温泉クンの旅日記

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錦帯橋② 山口・岩国

2007-09-09 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <錦帯橋② 山口・岩国>

 夕方五時半を過ぎれば料金所の職員がいなくなる。だから錦帯橋がタダで渡れ
る、という。
 まあ、たいした料金ではない。往復で300円だ。
 片道分150円払って渡れば、向こう岸の職員はいなくなるだろうから復路はタダ
になる。

 往復タダで、なんてそんなセコイこと言わずに払おう、という気持ちももちろん
ある。
 いや、あとすこしで往復タダなのだから待とう、というセコイ気持ちもわたしに
はある。どちらも間違いなく自分なのだ。

 どうする。行くか、待つか。
 時間が五時ごろだったため、あと30分くらいで料金所の職員がいなくなる。
 時計を睨み、待つことに決めた。

 下の川原でだいぶ時間を潰した。
 ところが係りのひとが仕事熱心なのか5時半を過ぎても引き上げない。そうする
と不思議なもので、こちらも待った以上、意地でも料金を払いたくない。

 別な橋までてくてく歩いて向こう岸に渡り、錦帯橋に向かう。


 
 桜の樹が多い。


 
 こちらからの錦帯橋もなかなかいい。



 桜が満開になったときはさぞきれいだろう。そのころにまた来てみたい。



 こちらの料金所にはもう誰もいなかった。
 無料で片道を渡る。
 案外橋の幅は広い。ただ、女性の場合にはヒールの高い靴は避けたほうがよさそ
うである。



 明日の朝は、ちゃんと料金を払って往復しよう。


  →錦帯橋① 山口・岩国 はこちら

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