いさぜん旅館のメインの混浴風呂である。
脱衣所は1カ所、そこからお風呂への入り口が2つある。
中浴場から一緒に来たおばちゃんがいたからこそ入れた。
「あちらには男の人が1人入ってるよ、こちらは女の人1人」
すでに偵察終えたおばちゃんが言うので、
女性が入っているという「鉄鉱泉」へ。
1つの浴室に仕切を隔てて種類の違うお風呂があるのだ。
右側の戸を開け階段を3、4段下りる。
ひょうたんを半分にしたような形の石造り。
43度くらいありそうないい湯加減。
これぞ、温泉!!
やっぱり、熱くなくっちゃ!!
気持ちいい~。。。。
先ほどのおばちゃんは仲間を呼び行き計6人で満員御礼。
壁を隔てた隣の炭酸泉にいた男性が上がった気配。
その一団も体が暖まったらさっさと上がったので先客さんと2人でのんびり。
湯治に来て2週間だという先客さんは胃の手術をしてから毎年来てるとか。
お湯の投入口は2カ所。
パイプからとその左側の穴から少量の熱い湯が出ている。
どちらかがいさぜん3号泉、もう片方は東鳴子共同泉の重曹泉だという。
褐色おびた透明だがほんの少しだけ濁りのあるお湯だ。
アブラ臭はさすが「東鳴子の湯」の湯である。
ツルツルした肌触りだ。
(画像は宿のHPより)
次は壁の向こうの炭酸泉に行こう。
出入り口に行かなくても浴室内で自由に移動出来る。
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
57.2℃ pH7.2
おじさんは、おばさんの勢いに負けちゃったんですね。
混浴とはいえ、男より女の方が多いと男の人は
あっさり引き下がりますよね笑。
東鳴子といえば、鳴子よりも仙台寄りの温泉ですね。
浴槽を半分に仕切ったものは珍しくもないけど、
ここはそれぞれ泉質が違うのですね。
恐るべし・・・いさぜん・・・
その上おばさんでは男性はタジタジになってしまうのでは?
観光の色濃い鳴子に対し東鳴子は湯治の雰囲気でなかなかユニークな宿が点在しています。
ぜひともご入浴を!
今度鳴子にいらしたらぜひ入ってみてください。
隣り合って違う源泉ってのも珍しいですよね
なんとなく浴室が良い雰囲気をかもし出してる気がします
その上、泉質の違うお湯だなんてね。
雰囲気いいですよ。