大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

臨死体験その後 その一

2014-03-02 | 日記
ニンジンから宇宙へ
 昭和58年の5月のある日、爽やかな豊後の恋風がそよ吹く中で一人楽しくニンジンの間引き
をしていました。間引いた一本のニンジンをじっと見つめていると、無意識状態になってあの光
(臨死体験の時に見た光)の中にいました。ハッとした瞬間、全ての謎が解けたのです。
「全てのものは循環している」。そしてこの時からそれまで体験させられてきた霊視、霊感、
霊聴がその瞬間から消えて、あの光の中で体験した安らぎと、今まで体験したことのない
穏やかな日々へと変わったのです。
山川紘矢、亜希子夫妻との出会い
 おふくろと一緒に仕事をしながらこの話をすると、そんな話は狂ったと思われるから人に話すなと言われ、以後話さな
くなったのです。それでもこの体験がどういうことなのか知りたくて本やに出かけ、目に入ったのが山川紘矢、亜希子
訳の「アウト・オブ・ア・リム」という本で、内容に感激してすぐに山川夫妻に手紙を書きました。山川さん達はそれから
霊的な内容の本を訳すたびに送って下さいました。他の人が訳した霊的な本も手当たり次第に読みました。思えば
なぜか外国人著者の訳本ばかりでした。
 死後の世界を体験したことを書いてある内容と重なるような映像を体験としてたくさん見ていたので、あれが臨死
体験だということがわかりました。もう一人の自分がいるということは、あれがきっと死後の世界だったのだと確信した
のです。そして死んでも死なないし、肉体をあじめ地球上にあるもので自分のものなど一つもないことを、心と体で
自覚できたのです。自分の心の中を覗いてみると、欲しいものなんて何もなくなっているではありませんか。
この世で生きるために必要なものは、全て大自然から与えられているではないか、なんでお金儲けのために借金して
自然の流れから外れたビニールハウスを立て続けたりしたのだろう。お金に何の価値もなかった事に気付いてみる
と、どうしてあんな馬鹿な事をしたのかと反省しきりで、おかげで借金を返すのに27年もかかってしまいました。
 臨死体験をした人達は、人生観や価値観が全く変わり、自身の体調が良くなったり、人の身体を手当で治すことが
できるようになっていたりします。そして、本当に大切なものは何かということに気付いているのです。光、水、大自然
がいかに大切か、自分たちは生きているのではなく生かされているのだと気づかされています。
ですから、その後の人生はやさしい人になれるのでしょう。
高梁信次師との出会い
 多くの本を貪り読む中で、日本人で霊的なことを書かれた本に出会いました。高橋信次師の本です。師の書かれた
15冊の本を繰り返し読む中で、お釈迦様の悟りの基本は八正道であることを知ってからは、夜休む前に、八正道に
照らして反省する日々を続けました。そうすると人には宇宙の氣が入る七つのチャクラがあるそうですが、そのチャクラ
が3ケ月から半年くらいで次々に開いたと思える実感がありました。
 胸のチャクラが開いた頃から病気治しが出来るようになり、第五のチャクラが開いて人の想いが伝わったり、文章ら
しきものが書けるようになり、第六のチャクラが開いて20年以上になりますが、第七のチャクラは開きません。
まだまだ現世に未練が残っていて、心の奥深くで開くことを嫌がっているのかもしれません