温泉クンの旅日記

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香嵐渓の五平餅

2011-04-13 | 食べある記
なんともはや<趣>のありすぎるほどの茶店である。喫煙者のためにだろう、外にも灰皿を用意した席が設えてあった。竈もなかなかいい味を醸し出している。ここは香嵐渓にある、檜茶屋である。香嵐渓は愛知県豊田市の足助町、矢作川の支流である巴川沿いの渓谷であり紅葉の絶景地として名高い。飯盛山にある香積寺(こうじゃくじ)の三栄和尚という坊さんが、寛永11年(1634年)のころに巴川から寺へと続く参道に楓の木を植えたのが始まりとされていて、その後地元の人達の手によって多くの楓が植え足され、散策道がつくられた。現在の楓の総数は四千本余り、秋には紅葉と黄葉が清流に見事に映えるという . . . 本文を読む
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