<スエヒロのラーメン 山口・岩国>
山口県でも一、二を争う人気ラーメン店が岩国駅のすぐそばにあると聞いた。
店の名は「スエヒロ」、正式には「寿栄広」と書くそうだ。山口県人で、この店の
ラーメンを知らないひとはモグリだそうである。
錦帯橋は岩国にあり、そこの温泉に泊まる。そうと聞けば、ラーメン食べにスエ
ヒロに行くしかないではないか。10分とかからぬ距離である。
錦帯橋そばのホテルにチェックインして荷物を部屋に運び込み、ひと風呂浴びる
と岩国の駅に向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e6/9c5c52ceb79b2b03a71c845c7a99d204.jpg)
駅のまん前のロータリーの駐車場にいれた。15分までは無料と大盤振る舞いで
ある。15分を超えたら1時間190円となんとも良心的な料金だ。
(えーと、岩国駅に向かって左側にある・・・あれ! 閉まってる)
しようがない。年中無休らしいからたぶん「なか休み」なのだろう。夕方に再挑
戦しよう。
夕方、同じ駐車場にとめて店の前にいったがやはり閉まっていた。
(あらら、潰れた? それはないよなあ)
あたまにきた。三度目の正直、もう一度明日朝にこよう。わたしには、けっこう
しつこいところもあるのである。それに横浜からざっと1000キロの距離だから、
そうそう岩国にはこれない。
だから次の日、ホテルの朝食を多少すくなめに食べ、チェックアウトをぎりぎり
の時間にして岩国駅のロータリーに車を走らせた。10時ちょっと過ぎである。
(おや、開きそうだぞ。シャッターが半分ほど開いているぞ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/57/84e9b6306229c52d4789da1fdf59b26f.jpg)
近づいてみると、薄暗い店内はテーブルの上にイスが逆さに載っている。
入り口のところにレジがあり、女性がいた。
「あのー、今日店はあくのでしょうか?」
「ああ、いいですよ。どうぞ」
そう言いながら、店内の蛍光灯のスイッチを次々といれてくれた。
「なににします」
メニューを素早くざっとみると、メインの中華そばは500円、チャーシューメン
が600円と安く、大盛りがそれぞれ630円に730円。餃子が6個で250円、稲荷(130
円)やおにぎり(100円)のサイドメニューも充実している。トッピングのネギと
もやしも、それぞれ30円と20円である。
餃子もと悩むが、ホテルの豪華な朝食を食べたばかりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/bb/8000d2bb6e21f29ed5cf5d2543f028f8.jpg)
「ラーメン・・・えーと、もやしをトッピングで」
「あのぅ・・・そ、そんなにもやし好きなんですか」
「いえ、フツーだと思いますけど」
「だったら、普通にねぎともやしは入ってますから」
「では、普通のラーメンでお願いします」
レジの横にマイクがあり、注文を厨房に伝える仕組みになっている。
いちばん厨房に近いテーブルにすわり、周りの壁をみていたら、週に一度火曜日
を定休日とする旨の貼紙があった。年中無休を最近変えたようだ。昨日は定休日だ
ったのだ。
運ばれてきたラーメンのスープを啜り、麺を口に運ぶ。背脂が浮いているわりに
はあっさりしている。麺もいい食感で、いつも残すチャーシューも問題なく食べれ
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ad/220602db13f6a9a28ac47ad60b33536f.jpg)
なるほど。食べるほうも構えずに食べられる、気負いも衒いもない、子どもから
老人まで万人受けのする味だと思う。
ラーメン通のひとでも肩肘のチカラを抜いて食べることだろう。ラーメンだけな
ら、おやつ感覚でいつでも食べられそうな量でもある。
このラーメンのために、三度も足を運んだ甲斐がたしかにあった。よし、次に
もし来れたら餃子を頼むとしよう。
→ 錦帯橋① 山口・岩国
→ 錦帯橋② 山口・岩国
山口県でも一、二を争う人気ラーメン店が岩国駅のすぐそばにあると聞いた。
店の名は「スエヒロ」、正式には「寿栄広」と書くそうだ。山口県人で、この店の
ラーメンを知らないひとはモグリだそうである。
錦帯橋は岩国にあり、そこの温泉に泊まる。そうと聞けば、ラーメン食べにスエ
ヒロに行くしかないではないか。10分とかからぬ距離である。
錦帯橋そばのホテルにチェックインして荷物を部屋に運び込み、ひと風呂浴びる
と岩国の駅に向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e6/9c5c52ceb79b2b03a71c845c7a99d204.jpg)
駅のまん前のロータリーの駐車場にいれた。15分までは無料と大盤振る舞いで
ある。15分を超えたら1時間190円となんとも良心的な料金だ。
(えーと、岩国駅に向かって左側にある・・・あれ! 閉まってる)
しようがない。年中無休らしいからたぶん「なか休み」なのだろう。夕方に再挑
戦しよう。
夕方、同じ駐車場にとめて店の前にいったがやはり閉まっていた。
(あらら、潰れた? それはないよなあ)
あたまにきた。三度目の正直、もう一度明日朝にこよう。わたしには、けっこう
しつこいところもあるのである。それに横浜からざっと1000キロの距離だから、
そうそう岩国にはこれない。
だから次の日、ホテルの朝食を多少すくなめに食べ、チェックアウトをぎりぎり
の時間にして岩国駅のロータリーに車を走らせた。10時ちょっと過ぎである。
(おや、開きそうだぞ。シャッターが半分ほど開いているぞ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/57/84e9b6306229c52d4789da1fdf59b26f.jpg)
近づいてみると、薄暗い店内はテーブルの上にイスが逆さに載っている。
入り口のところにレジがあり、女性がいた。
「あのー、今日店はあくのでしょうか?」
「ああ、いいですよ。どうぞ」
そう言いながら、店内の蛍光灯のスイッチを次々といれてくれた。
「なににします」
メニューを素早くざっとみると、メインの中華そばは500円、チャーシューメン
が600円と安く、大盛りがそれぞれ630円に730円。餃子が6個で250円、稲荷(130
円)やおにぎり(100円)のサイドメニューも充実している。トッピングのネギと
もやしも、それぞれ30円と20円である。
餃子もと悩むが、ホテルの豪華な朝食を食べたばかりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/bb/8000d2bb6e21f29ed5cf5d2543f028f8.jpg)
「ラーメン・・・えーと、もやしをトッピングで」
「あのぅ・・・そ、そんなにもやし好きなんですか」
「いえ、フツーだと思いますけど」
「だったら、普通にねぎともやしは入ってますから」
「では、普通のラーメンでお願いします」
レジの横にマイクがあり、注文を厨房に伝える仕組みになっている。
いちばん厨房に近いテーブルにすわり、周りの壁をみていたら、週に一度火曜日
を定休日とする旨の貼紙があった。年中無休を最近変えたようだ。昨日は定休日だ
ったのだ。
運ばれてきたラーメンのスープを啜り、麺を口に運ぶ。背脂が浮いているわりに
はあっさりしている。麺もいい食感で、いつも残すチャーシューも問題なく食べれ
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ad/220602db13f6a9a28ac47ad60b33536f.jpg)
なるほど。食べるほうも構えずに食べられる、気負いも衒いもない、子どもから
老人まで万人受けのする味だと思う。
ラーメン通のひとでも肩肘のチカラを抜いて食べることだろう。ラーメンだけな
ら、おやつ感覚でいつでも食べられそうな量でもある。
このラーメンのために、三度も足を運んだ甲斐がたしかにあった。よし、次に
もし来れたら餃子を頼むとしよう。
→ 錦帯橋① 山口・岩国
→ 錦帯橋② 山口・岩国
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