日本を発って36時間、チューリッヒ時間で10日朝9時すぎ、ようやく娘の家にたどり着く。
そして、やれやれと3人でお茶を飲んだような飲まないような、、その時のことは覚えておらず、、
カアチャンちょっと一眠り。。と2-3時間眠って起きたら婿さんは出勤した後。元気だな。。
「母さんお腹すいてない?」と娘が湯を沸かし、スイスでの初食は、日清の”どんべい”だった。
明るくて広くて洗練されたキッチンの白い大扉を開けたそこには、ヨリドリミドリのインスタント麺が
キッチーンとぎっしり並んでいる。 その、あまりのギャップに面食らいながら麺を喰らう。
娘の麺好きを知る日本から出張に来る会社のめんめんが、手土産に持ってきてくれるのは麺。
うどん、そうめん、佃煮にお茶漬けの素、味付け海苔、きのこご飯の素、江戸歌舞伎揚げ、、、、
台所の棚の中は日本語で溢れていた。 毎日この麺ならゴメンだな・・と思いながらその日の夜何食べたか覚えておらず、、、
翌朝6時ころ目が覚めてキッチンにいたら.シャワーを浴びて会社に行く支度をした婿さんが入ってきた。
真っ白な壁に組み込まれていた大型冷蔵庫(こんな所にあったのか!)からヨーグルトと牛乳を出して一人で手際よく摂取し、
「毎朝じぶんで適当にやってます。じゃあ、いってきます。」とニコニコと出かけて行った。娘はまだ起きてこない。
ここに来た目的は、やはり飯炊きおばばか・・・・・そんなことだろうとは思っていたが、、腕が鳴る、ぶんぶんぶん♪
しかし、一応この家の主婦である娘の領域に無遠慮に踏み込んでは角が立つ。けんかしたら逃げ場が無いし。
くれぐれも説教めいた余計なことは言わぬようにと自分に言い聞かし、注意深く暮らし始める。
が、朝早く目が覚めてしまうので、いつだれが食べてもいいように、みそ汁とおにぎりを握って置いておくようにした。
やがて起きてくる娘と婿さんが二人そろって幸せそうに味噌汁をすすっている姿をみるのが母にとっては何よりのご馳走だ。
そのあと自分はパンとコーヒーでゆっくり朝食。こちらのパンはほんとうに美味しくてパン好きにはたまらない。
婿さんがおにぎりを弁当に持っていくようになる。会社の近くでランチをすると2000円かかるという。
娘は日中何しているのかと思えば、絵をかいたり、粘土遊びしたり、紙工作したり、、、まるで夏休みの小学生だ。
母は山になった洗濯物、ワイシャツのアイロンかけ、、、、いくらでもやることが見えてしまい、せずにいられない。
「あ、かあさんやってくれたの~~ありがとー」と言われると、さらに何かないかと探してはせっせとやる。
やることが山のようにあって一日中退屈知らず。面白くて仕方ない。
おしゃれな家具や調度品付きの部屋には、ちょっと不似合いなほど使い込まれたアイロン台が洗濯室の前に置かれていた。
この部屋の持ち主の奥さんもアイロンかけ大好きだったのかな。。。と想像する。
こんなに遠く離れた国でも、衣服を洗い、アイロンで仕上げ、食事するために食器を使い、その食器を水で洗い、、、、
スーパーには野菜があふれ、あらゆる食品や調味料、パック詰めのお惣菜、海苔巻、生寿司までが並んでいる。
毎日毎日繰り返される衣食住の生活は世界中どこにいても同じなのか。。。
食事は悲しいことがあった時少しだけ食べる法律の国とか、嬉しい時にはお腹がすかない人種とか、、、いないのだろうな。
なのに、言葉と文字だけがどうしてこんなにちがうのかな・・・・
そして、やれやれと3人でお茶を飲んだような飲まないような、、その時のことは覚えておらず、、
カアチャンちょっと一眠り。。と2-3時間眠って起きたら婿さんは出勤した後。元気だな。。
「母さんお腹すいてない?」と娘が湯を沸かし、スイスでの初食は、日清の”どんべい”だった。
明るくて広くて洗練されたキッチンの白い大扉を開けたそこには、ヨリドリミドリのインスタント麺が
キッチーンとぎっしり並んでいる。 その、あまりのギャップに面食らいながら麺を喰らう。
娘の麺好きを知る日本から出張に来る会社のめんめんが、手土産に持ってきてくれるのは麺。
うどん、そうめん、佃煮にお茶漬けの素、味付け海苔、きのこご飯の素、江戸歌舞伎揚げ、、、、
台所の棚の中は日本語で溢れていた。 毎日この麺ならゴメンだな・・と思いながらその日の夜何食べたか覚えておらず、、、
翌朝6時ころ目が覚めてキッチンにいたら.シャワーを浴びて会社に行く支度をした婿さんが入ってきた。
真っ白な壁に組み込まれていた大型冷蔵庫(こんな所にあったのか!)からヨーグルトと牛乳を出して一人で手際よく摂取し、
「毎朝じぶんで適当にやってます。じゃあ、いってきます。」とニコニコと出かけて行った。娘はまだ起きてこない。
ここに来た目的は、やはり飯炊きおばばか・・・・・そんなことだろうとは思っていたが、、腕が鳴る、ぶんぶんぶん♪
しかし、一応この家の主婦である娘の領域に無遠慮に踏み込んでは角が立つ。けんかしたら逃げ場が無いし。
くれぐれも説教めいた余計なことは言わぬようにと自分に言い聞かし、注意深く暮らし始める。
が、朝早く目が覚めてしまうので、いつだれが食べてもいいように、みそ汁とおにぎりを握って置いておくようにした。
やがて起きてくる娘と婿さんが二人そろって幸せそうに味噌汁をすすっている姿をみるのが母にとっては何よりのご馳走だ。
そのあと自分はパンとコーヒーでゆっくり朝食。こちらのパンはほんとうに美味しくてパン好きにはたまらない。
婿さんがおにぎりを弁当に持っていくようになる。会社の近くでランチをすると2000円かかるという。
娘は日中何しているのかと思えば、絵をかいたり、粘土遊びしたり、紙工作したり、、、まるで夏休みの小学生だ。
母は山になった洗濯物、ワイシャツのアイロンかけ、、、、いくらでもやることが見えてしまい、せずにいられない。
「あ、かあさんやってくれたの~~ありがとー」と言われると、さらに何かないかと探してはせっせとやる。
やることが山のようにあって一日中退屈知らず。面白くて仕方ない。
おしゃれな家具や調度品付きの部屋には、ちょっと不似合いなほど使い込まれたアイロン台が洗濯室の前に置かれていた。
この部屋の持ち主の奥さんもアイロンかけ大好きだったのかな。。。と想像する。
こんなに遠く離れた国でも、衣服を洗い、アイロンで仕上げ、食事するために食器を使い、その食器を水で洗い、、、、
スーパーには野菜があふれ、あらゆる食品や調味料、パック詰めのお惣菜、海苔巻、生寿司までが並んでいる。
毎日毎日繰り返される衣食住の生活は世界中どこにいても同じなのか。。。
食事は悲しいことがあった時少しだけ食べる法律の国とか、嬉しい時にはお腹がすかない人種とか、、、いないのだろうな。
なのに、言葉と文字だけがどうしてこんなにちがうのかな・・・・