温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

日光江戸村(5)

2015-05-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <日光江戸村(5)>

 昼食にはまだ早いので、メインストリートから山側の裏通りに行ってみることにした。

 矢場があった。大きな店構えである。



 矢場は、江戸時代に盛り場で「揚弓場(ようきゅうば)」ともいわれた遊技場で、「矢場女」と呼ばれる矢を拾ったり客に媚びを売るような応対をした女がいたそうである。



 人情喜劇をやっている「両国座」、江戸の伝統芸能である水を使った「水芸座」、花魁芝居の「文化劇場 若松屋」の建物が並んでいる。

「地獄寺」、あんまり気が進まないがせっかくなので入ってみる。



 雰囲気どおりの常設の「お化け屋敷」である。
 独りで入るとそれなりに結構恐いものがある。





 お化けが生身の人間でないのが、お化け屋敷嫌いのわたしにはせめてもの幸いである。

 その歪な建物「忍者 怪怪亭」に入った途端、頭がおかしくなった。



 いわゆる見当識の突然失調状態である。
 珍しく酒はきっちり一合で切り上げたが、やっぱりあれがいけなかったか。



 まるでひどい船酔いになったように、三半規管に異常をきたして、左右の壁も天井と床が造り出す空間が歪んでしまって真っ直ぐ立っていられない。



「あっ、ここに来たことがある!」
 はたと思いだす。この見当識失調は一度経験しているぞ。やはり江戸村は二度目だったのだ。

 さてと、腹が減った。
 メインストリートの食事処を次々と覗くが、どこも時分時のせいか行列である。待つ気はしないので、また日本橋を渡り空いている「両国亭」に決めた。



 焼きそばと、まだ寒いので甘酒にする。



 今回の鬼怒川の旅では焼きそばが多いな・・・と苦笑してしまう。でも、ここの焼きそばもそれなりに旨い。
 なんとなく足らなかったので、味噌味の餅串を追加する。



 満腹、満足。江戸村の食べ物は思った以上にレベルが高い。感心する。

 日光江戸村、すこし料金が高いなあと思ったが、ちょっぴり童心に帰れたしとにかく充分満足できた。もう一度くらいは来てもいいかなと思わせるものが江戸村には確かにある。



  →「鬼怒川、バイキングトーク」の記事はこちら
  →「日光江戸村(1)」の記事はこちら
  →「日光江戸村(2)」の記事はこちら
  →「日光江戸村(3)」の記事はこちら
  →「日光江戸村(4)」の記事はこちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鮭の町、村上(1) | トップ | 読んだ本 2015年5月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ぶらり・フォト・エッセイ」カテゴリの最新記事