新型コロナ:新型コロナ 確保病床数、現状継続に 感染高止まりで /滋賀
2023年9月3日 (日)配信毎日新聞社
県は1日、健康危機管理調整会議を開き、新型コロナウイルス感染者のために確保している病床数について当面、現状数(284床)を継続すると決めた。
県は今年4月、コロナが感染症法上の5類に移行することから、確保病床を段階的に減らして9月から200床にする予定だった。しかし、60医療機関で感染者の定点把握が始まった5月以降、増加傾向が続き、8月から1000人前後で高止まりしている。
入院患者は8月31日現在、151人で確保病床の53・2%を占めているほか、学校の新学期が始まり、人の流れが活発化することなどから病床確保の継続を決めた。10月に予定している病床確保の終了については国の判断などを見て検討するとしている。【北出昭】