おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

六郷のかまくら 竹うち

2014年02月21日 | お出かけ
2月15日は大仙市六郷のかまくらだ。
竹うちは夜の8時に開催されるのでそれまで町内をぶらぶら。

町に入ると至る所に見られる竹の先にひらひら。
天筆というそうだ。



町内ごとにその天筆を付けた竹が立てられ、人が集まっている。
ここでもおじさんにお話を聞いた。
竹うちの竹は6、7mで昔はヘルメットなど無く、ほおかぶりしてやったそうだ。
それでもあまり怪我をする事はなかったとか。
もうすぐお餅をつくから食べていってと誘われたが予定があり辞退。





その天筆書きを体験できる「名水市場 湧太郎」という施設へ。
ここではお餅つきが行われていた。
餅つき唄とでも言おうか、年配の女性が歌をうたい、
それに合わせるかのようにお餅つき。



美味しいお餅を振る舞われ、その後は天筆書き体験。
赤、青、黄、緑、白の長い紙に筆で字を書く。
その書く文字は決まっていて、下の方に自分の願いごとを書く。

夫と息子と孫がそれぞれ100円払って体験。
係の人が丁寧に教えてくれる。
私は字が下手なので見てるだけ。
この書いた天筆が夜の竹うち会場でお焚き上げ。





大曲でノンビリしていたので会場に着いたのが15分前。
すでに会場には人がいっぱいで見る場所を確保するのも難しい。
ちょうど花火が上がり、いよいよクライマックスの竹うちが始まる。
ヘルメット姿は昔の学生運動を彷彿される。



北軍と南軍に分かれて竹で打ち合いが始まる。
竹と竹がぶつかり合う音と竹の割れる音と怒号。
北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値があがるとか。
見ていても何が何だかよくわからない・・・





1回戦・2回戦と終わり3回戦の前に神事が行われる。
お正月飾りがうず高く積み上げられ、それに火が付けられる。
竹につるされた天筆をこの火で焼くのである。

私も地元の方から渡された竹を持って火のそばへ。
寒さで体が冷えきっていたのでこの火がとても温かい。
竹の先の天筆を火に燃やして竹を置く。
寒いからしばし温まってから戻る。





いよいよ最後の3回戦。
最後とあって熱気が伝わってくる。

終わりの合図がなってもまだやめない人達がいっぱい。
何度もマイクで止めるようアナウンスがある。
本気で喧嘩をしている人もいる。
引きずり出される人もいる。
見るからに酔っ払っている人もいる。

「ルールを守らない人の名前と町内会を記録して下さい」と何度もアナウンス。
これには笑ってしまう。
周りからも失笑が聞こえる。


笑っている内はよかった。
戦っている人達のこぜり合いが始まり、不穏な様子。
乱闘が始まるような気配。
一番前で見ていたので危険を感じてその場を去る。


ちょうど、帰ろうと私を探していた家族に会い帰路につく。


何だかな~という印象の竹うち。
わけのわからない竹うち。

なんでも、喧嘩したさに参加する人もいるとか。
天筆を書いたり町内巡りをしている時はほのぼのしていたのに。
喧嘩まつりのようで好きではない。

みぞれのような雪で手袋も上着も濡れて冷たい。
防水加工が効いていない・・・
みんなビショビショに濡れた物を脱いで車に乗る。
コンビニでトイレを借りて暖かい缶コーヒーを飲む。

早く温泉に入って温まろう!

                        (2月15日)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大綱引き? in 大曲 | トップ | 横手のかまくら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿