日々

穏やかな日々を

首相の街頭演説、支持者以外は制限…公共の場なのに?

2018年09月22日 12時13分59秒 | 行政
首相の街頭演説、支持者以外は制限…公共の場なのに?
阿部峻介、矢崎慶一
2018年9月22日05時13分

安倍首相の秋葉原演説の現場見取り図

 安倍晋三首相が連続3選を果たした自民党総裁選。19日、最後の演説会があった東京・秋葉原では、公共の通路が半分に区切られ、自民党の支持者と確認された人がそのスペースに通されていた。公共の場を占用するような行動は認められるのか。
安倍氏は秋葉原、石破氏はハチ公前で 最終日の演説
特集「安倍×石破 二人が見る日本―自民党総裁選2018」
 夕暮れが迫る東京都千代田区のJR秋葉原駅前。ガラス張りの高架通路からは、安倍首相が立つ車や聴衆全体が見渡せる。幅10メートルほど。高架通路は中央付近がコーンと棒で仕切られ、片側が聴衆用のスペースとされていた。
 「候補者の話を聞こうと思って来たのに、自民と無関係と答えたら、入れてくれなかった」。埼玉県の自営業男性(46)は言う。聴衆用のスペースにいたのは、自民党関係者とみられる白いジャンパー姿の男性たち。止められて口論になったという。「ふつうの街頭演説じゃない。国民にメッセージを伝えようとしているとは思えない」
 目をやれば、胸に「自民党総裁選」と書いた四角いステッカーをつけた人たちは通されていたが、中のスペースはがらがら。通行人は窮屈になった残りの部分を歩いていた。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相、伸び悩んだ党員票 自民幹部「地方の反乱だ」

2018年09月22日 09時25分08秒 | 行政
安倍首相、伸び悩んだ党員票 自民幹部「地方の反乱だ」
与党担当キャップ・佐藤徳仁
2018年9月20日15時29分
自民党総裁への3選が決まり、総裁選を競った石破茂氏と健闘をたたえ合う安倍晋三首相=2018年9月20日午後2時21分、自民党本部、仙波理撮影

 自民党総裁選は、安倍晋三首相が石破茂・元幹事長を破り、連続3選を果たした。しかし、国会議員票で8割の支持を得ながら、世論に近いとされる全国の党員らの支持が5割半ばにとどまった。首相陣営から聞こえるのは歓声ではなく、驚き、当惑だ。
安倍×石破 二人がみる日本
 今回の総裁選では、派閥がこぞって首相支持を表明し、2012年の政権復帰後に進んだ「安倍一色」に染まる党内状況を反映する展開をたどった。首相陣営は当初、党員票でも国会議員票に匹敵する7割以上の得票を目指した。
 ところが、7日の告示以降は、「石破氏が6年前に獲得した55%は超えたい」(陣営事務総長の甘利明・元経済再生相)と予防線を張るようになった。6年前の総裁選は安倍、石破両氏を含む5氏による争いだったため、一騎打ちとなった今回とは比較にならない。55%はかなり低めの目標と受け止められたが、結果はその55%をわずかに上回ったに過ぎなかった。
 首相陣営からは「ショックだ」「参院選が心配だ」との声が相次ぎ、自民党幹部は「地方の反乱だ」と語った。
 8割を超えた国会議員票でも、両陣営ともに50票台とみてきた石破氏が73票を獲得。表向きは首相支持を表明しながら、逆の投票行動を取った議員が複数いることをうかがわせる結果となった。
 来年に統一地方選と参院選を控えるなか、首相の評価をめぐる国会議員と党員の意識のズレは、今後の政権運営の大きな不安定要素となり得る。首相が手にした新たな3年間は、波乱含みのスタートとなる。(与党担当キャップ・佐藤徳仁)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文科次官、局長が引責辞任 贈収賄事件で懲戒処分 業者から飲食接待 組織立て直し急務

2018年09月22日 09時18分29秒 | 行政
文科次官、局長が引責辞任 贈収賄事件で懲戒処分 業者から飲食接待 組織立て直し急務
2018年9月21日 (金)配信共同通信社

 政府は21日の閣議で、文部科学省幹部が絡む贈収賄事件を受け、同省の戸谷一夫(とだに・かずお)事務次官(61)と高橋道和(たかはし・みちやす)初等中等教育局長(57)の辞任を了承した。林芳正文科相は同日、贈賄罪で起訴された元コンサルタント会社役員の谷口浩司(たにぐち・こうじ)被告(47)から飲食接待を受けていたなどとして、戸谷氏と高橋氏、義本博司(よしもと・ひろし)高等教育局長(56)の3人を減給の懲戒処分とした。
 文科省では昨年、天下り問題で前任次官の前川喜平(まえかわ・きへい)氏も引責辞任しており、2代連続という異例の事態。組織の立て直しが急務となる。林氏は記者会見し「幹部の処分は極めて遺憾で、心よりおわび申し上げる。信頼回復に努めたい」と陳謝。戸谷氏も記者団に「処分を重く受け止める。国民に不信を与え、深く反省している」と謝罪した。後任の次官は当面置かず、藤原誠(ふじわら・まこと)官房長が職務を代行する。
 処分内容は、戸谷氏が減給10分の1(3カ月)、高橋氏が同(2カ月)、義本氏が同(1カ月)。ほかに柿田恭良(かきた・やすよし)総務課長も訓告処分とした。4人はいずれも谷口被告から飲食接待を受けたほか、一部は移動のためのタクシー代も払ってもらっていたという。
 事件では、前科学技術・学術政策局長と前国際統括官の2人が受託収賄罪などで、それぞれ逮捕・起訴された。同省は有識者による調査・検証チームを設置。全職員を対象に、贈賄側の業者ら外部から飲食接待や金銭の贈与を受けたことがあるか調査していた。
 戸谷氏は、元役員が設けた会食の場に同席し、東京地検が次官執務室を家宅捜索。省内の混乱を招いたとして責任を問う声が上がっていた。
 文科省では昨年、組織的な天下りあっせん問題に関係したとして、事務次官経験者を含む累計43人が処分されている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人iPSで卵子のもと作製 京大初、不妊や生殖研究に

2018年09月22日 00時36分12秒 | 医療情報
人iPSで卵子のもと作製 京大初、不妊や生殖研究に
2018年9月21日 (金)配信共同通信社

 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用し、卵子のもとになる「卵原細胞」を作ることに初めて成功したと、京都大の斎藤通紀(さいとう・みちのり)教授のチームが20日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。不妊症の原因究明や、生殖細胞の発生メカニズムの研究に役立てたいとしている。
 国の指針で、iPS細胞から作製した卵子と精子の受精は倫理的な理由から禁じられているが、体外での作製技術が一歩進展した。
 チームはこれまで、マウスのiPS細胞を利用して卵子を作り、精子と体外受精させ、マウスを誕生させることに成功した。人のiPS細胞から、精子や卵原細胞のもとになる「始原生殖細胞」とみられる細胞も作っている。
 研究では、iPS細胞から作った始原生殖細胞とみられる細胞と、将来、卵巣になるマウスの体細胞を一緒にして培養。
 約2カ月半後、できた細胞を詳しく調べた結果、化学反応の状態や遺伝子の働きが人の卵原細胞と酷似していたため、卵原細胞ができたと判断した。培養を続けると、卵原細胞の次の段階の細胞でいずれ卵子になる「卵母細胞」に変化しつつある状態であることも分かったという。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界最速のディープラーニング用スパコンを導入-富士フイルム

2018年09月22日 00時31分49秒 | 買い物
世界最速のディープラーニング用スパコンを導入-富士フイルム
2018年9月18日(火)

画像診断装置の高性能化に伴い、医師の負担増が課題に
 富士フイルム株式会社は9月13日、世界最速の計算処理能力を誇るNVIDIA社の「NVIDIA(R)DGX-2(TM)」をベースとしたディープラーニング用スーパーコンピュータを2018年10月から導入すると発表した。
 近年、CTの多列化など医療画像診断装置の高性能化に伴い撮影画像枚数が増加し、医師の負担増が課題となっている。同社は1つの計算タスクを複数の画像処理装置(GPU)に分散して解かせる独自の高速並列計算手法を開発し、高速演算を実現。この高速演算を活用し、膨大な処理時間を要する3次元医療画像の学習時間を大幅に短縮させ、さらに大容量の3次元学習データを直接学習に利用することで、従来では不可能であった微小で淡い病変の検出や、疾患の状態の高精度な定量化を実現する画像診断支援のAI技術の開発を推進している。
計算処理能力が世界最速を誇るNVIDIA DGX-2
 今回、富士フイルムはヘルスケア事業や高機能材料事業など、さまざまな事業分野に活用するAI技術の開発スピードを加速するため、NVIDIA DGX-2を導入する。NVIDIA DGX-2は、1台あたりの計算処理能力が1秒間に2000兆回と世界最速を誇り、深層学習時の計算処理時間を大幅に短縮することができるという。
 また、総計512GBものメモリを搭載しており、医療画像や動画といった大容量データの学習も高速に行うことができる。同社独自の高速並列計算手法を適用することで、複数台のNVIDIA DGX-2で構成されるスーパーコンピュータのスペックをより有効に活用することが可能となり、短時間で精度の高いAI技術の開発が実現できるという。
 今後、同社は、幅広い分野において活用できるAI技術の開発をより強力に推進し、社会課題を解決する革新的な製品・ソリューションを提供していくとしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Apple、FDA承認済の心電計を搭載した「Apple Watch Series 4」発表

2018年09月22日 00時25分42秒 | 医療情報
Apple、FDA承認済の心電計を搭載した「Apple Watch Series 4」発表
2018年9月13日(木)

 2018年9月12日(米国時間)、Appleは新製品発表のための特別イベントを開催、4代目となる「Apple Watch Series 4」を発表した。 心電計が新たに実装され、FDAの承認を受けた。日本でも9月21日より発売される。
手首と指先で測定する心電計を搭載
 今回の新Apple Watchはモバイルヘルス機器としての機能が大きく向上した。まず本体背面に搭載されている光学式の心拍センサーが従来のものより大幅に進化し、心拍数の異常や心室細動を検知する機能が搭載された。また兼ねてから噂されていた心電計が新たに実装された。本体背面と、ディスプレイ横の「デジタルクラウン(通常の腕時計における竜頭に該当)」にセンサーを搭載、手首に装着した状態で指を置いて計測する。約30秒で病院に設置されている心電計とほぼ同等レベルの測定ができるとしている。また心電図(ECG)の作成にも対応しており、専用のアプリで確認できるようになるという(年内に配信開始の予定)。
 さらにジャイロセンサー、加速度センサーもより高精度になり、人体の動きをさらに微細に判別できるようになった。具体的には「スリップ」「転倒」「転落」といった挙動が判別可能になったという。転落を検知した場合、緊急通報ボタンが自動で表示され、それから1分以上動かなければ自動で緊急通報する機能も実装した。
 今回発表された「Apple Watch Series 4」は9月14日より予約を開始し、21日には日本でも発売される。日本で医療機器と認定されたわけではないが、初代発売以来スマートウォッチのトップシェアに君臨し続けるApple Watchが、医療機器レベルにまで機能を向上させたことは、市場に大きなインパクトを与えるのは間違いないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン