大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ボルシチ料理

2014-03-16 | 食生活
赤いビーツがきれいな 
 野菜たっぷりのロシアのスープ
 ボルシチ
   <材料> A. じゃがいも 1個、玉ねぎ 1/2個、ニンジン 1/3本、牛肉 150g 全て2㎝角に切る
      ビーツ 100g(皮を剥いてせん切り)、 植物油 大さじ1+小さじ1、水 2カップ、レモン搾り汁 小さじ1と1/2
      キャベツ 1/8 (3㎝角に切る)、塩 小さじ1、こしょう 少々、サワークルーム 適量。
   <作り方> ①鍋に油大さじ1を熱し、Aを軽く炒める。水を加、沸騰したらアクをとり、中火にして野菜が
             柔らかくなるまで煮る。
       ②フライパンに油小さじ1を熱し、ビーツを炒める。①の汁を玉杓子2杯ほど加えて汁気がなくなるまで
        煮詰め、レモンの絞り汁を加え、①の鍋に加える。
       ③キャベツを加えて柔らかくなるまで煮る。蓋をすると赤い色が濁るので蓋をしない。最後に塩、胡椒で
        味を調えて火を止める。
       ④器に盛り、サワークリームを添え、混ぜて頂く。



冬景色

    

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夕張市の今


                    

     

スイス旅行顛末記 その1

2014-03-16 | 旅行
ただいまーーー!! (急だったので”行って来ます”もありませんでしたが・・)
娘婿の赴任先のスイス・チューリッヒで3週間過ごしてきました。
「2月の初め東京に行く」と連絡が来ていたので「ならホテルに米送るから持って帰って」
となっていたのが、「母さん一緒に行かない?」婿さんが飛行機代出してくれるという。
「行く行く、それなら行くーー!」と2つ返事。善は急げ。ありがたや。一生分の米と相殺ね。
 2/9、関東大雪・大混乱真っただ中の成田空港に予定通り到着し、娘と婿さんが
乗り換え出口で待っているとばかり思いきや、都内のホテルからのバスが運休。電車もだめ、
タクシーで向っているが、フランクフルト行の便には間に合いそうもないと連絡が来た。
(あ、そう・・・)と、千歳で預けたらあとはチューリッヒまで自動的に運んでもらうはずだった荷物を引き取る。
米7k、麹、大豆、塩各1k、餅2k他を詰め込んだカバンは片手では持てず、
ガラガラのついてない普通の小さなバックだから、カートに載せたら隙間から落ちそうだ。
空港の通路は毛布を巻いて横になっている人、人、人、、、、成田市内のホテルは2日前から満杯らしく。。。
娘たちの到着をベンチに座って待っていたら、「食堂やレストランも、もう食材が尽きているみたい」という話が
耳に入ってくる。今日はここで夜明かしか、、とタクシーで空港に向かう娘に食料調達を発令する。
1時間ほど待ってようやく3人合流し婿さんがANAのカウンターに行くと、なんと出たはずのフランクフルト行は
機材はあるが、機材を動かす人の到着が遅れて出発できずにいた。 あっはっはーと大笑い。
そして、悠々とチェックインを済ませ、ゆっくりコーヒータイムしながら4時間遅れで成田空港を飛び立った。
飛行時間12時間、時差がー7時間。予定通り昼の12時に成田を出ればフランクフルトに夕方4時着、
チューリッヒには夜の7時過ぎに到着するはずだったが、フランクフルト空港には夜の9時着となり、
ANAの計らいで思いがけずドイツのホテルで一泊することとなる。
私たちの様にここで乗り継ぐ人が20人くらいいたが、荷物を受け取った人から順番にANAの担当の男の人の
誘導でホテルに向かうバス乗り場に急いでいる。私たちの荷物はいくら待ってもなかなか出てこず、
ドイツ人らしいANAの女性が「イシイサン、イシイサン、、モシモシ」とトランシーバーで彼を呼び続けている。
あのひとイシイサンなのか。イシイサンの仕事も大変だな。イシイサン段取り悪そうだな。と勝手なこと思う。
「ねえ、もしわたし一人で来ても、イシイサンがいてくれたらなんとかなるかな?」と婿さんに聞いたら
「ならないと思います」とはっきり言われた。
こんなに至れり尽くせりは日本だけらしい。他国の航空会社ならホッタラカシにされて当たり前らしい。
ようやく米と麹と豆と塩と餅の入った小さなカバンが再び手元に戻された。
「まるで鉄アレイのようですね、お母さん」と婿が呆れ顔で自分のスーツケースの上に載せてガラガラ引いてくれる。
最後に残った日本人5-6人を乗せたバスがホテルにむかって走りだした。夜の10時を過ぎていた。
一寸先に何が待っているのか想像もつかないことの連続。
すべてを放して天に任せて今の一瞬を味わう。