御生掛温泉

紅葉真っ盛りの御生掛温泉。






日帰り入浴の受付は奥の自炊棟の玄関で行う。
４００円の入浴料を支払い廊下を歩く。










この温泉はいつ来ても混んでいる。
八幡平一ではないだろうか。

露天風呂だけは誰もいない。
３，４人しか入れない狭い露天風呂。
灰色がかった白濁のぬるめのお湯だ。

全て木造の浴室には「神経痛の湯」と書かれた浴槽、
泡がボコボコのジャグジー風呂「火山風呂」
底に泥が沈殿している「泥湯」
打たせ湯、
名物の箱蒸し風呂。

先ずは一番広い「神経痛の湯」に入る。
緑がかったグレーの白濁。
４２，３度と思われる適温。
硫黄の匂いは強くなくかすかに匂う。

次に「泥湯」
ここは３人が限度の小さな浴槽。
濃い灰色の泥の湯である。
滑りやすいので注意が必要。

沈殿している泥をすくい腕や肩に塗る。
スベスベしてなめらかである。
この泥を払いのけた後は肌がツルツルになりピカピカ光っている。

「泥湯」から上がるとその横にある「打たせ湯」できれいに洗う。

今度は「箱蒸し風呂」へ。
階段を２、３段上がった高い所にある箱蒸し風呂。
誰も入っていない。

扉を開けて座り、扉を閉めると箱から顔だけ出る。
その箱の中には熱い蒸気が蔓延。
生首みたいだと笑われすぐに出る。
こういう束縛されるような物は苦手だ。

ジャグジー風呂をちょっとだけ体験して、
最後にもう一度「神経痛の湯」に浸かる。
この湯が一番いい。

平日だというのに次から次へと人が来る。
まことに人気のお湯なんだな～。
だが、私は落ち着かなくてあまり好みではない。



オナメ・モトメの湯
単純硫黄泉
８８．４℃ pH３．２