乳頭温泉郷 大釜温泉

目的の妙乃湯駐車場が満車で入れずすぐ上にある大釜温泉へ。
雪で狭くなった駐車場に車を止めて滑りそうな坂を下りて玄関に着く。
この宿の建物は廃校になった校舎を移築したもの。
感じのよいおばちゃんが受付、入浴料は５１０円となっていた。

廊下を進んで男女別の浴室へ。
カラフルなカゴのあるシンプルな脱衣室。
洗面台にドライヤーは無い。



ラッキーな事に先客さんは１名だけでじきに上がっていった。
私たち４人で貸し切り状態で入浴。
内湯は１０人くらい入れる広さ。



雪見風呂が楽しみなのでドア１枚で露天風呂へ。
露天も１０人くらい入れる広さ。
緑褐色というか茶色っぽい濁り湯は４２、３度の適温。
寒い時期だからか、加水用塩ビのパイプから水は出ていない。





底に沈んでいる泥状の成分。



圧巻はこの雪景色。
こんな雪の露天風呂を楽しむためにはるばる来た。





屋根からは今にも落ちそうな雪。



もう一つの小さい露天風呂は使用できず氷が張っていた。


私たちが上がり洋服を着てる時に４，５人の若い人が来た。
挨拶しても知らんぷり、外国の人だった。
途中の道路で会った小さな団体は中国の人だった。
以前、鶴の湯ではマイクロバスで来た中国人とすれ違った。
グローバルに様変わりした乳頭温泉だ。


すっかり雪に埋もれた門柱。


妙乃湯が混んでいて、図らずも大釜温泉に来た４人は満足。
やはり空いているのがいちばんだ。
ゆっくりと浸かれる温度のお湯と見事な雪景色。
いつも愛想悪かった受付がとても感じよくてイメージ一新。

　　　　　　　　　　　　　　　 （２月２１日）


酸性・含鉄ーアルミニウムー硫酸塩泉
９４・７℃　Ph２・６