鎌倉温泉

蔵王町平沢集落からどんどん入った山の中にある一軒宿の温泉。
昨年のリニューアル後、初めて行ってきた。


右側のお風呂のある建物だけが改築されたようで、
大正時代に建てられたという宿泊棟は以前のままだ。






脱衣室も明るく変身。
扇風機、ドライヤーあり。




以前はライオンの湯口だったがここも変っている。




５，６人が入れる浴槽はやや深め。
わずかな濁りも見える透明のお湯は４３度くらい。
若干のヌメリのあるやさしいお湯である。
冷鉱泉を薪で沸かした循環のお湯だが塩素臭はしない。




網戸にして外の空気を入れる。
お風呂から眺める緑はいいもんだ。


ここのお客さんはほとんどが常連さんで話がはずむ。
湿疹を治すために毎日通ってるという人もいた。
何度も泊まったという女性から話を伺う。

１泊２食付き５２５０円とリーズナブル。
素朴なおかずが少しづつお膳にいっぱい並ぶそうだ。
特にご飯がとっても美味しいらしい。

泊まってノンビリするのもいいかな～
季節によってはカメムシがいっぱいいるとか、
虫のいない季節に泊まろう。



脱衣室にあった桜の写真。
この季節にまた訪れてみたい。




玄関を入った右側の部屋にはテーブルが３，４卓。
お茶の用意もある。
ここは休憩室ではなくお茶を飲むだけの部屋との事。
待ち合わせにいい部屋だ。
休憩は別棟で１日１０５０円（入浴料込み）とお安い。

２００円だった入浴料はリニューアルとともに３００円になった。
それでも宮城県で３００円はなかなか無い。
皮膚病に効くと評判の温泉だけあって次から次へと人が絶えない。
のんびりするには泊まるしかないかな～



低張性アルカリ性冷鉱泉
２３・７℃　　pH９・４