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注射の痛み、和らげます 子ども向け冷却パッド開発

2023年09月11日 22時52分58秒 | 健康の保持増進

注射の痛み、和らげます 子ども向け冷却パッド開発

 2023年9月11日 (月)配信共同通信社
 
 注射針を刺す部位に事前に当てて冷やすと痛みを軽減するパッドを岐阜市のシリコーン加工販売「タナック」が9日までに、三重化学工業(三重県松阪市)と共同で開発した。注射を嫌がる子どもへの対応で医療現場に生じていた負担の軽減につながると期待される。

 商品名は「ぷにゅ蔵(ぞう)くん」。縦15・5センチ、横13センチで、冷凍庫で冷やしても凍らない柔らかいゲル素材を使用。30秒ほど冷やすと肌の表面温度が13~14度低下し、感覚を鈍化させることで痛みを軽減する。

 2021年に医療機関で臨床研究を実施。冷却パッドの効果を確認した。子どもの注射嫌いに向き合ってきた医療関係者から提案があり、タナックが開発に着手。3カ月ほどくり返し使える。1個3520円。6個セットで販売。同社の公式販売サイトなどで購入できる。

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MRI活用した乳がん検診、庄内余目病院でも 「痛くない」「恥ずかしさがない」が一番

2023年09月11日 22時50分55秒 | 地域

MRI活用した乳がん検診、庄内余目病院でも 「痛くない」「恥ずかしさがない」が一番

 2023年9月11日 (月)配信山形新聞
 
 
 磁気共鳴画像装置(MRI)を活用した乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)が、県内で徐々に導入されている。従来のマンモグラフィー検査に比べて痛みがなく、上半身の裸を見られる恥ずかしさもない。先月からは庄内余目病院(庄内町)で運用を開始し、県内で2カ所目となる。

 現在の乳がん検診は、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)と乳房超音波(エコー)検査が主流だ。国民生活基礎調査によると、本県の40~69歳の乳がん検診受診率は、2022年で61.7%と全国で最も高い。一方で、マンモグラフィーは乳房を板で挟んで撮影するため、圧迫される痛みや乳房をさらす恥ずかしさで敬遠する人もいる。

 ドゥイブス・サーチは、医師の高原太郎東海大工学部教授が考案した手法。各病院の既存のMRIで撮影する。乳房型にくりぬかれた専用ベッドにうつぶせになるため、圧迫感や痛みはない。加えて、検査着を着たままで受けることが可能だ。日本人に多いという高濃度乳房(デンスブレスト)にも適しているという。マンモグラフィーでは乳腺もがんも白く映るため判別が難しいが、MRIだとがんは黒く映るため発見が容易だという。

 全国では20日現在、58施設が導入した。今年7月に山形徳洲会病院が、8月に庄内余目病院がそれぞれ運用を開始した。同病院は「乳がん罹患のピークは40~70代だが、30代でなる人もいる。早期発見のために定期的に検診してほしい」とした。

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青森県内猛暑で異状死が増加

2023年09月11日 22時49分14秒 | 地域

青森県内猛暑で異状死が増加

 2023年9月11日 (月)配信東奥日報
 

 今夏の猛暑の影響で、熱中症や脱水症状などを発症し、自宅で亡くなる事例が県内で多数確認されていることが、青森市の警察医・町田光司医師(68)のまとめで分かった。同医師の医院に検視のため搬送された遺体は8月、70体と例年のほぼ2倍だった。エアコンがない室内で死亡した高齢男性の事例が目立った。町田医師は「過酷な猛暑から身を守るためには冷房が効いた施設を利用したり、氷や水で体を冷やしたりすることが重要。万が一のため、周囲とのつながりを保ち、連絡を取りやすくすることも大切だ」と話した。

 町田医師は県内の警察の依頼を受け、異状死体の死因を調べる検視を行っている。今年の検視件数は5月が21体、6月が29体。7月は24日から31日までの1週間で20体と下旬に増加し全体で37体。8月は1カ月合計で70体に上った。同月14日の検視数は7体となり、同医師が1日に行った検視としては最多となった。

 例年、同医師が行う年間検視数は約300件。1カ月で70体にも上ったことは「明らかに過酷な猛暑の影響」と説明する。

 8月の70体のうち男性が48体と女性(22体)の約2倍となった。全体の9割以上が60~90代の高齢者だった。エアコンがない室内で発見されることが多く、高温のため遺体の損傷が激しいケースが目立った。

 死因は、脱水、熱中症、循環不全など、高温を起因として複数の症状が重なった事例が多かった。心筋梗塞や脳出血のほか、新型コロナウイルス陽性の遺体も確認した。経済的理由で栄養状態が悪い中で、高温が体力を奪ったとみられるケースもあった。

 町田医師は、男性の異状死が多い理由について「外部との交流が少ないため、容体が悪化しても周囲に気づかれず、発見が遅れるのではないか」と推測。「猛暑は、脱水症状や熱中症など体に悪い影響を及ぼす。暑い室内に長時間いると感覚がまひし、状態の変化に気づかないこともある」とし「来年以降も記録的な暑さが続く可能性がある。冷房がある場所で過ごすなど、自分で自分の身を守ることが大切だ」と語った。

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「痩せ菌」実用化へ前進、弘大研究

2023年09月11日 00時00分00秒 | 大学

「痩せ菌」実用化へ前進、弘大研究

 2023年9月11日 (月)配信東奥日報
 

 内臓脂肪が少ない人の腸内に多い「痩せ菌」として知られる「ブラウティア菌」について、弘前大学農学生命科学部の前多隼人准教授(43)らの研究グループが、取り扱いやすいよう滅菌し粉状にしたものを口から摂取しても、内臓脂肪を減らし血糖値の上昇を抑える効果があることをマウスを使った実験で確かめた。食べることで生活習慣病を予防できる商品の開発など、弘大発の岩木健康増進プロジェクト(岩木健診)で見つかった「痩せ菌」の実用化に向けて一歩前進した。

 岩木健診は、弘大が弘前市岩木地区の住民を対象に約20年にわたり行っている大規模な健康診断。この健診で集めた膨大なデータを使って、2019年に弘大、東京大学、花王(本社東京)が共同で、ブラウティア菌が多い人ほど内臓脂肪が少ないことを確かめた。

 20年からはこの成果の活用を目指し、前多准教授らが研究をスタート。ブラウティア菌を培養して増やし、加熱滅菌してから、フリーズドライ加工して粉状にした。通常食、高脂肪食、高脂肪食と滅菌したブラウティア菌を食べる三つのグループに分け、マウスに与えた。

 腸内細菌の分布が変わる11週間後、マウスの内臓脂肪量やふん、血液などを調べたところ、高脂肪食のみ食べていたマウスに比べて、菌も摂取していたマウスは、内臓脂肪、血糖値などが健康的であることが分かった。

 また、高脂肪食のみのマウスの腸内では、ブラウティア菌がほどんと検出されなくなったが、同じ高脂肪食を食べていても菌も取っていれば、生きたブラウティア菌が腸内で増えていた。

 研究成果は、8月25日付で生物学の国際誌に掲載された。花王と共同で特許出願も済ませた。今後、食事指導に生かせるよう、どんな食材にブラウティア菌が含まれているかの研究も進める。

 前多准教授は「弘前発の岩木健診で明らかになったエビデンス(根拠)を使って、世界に広がっていくかもしれない研究の発端に携わることができた」と話した。

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開業1年で床上浸水被害...復旧に支援を 秋田市広面のクリニックがCF

2023年09月10日 22時34分29秒 | 地域

開業1年で床上浸水被害...復旧に支援を 秋田市広面のクリニックがCF

 2023年9月8日 (金)配信秋田魁新報
 
 7月の記録的大雨で被災した秋田市広面の「ちば小児科アレルギークリニック」が、施設復旧費の一部をクラウドファンディング(CF)で募っている。昨年春に開業し、ようやく経営が軌道に乗り始めた矢先の被害で、クリニックは「少しでも負担軽減につながるよう協力をお願いしたい」と呼びかけている。

 大雨でクリニックは建物の床上約60センチまで浸水し、床全体が泥に覆われた。医薬品の冷蔵設備が倒れ、予防接種のワクチンは全て使えなくなった。待合室のソファ、診察用のベッドや椅子などは泥水をかぶった。

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ドクターカーのサイレンは「ヒュンヒュン」…八戸で全国初導入、ピーポーより認識しやすく

2023年09月10日 22時29分23秒 | 行政

ドクターカーのサイレンは「ヒュンヒュン」…八戸で全国初導入、ピーポーより認識しやすく

 2023年9月9日 (土)配信読売新聞
 
 「救急の日」の9日から、青森県八戸市の市立市民病院は、災害や事故の現場に医師を乗せて出動するドクターカーのサイレン音を、救急車の「ピーポー音」より人が認識しやすいとされる「イエルプ音」に変える。一般ドライバーに認識されやすくして現場到着を早め、救命率向上につなげたい考えだ。

 日本救急医学会など関連学会でつくる全国ドクターカー協議会によると、ドクターカーがイエルプ音になるのは全国初という。ドクターカーは、緊急度の高い患者を診療するため医師が搭乗する緊急自動車。同協議会の2022年度の調査では、ドクターカーは少なくとも130の医療機関で運用され、21年1月~22年9月の総出動要請件数は5万4000件に上る。

 イエルプ音は甲高い「ヒュンヒュン」という音。欧米や韓国など海外では広く使われている。市民病院と八戸工業大の共同研究で、人が聞き取りやすい周波数帯では、イエルプ音がピーポー音より大きく聞こえることがわかったという。

 市民病院は10年にドクターカーを導入し、出動件数は東日本で最多の年間1500件超。ドクターカーは赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして出動する。ただ、一般ドライバーに気づいてもらえず、現場到着が遅れるケースもあるという。

 市民病院でドクターカーを運転する救急救命士の 向谷地毅冶さん(23)は「朝の混雑時には進むのが一苦労という日もある。ドクターカーの出動は緊急を要する時のサイン。音の変更でドライバーの意識に変化があれば」と期待を込める。

 研究結果を警察庁と国土交通省に示し、イエルプ音使用の許可を得た。その後、市民へ事前の周知が必要として、病院や大学は約2か月、広報を続けてきた。協議会の代表理事を務める市民病院の今明秀事業管理者は「安全で迅速な現場到着が実現すれば、イエルプ音は全国に波及するはず」と話している。

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病床確保料 国が504億円過大支給…医療機関に全額返還求める

2023年09月10日 22時26分26秒 | 行政

病床確保料 国が504億円過大支給…医療機関に全額返還求める

 2023年9月9日 (土)配信読売新聞
 

 厚生労働省は8日、新型コロナウイルス患者用の病床を確保した医療機関に支払われる国の交付金「病床確保料」について、2021年度までの2年間で、計約504億円を過大に支給していたと発表した。受給した医療機関側に全額の返還を求めている。

 新型コロナ対応を巡り、国は病床 逼迫を防ぐため、患者向けに確保した空き病床などに対し、1床あたり1日1万6000円~43万6000円を支給。20~22年度の3年間に約4兆8000億円が交付された。

 厚労省は昨年11月、病床確保料に関し、会計検査院から9都道府県の32病院に計約55億円の不適切な支出があったと指摘された。

 これを受け、20、21年度に受給した医療機関を調べたところ、20年度は630、21年度は901の医療機関に対し、計約504億円を過大に支給していたことが判明した。

 病院側が支給対象ではない患者の退院日も申請に含めるなど、交付条件を誤っていたケースがほとんどだった。看護師を確保できずに患者の受け入れを断ったにもかかわらず、受給していた事例もあったという。

 病床確保料は今年5月の新型コロナの感染症法上の分類見直しを受け、9月末までは一部の病床で半額に引き下げられている。

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名市大、医学部と看護学部の再編発表 保健医療学科を新設

2023年09月08日 23時06分34秒 | 地域

名市大、医学部と看護学部の再編発表 保健医療学科を新設

 2023年9月7日 (木)配信中日新聞
 

 名古屋市立大は5日、2025年4月に医学部と看護学部を再編すると発表した。医学部内に保健医療学科(仮称、定員200人)を新設し、リハビリテーション学専攻(理学療法学40人、作業療法学40人)を設ける。また、同学科内に看護学部を移行して看護学専攻(120人)とする。

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負傷者発生想定訓練:「トリアージ」手順など確認

2023年09月08日 22時56分28秒 | 地域

負傷者発生想定訓練:「トリアージ」手順など確認 「救急の日」前に防府で訓練 /山口

 2023年9月3日 (日)配信毎日新聞社
 
 救急の日(9日)を前に、交通事故による多数の負傷者発生を想定した訓練が2日、防府市の商業施設「イオンタウン防府」の駐車場であった。市消防署の職員や市内医療機関のDMAT(災害派遣医療チーム)、負傷者役の看護福祉専門学校の学生ら計約50人が参加し、負傷の程度を基に治療の優先順位を決める「トリアージ」の手順などを確認した。

 軽自動車が歩行者をはねた後、マイクロバスに衝突し、両方の車内にいた人を含めて計15人が負傷したと想定。通報を受けて現場に駆け付けた署員らは、負傷者に「大丈夫ですか」などと声をかけながら負傷の程度を確認し、担架で運ぶなどして応急処置をするテントまで移動させた。容体の変化に気付くようトリアージは複数回実施し、順番に点滴などの治療を施した。

 訓練は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに実施され、大勢の買い物客が見守った。長尾浩之署長は「緊張感のある訓練ができた。今後の現場活動に生かしたい」と総評した。【脇山隆俊】

〔山口版〕

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熊本市「妊娠内密相談」195件 開設5カ月、増加傾向 「思いがけない妊娠」が最多72件

2023年09月08日 22時44分03秒 | 地域

熊本市「妊娠内密相談」195件 開設5カ月、増加傾向 「思いがけない妊娠」が最多72件

 2023年9月7日 (木)配信熊本日日新聞
 
 熊本市は6日、予期せぬ妊娠や出産に関する相談を受け付ける「市妊娠内密相談センター」に、4月の開設から8月末までの5カ月間で市内外から延べ195件の相談があったと発表した。開設から2カ月間の月平均は26・5件だったが、5カ月間で同39件と増加傾向にあり、センターは「周知が進んだ」としている。

 市によると、相談内容の内訳は「思いがけない妊娠」が最多の72件。経済的な懸念など「出産・養育について」が59件、精神的な問題の「出産前後の不安」が32件と続いた。「妊娠・避妊について」が17件、「中絶」が6件、不妊治療などの「その他」が9件。

 市は夏休み前、市立の中学・高校と特別支援学校の全生徒に、センターの活動を紹介するカードを配布した。今後、養護教諭など性教育に取り組む教職員らを対象に研修会を開く予定。

 同日の市議会で、浜田大介議員(公明)の一般質問に答えた。木櫛謙治こども局長は「子どもたちが正しい性の知識を学び、予期せぬ妊娠を防ぐよう力を入れる」とした。

 同センターは24時間、匿名でも相談できる。無料。電話096(366)3060。メールnaimitsusoudan@city.kumamoto.lg.jp(清島理紗)

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婦人科検診で総合判断 遺伝子検査、リスク把握 山梨県立中央病院

2023年09月08日 22時34分30秒 | 地域

婦人科検診で総合判断 遺伝子検査、リスク把握 山梨県立中央病院

 2023年9月7日 (木)配信山梨日日新聞
 

 40代女性。人間ドックで、卵巣がんの腫瘍マーカーの値が高いと言われました。婦人科検診はしばらく受けていません。卵巣がんと必要な検査について教えてください。

【回答者】山梨県立中央病院 婦人科部長・ゲノム検査科部長 坂本育子医師

 -どんな検査が必要か。

 腫瘍マーカーの値が高いだけで、必ずしも婦人科のがんというわけではありません。子宮内膜症や月経中でも数値が高くなることがあり、がんかどうかや何のがんかは、腫瘍マーカーだけでは確定できません。ドックで婦人科検診をしていなければ、まず産婦人科を受診しましょう。超音波や触診、内診などで卵巣の様子を確認し、がんの疑いがあるか総合的に判断します。

 -卵巣がんとは。

 卵巣がんは初期の自覚症状がほとんどなく、早期発見が難しいがんの一つです。人間ドックで問題がなくても、3カ月後にステージ3、4と進行した状態で見つかることもあります。卵巣は子宮の左右に一つずつある楕円形の臓器です。骨盤内の深い部分にあることから、おなかの上から針を刺したり子宮から管を入れたりして組織を採取・検査することができません。がんかどうかを調べるには手術が必要です。超音波検査などで卵巣の腫れ方を見て、MRIやCTなどの画像検査を行い、手術、卵巣を摘出するかどうかを判断します。

 -難しいがんか。

 卵巣がんのピークは50~60代。罹患率は乳がんの10分の1以下ですが、35~59歳に限ると、子宮と卵巣のがんを合わせた死亡率は乳がんに並びます。卵巣の腫瘍は50種類以上あり、上皮性腫瘍、胚細胞腫瘍、性索間質性腫瘍の3種類に大別され、それぞれ良性と悪性、境界悪性があります。悪性腫瘍で最も多いのは上皮性卵巣がんで6~7割を占めるとされ、漿液性がん、類内膜がん、粘液性がん、明細胞がんの4種類が有名です。卵管上皮に由来するといわれる漿液性がんは発見が難しく、進行した状態で見つかることが多いです。

 -治療法、早期発見の手だては。

 卵巣がんの種類やステージに応じて、手術でがんを取り除き、薬物療法を行います。早期に見つかるほど生存率が上がります。ただ、見つかりにくい卵巣がんの中には、遺伝でなるケースがあります。DNAの傷を修復する働きを持つBRCA遺伝子に生まれつき変異がある人は、乳がんや卵巣がんを発症する可能性が高いことが分かっています。漿液性がんや、ステージ3、4に限ると特に多いです。

 遺伝子検査は、カウンセリングで家族歴などを確認し、必要かどうかを判断します。がんを発症していない人は原則自費となりますが、乳がんや卵巣がんになったことのある人は、条件により保険適用で検査ができます。遺伝子検査をすることで、薬の効きやすさを判断することなどができ、治療を進める上でも有効です。最近ではがん遺伝子パネル検査という、がんの原因遺伝子を網羅的に調べる検査も保険適用となりました。県立中央病院でもゲノム解析センターでがん遺伝子パネル検査をしていて、がんゲノム医療がより身近に提供できる体制をつくっています

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ナイチンゲール記章受章の草間さん

2023年09月08日 22時27分09秒 | 地域

ナイチンゲール記章受章の草間さん、16日に大分県立看護科学大で講演会

 2023年9月7日 (木)配信大分合同新聞
 
 県立看護科学大(大分市廻栖野)は16日午後2時から「第49回フローレンス・ナイチンゲール記章」を受章した初代学長・草間朋子さん(81)=東京都=を招き同大で講演会を開く。8日までに申し込みが必要。

 同大の創立25周年記念事業の一環。草間さんは1998年から約14年間、学長を務め、全国に先駆けて診療看護師の養成に力を注いだ。講演会では創立時の思いや今後の大学に期待することをテーマに話す。草間さんを囲む懇談会も予定している。

 ナイチンゲール記章は看護活動で顕著な功績のあった人に2年に1度贈られる。今年は国内から草間さんを含め3人が選ばれた。

 講演会は無料。定員は150人で先着順。申し込みは同大のホームページから。オンライン(先着200人)でも参加できる。問い合わせは同大(097-586-4300)。

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新型コロナ:新型コロナ 確保病床数、現状継続に 感染高止まりで /滋賀

2023年09月04日 07時22分18秒 | ウイルス

新型コロナ:新型コロナ 確保病床数、現状継続に 感染高止まりで /滋賀

2023年9月3日 (日)配信毎日新聞社
 

 県は1日、健康危機管理調整会議を開き、新型コロナウイルス感染者のために確保している病床数について当面、現状数(284床)を継続すると決めた。

 県は今年4月、コロナが感染症法上の5類に移行することから、確保病床を段階的に減らして9月から200床にする予定だった。しかし、60医療機関で感染者の定点把握が始まった5月以降、増加傾向が続き、8月から1000人前後で高止まりしている。

 入院患者は8月31日現在、151人で確保病床の53・2%を占めているほか、学校の新学期が始まり、人の流れが活発化することなどから病床確保の継続を決めた。10月に予定している病床確保の終了については国の判断などを見て検討するとしている。【北出昭】

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