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病院の赤字をどう考える?島根県病院局決算 中央病院赤字5・8億円

2018年09月29日 12時49分43秒 | 地域
島根県病院局決算 中央病院赤字5・8億円
2018年9月28日 (金)配信山陰中央新報

 島根県病院局が26日、2017年度の病院事業会計決算を公表し、県立中央病院(出雲市姫原4丁目)の経営状況を示す収益的収支は7年連続の赤字だった。県の一般会計からの負担金が増えたことなどから前年度に比べて4億7300万円減ったものの、赤字額は5億8300万円となった。
 減価償却費を除き、企業債の返済分などを加えた単年度の現金ベースの資金収支も5年連続の赤字。赤字額は3億6600万円減の9億1800万円だった。
 収入に当たる総収益は2億6600万円増の183億8400万円。入院収益は入院患者数が17万6878人で528人増だった一方、診療単価が下がった影響などで900万円減の109億2400万円となった。外来収益は1400万円増の40億400万円。一般会計負担金の繰り出し基準の見直しに伴い、その他の医業収益で県の一般会計からの負担金が3億1100万円増の7億3500万円と大幅に増えた。
 支出に当たる総費用は、2億700万円減の189億6700万円。研修医の正規化などで給与費は4300万円増の88億5800万円だった一方、後発医薬品の活用などで材料費は1億200万円減の42億4100万円となった。
 医師確保、入院や外来の収益が伸び悩む積年の課題を抱え、経営は厳しさ増しており、26日の県議会決算特別委員会で概要を説明した病院局の竹内俊勝局長は「質の高い医療の提供と健全経営の両立に向けて経営改善の道筋をつけていかねばならない」と強調した。
 また、こころの医療センター(出雲市下古志町)の収益的収支は3年ぶりの赤字となり、総収入が3千万円増の23億8300万円、総費用が1億6100万円増の24億6500万円で、赤字額は8300万円だった。
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「財務省なんかやめときゃよかったんや」 自殺職員の父

2018年09月29日 12時45分43秒 | 事故事件訴訟
「財務省なんかやめときゃよかったんや」 自殺職員の父
多鹿ちなみ、一色涼
2018年9月28日05時07分

 「一生懸命、仕事に打ち込んだ結果がこれなら、かわいそうや」。財務省の公文書改ざん疑惑が発覚した後の3月に自殺した財務省近畿財務局の男性職員の父親(83)が朝日新聞の取材に応じた。54歳でこの世を去った息子について、声を詰まらせながら語った。
森友公文書改ざん、自殺した職員の父「正直やったから」
 父親は岡山県内の自宅で取材に応じた。傍らの仏壇の近くには、笑顔の遺影があった。
 父親によると、職員は高校卒業後に国鉄に勤め、民営化を機に当時の大蔵省に転職。地方の事務所や本省勤務を経て大阪の近畿財務局に赴任した。仕事の傍ら夜間大学に通い、教員免許も取得したという。
 亡くなった当時は学校法人・森友学園(大阪市)との国有地売買の交渉・契約の担当部署に所属。上席国有財産管理官という役職だった。
 最後に会ったのは、今年2月半ばに実家に帰省したとき。こたつで3時間ほど世間話をした。「いつも通り大きな声で。多少痩せとるなぁ、という感じはしたんですけど」
 近畿財務局では昨年2月以降、公文書の改ざんが進められており、職員は秋ごろから仕事を休んでいた。父親は息子が森友学園の問題に関わっていたとは知らず、この日が最後の時間になるとは思ってもいなかった。
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