温泉クンの旅日記

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夜間瀬温泉 遠見乃湯

2010-04-14 | 温泉エッセイ
  <夜間瀬温泉 遠見乃湯>

 信州には眺めのよい露天風呂が多い。



 ホテルの横にあるロッジ風の建物が夜間瀬(よませ)温泉、「遠見乃湯」だ。ここの眺望も高台にあるので超絶景である。



「サンセットビューポイント100選」に選ばれて、ここはさらに有名となった。
「ホテルセラン」というホテルの露天風呂だが、日帰り客も夜十時まではいれる。(営業開始時間が曜日でことなるので注意)





 内風呂はなく、男女ふたつの大きな露天風呂とサウナがある。
 貸切り露天風呂も二つある。ただし五十分で二千五百円とちと高い。



 有名な馬曲(まぐせ)温泉もここから近い。車で十五分くらいだ。
 わたしはまず馬曲温泉、次に夜間瀬温泉と、たいていセットではいるのである。



 初めてこの露天風呂にはいったときには、その眺望に感動した。



 馬曲温泉を凌ぐ、ほかでは得られぬ、圧倒的なものすごい開放感である。
 よけいな柵とかの遮蔽物がないので、長野平野を眼下に一望でき、さらにその向こうには、北アルプス連峰が遠望できる。



 昼間もいいのだが、夕暮れから夜もまたいいのだ。
 夕方には北アルプスへ沈む夕陽、陽が落ちれば中野平、善光寺平の盆地あたりに宝石を撒き散らしたような夜景が目の前に広がる。

(・・・函館山の夜景みたい・・・)
 市街地の夜景をみおろした瞬間、遠見ではあるけれどわたしはそう思ったものだ。



 弱アルカリ性高温泉で、源泉温度は六十度とお湯は熱めだ。高台なので、渡る風が火照った体を軽く冷ましてくれる。
 加水、加温は一切なく源泉100%が売りだが、今回はいって掬ってみたときは温泉の香りが薄く「おやっ?」と思った。

 わたしの鼻に狂いがなければ、残念ながら源泉100%でなくなったような気がする。となれば眺望はまだしも、温泉だけなら馬曲温泉の圧勝だ。


   →「馬曲温泉」の記事はこちら

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