丘の町、美瑛から車で20分。
温泉へと進む道路の両側は美しい白樺の林が続く。
部屋数56のこの辺りでは大きめの3階建てホテルである。
旅行の本に載っていた露天風呂の写真を見て入りたくなった温泉である。
脱衣室はとても広く明るい。
籐のカゴが置かれた棚がいくつもある。
男女別の内湯は広く四角い浴槽。
窓から下を見ると川の流れが望める。
緑っぽい褐色の源泉槽とと普通のお湯の2種類がある。
ジャグジーがあり若い人の姿が多い。
露天風呂へのドアを開けるとその壁にいっぱいのテントウムシ。
思わず目をつむりたくなる。
気持ち悪いので足早に通り過ぎて露天風呂に入る。
10人は入れる石造りの露天風呂。
立ち上がっても下の川は見えない。
岩を高く配置しすぎだ。
私が本で見た渓流を眺める露天風呂は男性風呂のようだ。
お湯は緑おびた淡い茶褐色の濁り湯である。
温泉独特のかすかな臭いがする。
湯温も適温でのんびりするにはいいが何しろ人が多すぎる。
今度は外の渓流露天風呂へ行く。
夏の期間だけの季節限定露天である。
建物からいったん出て急な細い坂道を下りて行く。
宿からずいぶん下の方にある。
男女別の脱衣室から出入りする。
出入り口所に大きな石があり女性も入りやすい。
お湯は上のお風呂と同じの濁り湯。
湯の投入口は赤く変色している。
鉄分が含まれているのだろうか・・・
露天風呂の向こうに広いデッキがありお風呂からは川が見えない。
バスタオル巻きでデッキに上がり下を見るときれいな流れが見える。
この川は美瑛川である。
どうやら本に載っていた男性露天が一番良いようである。
あんな良い露天があれば何も苦労してこんな所まで下りて来る必要がない。
男性はいいな~。
温泉は源泉掛け流しのようだ。
ナトリウム・カルシウム・マグネシュウム硫酸塩・塩化物泉
51℃ pH 6.6
多分、鉄分も多く含まれているんでしょうね。
お風呂から見える木々も紅く色付いて、さすが北海道です~
それが、やっぱり男性風呂だったのです。
良いお湯でした
その時,時間が取れれば温泉行きたかったのですが,そんな時間とれませんでした。
午後からの飛行機でまず,千歳。そして小樽で商談。商談が終わってすぐに電車に乗り,旭川。
夜遅くに旭川のステーションホテルに泊まり,翌日,旭川の取引先で長~い商談。
夕方の飛行機で帰ってくるという強行営業だったのです。
美瑛の近くまで行っていたのに残念です。
出張を土日はさんで組めるといいけどね。
せっかく北海道に会社のお金で行けてもったいないです。
しかたないですね、仕事ですから・・・