おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

日中温泉 ゆもとや

2005年05月16日 | 福島県の温泉
ラーメンを食べ、蔵の街をそぞろ歩きした喜多方から20分。
何もない山中にデーンとそびえる日中ダム、そのすぐ下にゆもとやが建っている。

二階建てのまだ新しい感じの「日本秘湯を守る会」のお宿である。
一歩踏み入れると想像していた以上にしゃれた空間、感じのいいフロント、入った瞬間に気に入った。

「丸い露天は源泉掛け流し、四角い露天は加熱、内湯は循環」と仲居さんが説明してくれた。
源泉が40度チョットというの茶褐色のお湯は浴槽では38~39度くらいだと思う。
なかなか出ることができない。
とってもいいお湯!!

目前に迫ったダムの放流口から白い水が勢いよく流れるのが見え、
山々の新緑がまぶしく会津の遅い春がやってきたばかりの5月。
時折、吹く風が冷たくいつまでも入っていられるお湯である。


お部屋もお風呂も館内全て清潔で、センスよく生けた花がいたる所に飾られていた。

夕食は個室の食事処でいただく。
洗練されたお料理だ。
アボガドのサラダがとっても美味しかった!!
定番の岩魚の塩焼きも。

朝食は広間だった、これもまた美味しい。
おかゆに桜の花の塩漬けがのっていた。
ほんのり桜の香りと塩かげんがいい。



同行の者がここに来る前に転び膝をすりむいてしまった。
仲居さんがすぐにマキロンと大きなカットバンを持ってきてくれた。
とっても親切で感じのいい方であった。
「ここの温泉はキズに効くのですよ」のことばに痛みもやわらいだようである。

6月にはこのあたりの山にひめさゆりの花が咲くそうだ。
宿の女性浴衣はこの「ひめさゆり」の色を模したピンクだった。

冬にはかまくらの中でのお食事もできるとパンフレットに写真が載っていた。
すてきだ。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 隠れたそば処茂三郎 | トップ | 黄金崎不老ふ死温泉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿