おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

蔦温泉

2005年10月14日 | 青森県の温泉

谷地温泉から十和田湖に向かう途中にある山の中の一軒宿。

先ずは裏手の蔦沼めぐりの散策。
整った遊歩道ができていた。
紅葉が始まっていたが最盛期はさぞ美しいだろうと思う。
静かな沼めぐりができた。
ここもブナの木が多い。


そして、温泉である。
年期の入った木造の旅館の黒光りした廊下を歩くとお風呂である。
シンプルな脱衣室は明るく清潔である。

お風呂の戸を開け3段ほどの階段を下りる。
全て木でできた浴室は天上が高く湯気がこもらない。
とてもきれいなお湯が掛け流しされてあふれている。
無色透明な熱めのお湯は風呂底の板の間から湧いているのが確認できる。
プク、プクと時にはポコッと大きな気泡がでてくる。  
源泉の上にお風呂を作ってあるので最も新鮮なお湯だと本に書かれていた。
確かに、今湧き出た温泉!!である。

浴槽に注がれているのはお湯ではなく温度調節のお水であった。
もう、少しほんの少しでいいから水を入れてくれたら適温になるのに・・・・
でも、この温度が蔦温泉だ、良しとしよう。

洗い場にはカランがなく、お湯を貯めた槽から湯を汲んで使う。



ここはとても落ち着く雰囲気のお風呂である。
そして、静かに入るお風呂だと思う。
お湯が熱いので長く入っていられない。
入ったり出たりを繰り返す。

とても良いお湯だと実感できる温泉だ。
3泊してのんびりしたい。

                    ※ 十和田市大字奥瀬字蔦野湯
                      ℡0176-74-2311
                      日帰り入浴 400円

                    ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大きな気泡 (ケンタ)
2005-10-15 00:28:05
見られましたか?

記事を読んでると、なんだか自分もお湯に浸かっている気分になりました。







写真は「泉響の湯」ですか?
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泉響の湯 (おんせんたまご)
2005-10-15 19:33:06
たぶんその「泉響の湯」だと思います。

お風呂の名前を見るの忘れたのですが、後で本を見ると男女別のお風呂はこれだけですから・・・



もう一つの昔からの湯は、女性の場合泊まらないと入れないのですね。
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久安の湯 (ケンタ)
2005-10-15 23:30:15
ということは、混浴だったのかな???



う~ん。男女別だったような感じでしたがね。



誰も入ってこなかったから分かりませんでした
返信する
>久安の湯 (おんせんたまご)
2005-10-15 23:44:11
今、調べました。



久安の湯は深夜0時~朝8時が女性タイムです。

その他は男性です。

なので、女性は日帰り利用できません。



泉響の湯は男女別にそれぞれあります。



ということでした。
返信する
大町桂月 (いい)
2005-10-17 16:53:28
私もこの蔦温泉、東北の温泉の中でも極上の温泉のような気がします。

ヒバをふんだんに使った湯小屋、足元湧出の源泉・・・。

何か荘厳な雰囲気に包まれているような気がして、目に見えないものに吸い込まれそうです。

あちこち旅した大町桂月も、どこよりもこの蔦の湯を愛したとか。

本籍を蔦に移し、住み、臨終をここで迎えたといいます。

スゴイ温泉ですね。
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最高!! (おんせんたまご)
2005-10-17 18:47:45
いいさんと同じ感想を持ちました。

蔦温泉のおける環境も最高ですよね。
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Unknown (旅行情報)
2006-08-24 15:47:36
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