いよいよ下山、反対側の弥陀ヶ原への長い下りのコースである。
急にガスってきて何も見えなくなる。
行者返しという大きな石ばかりの急な坂を下りる。
こういう道は登る方が楽である。
今度は最近整備されたばかりと思われる道が現れる。
石を敷き詰めた道だがしっくり来ない。
仏生池小屋に到着、しばし休憩。
池のまわりにもお花がたくさん咲いている。
水を見るとほっとする。
弥陀ヶ原をめざして再び歩き出す。
ガスが少し晴れていくらか明るくなった。
だらだらと長い道はまだ続く。
大きな岩がごろんごろんしている「たたみ石」あたりはハクサンイチゲの白色が目立つ。
またガスがかかってきた。
いくつかの池塘が見えて来ると弥陀ヶ原は近い。
道も緩やかになり木道が現れる。
大小いくつかの池糖が点在する弥陀ヶ原湿原に着く。
いよいよフィナーレだ。
湿原はキンコウカの黄色一色。
所々にヨツバシオガマのピンクが映える。
9時半頃登り初めて弥陀ヶ原駐車場に着いたのは4時半。
月山は多くのお花を楽しめる山だった。
普段は筋肉痛にもならない私だが今回は翌日ふくらはぎが痛かった。
下りの石のせいだ。
この日の天候は登山にとって疲れなくていい。
体力の消耗も防げる。
しかし景色を見るのなら青空に限る。
次回は梅雨が明けたのを確認してから来よう。
行った甲斐があるってもんです
下りの登山道は、狭いし石だらけで大変そうでしたね。
苦労も吹っ飛びますね。
今度は弥陀ヶ原から登ろうと思います。
あの石の道を下りるのはきついです。