おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

黄金崎不老ふ死温泉

2005年05月17日 | 青森県の温泉
どこの温泉が一番?と聞かれていつも困る。
一番が5つくらいあるのだ。

海辺の温泉なら迷わず「黄金崎不老不死温泉」と答える。

ここも予約の取れにくい宿の一つである。
私は当日キャンセルがありやっと泊まることができた。
部屋はシンプルでこぎれいな洋間で窓の外にあの露天風呂が見える。

海辺の露天まで宿から少し歩く。
旅館側から見えないように壁があるだけで何もさえぎる物がない雄大なお風呂である。
鉄分たっぷりという感じの赤茶けたお湯は白いタオルを一瞬に茶色にしてしまいまう。

目の前は日本海、遠くに漁船が一艘浮かんでいるが向こうからも見えるはず。
波がヒタヒタ押し寄せてくる。
夕日が沈む時間がロビーに張り出されていたがまだまだ。
ずーと温泉に浸かってその時間を待つ。
同じ目的の人がどんどん入ってくる。
ほとんどが関東からの客で大阪の人もいて、仙台から来た私に「近くていいね」と言う。
何をおっしゃいますやら、ここまで5時間はかかるのですよ。

どんどん夕日が落ちて行く、うす曇りの日だったが夕焼けはピンクから真っ赤になって終わった。
最後の力をふりしぼるように真っ赤になって消えていくのだ。
感動。
見ず知らずの入浴客達は隣の人と握手をしたり拍手をしたり・・・
さすがに拝んでいる人は見かけなかったがいたかもしれない。

内湯に隣接した露天風呂もあり見晴らしがいい。
夜遅く入ったら艫作灯台の灯りが円を描いて光を放っているのが見えた。

ここの宿泊料は10,000円・13,000円・16・000円の3段階でお料理の品数の差だということだ。
真中をとったのだが食べきれない、今度行く時は一番安いのにしよう。
おいしかった。
朝食のバイキングもひじょうにおいしかった。

また、行きたい温泉ナンバーワンかもしれない。

           (画像は早朝の露天風呂)







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