名市大、医学部と看護学部の再編発表 保健医療学科を新設
名古屋市立大は5日、2025年4月に医学部と看護学部を再編すると発表した。医学部内に保健医療学科(仮称、定員200人)を新設し、リハビリテーション学専攻(理学療法学40人、作業療法学40人)を設ける。また、同学科内に看護学部を移行して看護学専攻(120人)とする。
名古屋市立大は5日、2025年4月に医学部と看護学部を再編すると発表した。医学部内に保健医療学科(仮称、定員200人)を新設し、リハビリテーション学専攻(理学療法学40人、作業療法学40人)を設ける。また、同学科内に看護学部を移行して看護学専攻(120人)とする。
軽自動車が歩行者をはねた後、マイクロバスに衝突し、両方の車内にいた人を含めて計15人が負傷したと想定。通報を受けて現場に駆け付けた署員らは、負傷者に「大丈夫ですか」などと声をかけながら負傷の程度を確認し、担架で運ぶなどして応急処置をするテントまで移動させた。容体の変化に気付くようトリアージは複数回実施し、順番に点滴などの治療を施した。
訓練は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに実施され、大勢の買い物客が見守った。長尾浩之署長は「緊張感のある訓練ができた。今後の現場活動に生かしたい」と総評した。【脇山隆俊】
〔山口版〕
市によると、相談内容の内訳は「思いがけない妊娠」が最多の72件。経済的な懸念など「出産・養育について」が59件、精神的な問題の「出産前後の不安」が32件と続いた。「妊娠・避妊について」が17件、「中絶」が6件、不妊治療などの「その他」が9件。
市は夏休み前、市立の中学・高校と特別支援学校の全生徒に、センターの活動を紹介するカードを配布した。今後、養護教諭など性教育に取り組む教職員らを対象に研修会を開く予定。
同日の市議会で、浜田大介議員(公明)の一般質問に答えた。木櫛謙治こども局長は「子どもたちが正しい性の知識を学び、予期せぬ妊娠を防ぐよう力を入れる」とした。
同センターは24時間、匿名でも相談できる。無料。電話096(366)3060。メールnaimitsusoudan@city.kumamoto.lg.jp(清島理紗)
40代女性。人間ドックで、卵巣がんの腫瘍マーカーの値が高いと言われました。婦人科検診はしばらく受けていません。卵巣がんと必要な検査について教えてください。
【回答者】山梨県立中央病院 婦人科部長・ゲノム検査科部長 坂本育子医師
-どんな検査が必要か。
腫瘍マーカーの値が高いだけで、必ずしも婦人科のがんというわけではありません。子宮内膜症や月経中でも数値が高くなることがあり、がんかどうかや何のがんかは、腫瘍マーカーだけでは確定できません。ドックで婦人科検診をしていなければ、まず産婦人科を受診しましょう。超音波や触診、内診などで卵巣の様子を確認し、がんの疑いがあるか総合的に判断します。
-卵巣がんとは。
卵巣がんは初期の自覚症状がほとんどなく、早期発見が難しいがんの一つです。人間ドックで問題がなくても、3カ月後にステージ3、4と進行した状態で見つかることもあります。卵巣は子宮の左右に一つずつある楕円形の臓器です。骨盤内の深い部分にあることから、おなかの上から針を刺したり子宮から管を入れたりして組織を採取・検査することができません。がんかどうかを調べるには手術が必要です。超音波検査などで卵巣の腫れ方を見て、MRIやCTなどの画像検査を行い、手術、卵巣を摘出するかどうかを判断します。
-難しいがんか。
卵巣がんのピークは50~60代。罹患率は乳がんの10分の1以下ですが、35~59歳に限ると、子宮と卵巣のがんを合わせた死亡率は乳がんに並びます。卵巣の腫瘍は50種類以上あり、上皮性腫瘍、胚細胞腫瘍、性索間質性腫瘍の3種類に大別され、それぞれ良性と悪性、境界悪性があります。悪性腫瘍で最も多いのは上皮性卵巣がんで6~7割を占めるとされ、漿液性がん、類内膜がん、粘液性がん、明細胞がんの4種類が有名です。卵管上皮に由来するといわれる漿液性がんは発見が難しく、進行した状態で見つかることが多いです。
-治療法、早期発見の手だては。
卵巣がんの種類やステージに応じて、手術でがんを取り除き、薬物療法を行います。早期に見つかるほど生存率が上がります。ただ、見つかりにくい卵巣がんの中には、遺伝でなるケースがあります。DNAの傷を修復する働きを持つBRCA遺伝子に生まれつき変異がある人は、乳がんや卵巣がんを発症する可能性が高いことが分かっています。漿液性がんや、ステージ3、4に限ると特に多いです。
遺伝子検査は、カウンセリングで家族歴などを確認し、必要かどうかを判断します。がんを発症していない人は原則自費となりますが、乳がんや卵巣がんになったことのある人は、条件により保険適用で検査ができます。遺伝子検査をすることで、薬の効きやすさを判断することなどができ、治療を進める上でも有効です。最近ではがん遺伝子パネル検査という、がんの原因遺伝子を網羅的に調べる検査も保険適用となりました。県立中央病院でもゲノム解析センターでがん遺伝子パネル検査をしていて、がんゲノム医療がより身近に提供できる体制をつくっています
同大の創立25周年記念事業の一環。草間さんは1998年から約14年間、学長を務め、全国に先駆けて診療看護師の養成に力を注いだ。講演会では創立時の思いや今後の大学に期待することをテーマに話す。草間さんを囲む懇談会も予定している。
ナイチンゲール記章は看護活動で顕著な功績のあった人に2年に1度贈られる。今年は国内から草間さんを含め3人が選ばれた。
講演会は無料。定員は150人で先着順。申し込みは同大のホームページから。オンライン(先着200人)でも参加できる。問い合わせは同大(097-586-4300)。