知っておきたい相続の現状

地域のシニア大学の館外学習。
今日は七十七銀行本店で相続のお話と銀行内にある「金融資料館」見学。
相続のお話より金融資料館を見たくて参加した。



先ずは相続のお話。
相続の手続きの話や相続人が困る事など色々。


相続財産の把握が大事。
まぁ我が夫婦には関係ないが何処にどれだけの不動産を持っているか。
株券や証券・国債の有無。
いったいどこの銀行に預けているか。

私でさえ夫がどこの銀行にいくら預けているか知らない。
私の銀行口座なんて夫は知らない。
子供達にはわかるはずもない。

興味深いのは遺産の争いは資産の大きさに関係ないという事。
裁判所の「司法統計年報」によると、５０００万円以下が４２・９％
１０００万円以下の資産で揉めるのが３４・７％
５億円超すと０・６％と少なくなる。

大金持ちはきちんと相続手続きしているって事。
一般人の方が相続争いが多く起きてる。
ドラマなどで遺産争いで揉めるのは大金持ちばかりだが実際は違うみたいだ。

争いのない相続には遺言書が必要。
遺産を巡って兄弟が仲違いするのでは故人は浮かばれない。
今日の話を聞いて思った事の一つ。

死んだ後に困るのは子供達なのでやはりエンディングノートにきちんと書いた方がいい。
認知症になる前に、健康な間にきちんとしておかなければいけないと痛感。
興味深い、とても役立つテーマだった。


続いて「金融資料館」見学。


写真を撮りたいが撮影禁止。
江戸時代の大判小判（本物）展示。
昔から現在までのお金が展示されていた。

七十七銀行の歴史などが見られる。

また外国のお札も引き出しに入れて展示。
行った事ある国のお札を見てもピンと来ない。
まぁ、忘れているのだけど・・・
中国以外は主にカードを使ったからお札の記憶はないのだ。
デンマークのお札はオシャレだった。

「自分の体重をお金で換算するといくらか！」のコーナー。
体重計に乗ってみる。
５億４千万円だった。
私の前に計った人は８億円！
大きい人だな～とは思っていた（笑）
小柄な友人は４億なんぼだった。

追記

ありゃりゃ、体重バラしちゃった。

１億円は１０キロだって！

５億４千万は５４キロ（笑）

尚、この金融資料館は一般に開放されていて声をかければ見学できるという。
１０：００～１５：００