大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

今年も赤峰さん

2016-02-17 | 日本を考える
今年もまた赤峰勝人さんを北海道に迎えてお話をして頂く日が近づいてきた。
振り返れば20年も前、農業研修先の本棚で「ニンジンから宇宙へ」との衝撃の出会い。
そのあと就農し、長沼の女性たち数人で「ニンジンから宇宙へ」の輪読会を始めた。
『輪読会を重ねて、少しでも内容の実践が深まった暁には北海道に来ていただきたいです』
と 自分の背中を押すように、思い切って赤峰さんに手紙を出した。冬のことだった。
何年かかるだろう・・と思いきや、その冬に輪読会のメンバーのご主人が大分の赤峰農場で
定期的に開催されている”百姓塾”に参加し、各々の中で意識の進化が加速する。
その時の百姓塾に 島牧村で米つくりをしている波多野さんが参加していた。
波多野さんは奥さんをガンで亡くした。奥さんの強い願いであった赤峰さんとの出会い。
波多野さんの瞬発力が爆発し、その翌年2007年の4月、第一回札幌赤峰講演会実現。
それからこうして、ほぼ毎年赤峰さんを迎えて、もう何度目になるのだろう・・・・
自分は裏で子ども預り係や塩や芋の販売係りなどで、肝心な講演の内容はまともに聴いたことが無いのが残念だが、
会場の中でタイムキープ係の夫は、「今回は今迄と全くちがった!!」と毎回感動している。
赤峰さんの自然界に対する、実践を通した深い洞察眼、いつ読んでいるのかと思うほどの読書量。
長年続けている合気道を通して磨きのかかった精神力。畑作業の合間を遣り繰りし、どうしても伝えたいことを伝え歩く。
講演会の最後に質疑応答の時間があるが、何度かその場面に遭遇し、その時の赤峰さんがまさに赤峰さんだと感じる。
その場面のいくつかを今思い出しても、こみ上げてくるものがある。愛の人だと思う。
一見、どこにでもいるような、気の良いおじさんだ。仙人に非ず。 人間臭さは超一流。御年73歳。
講演内容はもちろんだが、ひとりでも多くの方々に赤峰講演会で赤峰勝人氏を感じて頂きたい。
今年は、なずなの塩場を任されている、ご子息の茂さん(奥様似の超イケメン)が初同行されます。

☆赤峰勝人講演会☆ 食べることは、生きること 大地を耕す百姓からの”いのち”のメッセージ
   場所  札幌エルプラザ 大ホール 札幌市北区北8条西3丁目 TEL 011-728-1222
 1日目 2016・3/12 (土)「循環のはなし」
 2日目 2016・3/13 (日)「陰陽講座」
 
どちらも開場12:30 開演 13:00~16:30
入場料 各2500円  前売り券2000円

お問い合わせ/北海道なずなの会世話人会
090-3119-8004(水田)090-5222-9780(永野)011-758-3322(昴の木)
チケットはホームペイジからも予約できます
http://nazuna.press328.com