・3515)。
がんばってね~
2011年5月11日 提供:毎日新聞社
◇県内初
お年寄りらのリハビリテーションに特化した訪問看護ステーション「プライマリケア訪問看護ステーション」が高松市木太町に先月オープンした。大阪で勤務していたさぬき市出身の作業療法士、石浜実花さん(26)が中心となり経営。訪問看護ステーションは医療機関併設のケースが多く、作業療法士が開設するのは県内初という。【馬渕晶子】
◇リハビリで「生活不活発病」予防
医療保険か介護保険を利用し、1時間未満のリハビリを自宅で受けられる。リハビリを退院後も続けることで、筋力低下などを招く「生活不活発病」の予防も期待できるという。運営会社は石浜さんが専務を務め、作業療法士と理学療法士、看護師の計6人が在籍。「在宅サービスで利用者の人生に深くかかわりたい」との思いで集まった平均年齢28歳の若い職場だ。
石浜さんは高校時代に「人の意欲を引き出してあげられる仕事」として作業療法士を目指すことを決意。大阪の専門学校を経て、作業療法士が経営する訪問看護ステーションで3年間勤務。利用者が自立生活できるよう身体機能の維持や向上を目指す支援にやりがいを感じた。引きこもっていた認知症の80代女性が外出するようになるなど、在宅ならではの良さも実感した。
だが、香川は訪問看護や訪問リハビリが普及していない。厚生労働省の05年調査では、人口10万人当たりの訪問看護ステーションは3カ所程度で全国平均(4・2カ所)を下回っている。潜在的な需要があると感じ、古里での開業を決めた。昨年10月に会社を設立、4月にステーションを開いた。
石浜さんは「できることや良い点を評価すると、利用者は表情も気持ちも明るくなる。一生のお付き合いができるよう、自分も受けたいサービスを提供していきたい」と話している。事業区域は島しょ部を除く高松市内。問い合わせは平日の午前9時~午後6時にステーション(087・813・3515)。
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